作品一覧

  • 性表現規制の文化史
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    「えっちなのはいけません!」という社会規範は、いかにして生まれたのか? 気鋭の法学者が、性表現規制の東西の歴史を読みとき、その背後にある政治的な力学を鮮やかに描きだす、必読文献! 東浩紀さん、宮台真司さん 推薦! 性表現規制の歴史は、 「自分より道徳的に劣る人々」を発見し、保護する歴史にほかならなかった! 表現規制に関心のあるすべての読者、必携の書。 (東浩紀) 法の猥褻と習俗の猥褻はどのように異なるのか。 習俗の猥褻は社会の階層構造に沿って変化する。 法の猥褻はそれを参照しつつも統治目的に従う。 本書は猥褻を規定する社会の力を徹底解明した。 (宮台真司) 装画=山本直樹 【目次】 第一章(基礎編) 「猥褻」とはそもそも何なのか  第二章(歴史編) 「性(えっち)」の比較社会論 第三章(近代史編) 市民社会と道徳 第四章(法制史編) 「えっちな表現」はいかに取り締まられてきたか  第五章(法制史編その2) 「えっちな表現」規制はいかに制度化されたか 第六章(日本編) 日本における性表現規制の歴史
  • 著作権の原理と現代著作権理論
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  • もう一つの著作権の話
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  • もう一つのプライバシーの話
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  • ハッカー倫理と情報公開・プライバシー
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  • コピーライトの史的展開
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  • グリゴリの捕縛
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  • 性表現規制の文化史

    Posted by ブクログ

    文句なしに面白い。
    表現に対して敏感な昨今、この本を通じて改めて性表現規制が辿った道筋を見てみることが、「LGBTQ」や「ポリコレ」などへの配慮によって行われる表現の自主規制の未来を考える足がかりになるのではないかと思った。
    表現に対して考える必要がある人や、表現の主体となる可能性がある人は必読だと思う。
    内容も比較的平易な文章でまとまっていて素晴らしい。
    読んで後悔なし!

    0
    2024年07月09日
  • 性表現規制の文化史

    Posted by ブクログ

    twitter上でのフェミニズムを名乗る活動が概ね反ポルノ活動であることに興味を覚え、そもそもなんで猥褻が悪いとされているのよ?と読み始めた本でした。性道徳に最も行動を抑圧されているのは女性であるという認識を持っていて、フェミニストを名乗る人々の活動と整合しないからです。

    (以下内容)
    性のタブー化、猥褻表現の禁止に時代を超えた必然性はなく、特定の宗教的信念の発露に過ぎないという立場で性表現規制がどうあったかを見ていく本。

    まず猥褻という概念がその起源においては性と無縁であったこと、西洋の貴族階級がスムーズな財産相続のために婚姻外の生殖を避けたことの2点からスタートし、いかにして性が社会に

    0
    2022年05月12日
  • 性表現規制の文化史

    Posted by ブクログ

    猥褻表現がいかにして規制されるに至ったか、さまざまな視点から歴史を紐解いて考察しており勉強になった。

    0
    2019年12月26日
  • 性表現規制の文化史

    Posted by ブクログ

    表現の規制に関する考察が述べられており、大変参考になった。規制の推移に納得感があり、無理なく理解できた。

    0
    2019年02月11日
  • 性表現規制の文化史

    Posted by ブクログ

    社会学の専門家による性表現の規制について研究した結果をまとめたもの。サークル同人誌に掲載されたものをまとめて、書下ろしを加え、本にして出版している。研究は精緻で、歴史的にまた米英の状況を含め、かつわかりやすい内容となっている。なぜ性表現は規制しなければならないのか、の経緯がよく理解できた。学術的で論理的で、有意義な内容であった。
    「(欧州12世紀 上流階級)夫と妻との間に恋愛感情があることは珍しく、通常の場合、それぞれが別の恋人を持っていました。すなわち、結婚と恋愛がまったく分離していたわけです」p42
    「「猥褻(わいせつ)」とは、歴史的には、庶民の日常的なだらしない生活の様子を指すことばで

    0
    2018年10月21日

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