一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

作者名 :
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作品内容

12万字書き下ろし。未発表スケッチ多数収録。
出会いと別れの“大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録。

「ちょっと暗めの部分もあるお話 ―― 日記というか記録です。
人生にはいろんな出会いがあります。
これは私の出会った方との交友が失われた人間関係失敗談です」


――私は一切を忘れて考えないようにしてきました。考えると苦しいし、眠れず食べられず目が見えず、体調不良になるからです。忘れれば呼吸ができました。体を動かし仕事もできました。前に進めました。
これはプライベートなことなので、いろいろ聞かれたくなくて、私は田舎に引っ越した本当の理由については、編集者に対しても、友人に対しても、誰に対しても、ずっと沈黙をしてきました。ただ忘れてコツコツと仕事を続けました。そして年月が過ぎました。静かに過ぎるはずでした。
しかし今回は、その当時の大泉のこと、ずっと沈黙していた理由や、お別れした経緯などを初めてお話しようと思います。
(「前書き」より)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
エッセイ・紀行 / エッセイ
出版社
河出書房新社
ページ数
352ページ
電子版発売日
2021年04月21日
紙の本の発売
2021年04月
サイズ(目安)
29MB

一度きりの大泉の話 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月30日

    本書の否定的な前評判を聞いて、読まない選択をするのも、それはそれで有りだとしても…
    1970年代に小、中、高校生のすべてを過ごし、漫画の洗礼をどっぷり受け、中でも萩尾望都と竹宮惠子のふたりをどちらもリスペクトするひとりのファンとして。読んで良かった、と心から思う。
    「一度きり」覚悟をもってあの時代を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月07日

    登場する関係者の作品をほとんど読んでいないため、本書を読むことを躊躇していた。
    読んでみたら、人間と人間の生の関係性が痛々しいほど綴られていた。しかも半世紀も黙っていたことを。
    「他人が何を考えているか分からない」「内気で自分からはうまく言えない」と悩んでいるなら、もしかしたら共感できる内容だと思う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月21日

    24年組の信者としてはかなりショッキングな本でしたが、ただ受け止めるばかりです。
    良いも悪いもない、「そうなんだ…」という言葉しかないです。一度きりの、というタイトルがまた胸が痛くなります。

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    Posted by ブクログ 2022年01月22日

    「ポーの一族」や「トーマの心臓」他、多数の名作を生みだしたレジェンド漫画家の半生記、交遊録、そして悲痛な心の叫びを記した衝撃の一冊。

    読む前は、著者が若いころを過ごした東京都練馬区大泉時代の懐かしく、楽しい時代の、「トキワ荘」タイプのエッセイだろうと思っていたら、全く正反対のものだった。

    197...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月26日

    少女漫画はほとんど読まないが名前は知ってる萩尾望都と竹宮惠子。1970年から練馬の大泉で共同生活を送っていたが、1973年にバラバラになる。以降萩尾は竹宮と一切連絡をしていない。理由について一切語っていなかったが、最近大泉時代について質問されたり、ドラマ化したいという話が多くあるので、ここでそれを説...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月28日

    こんな本を書かなきゃいけないくらいプライベートが荒らされて、しんどかったんだろうな。

    竹宮惠子サイドはどう書いてるのか気になるので読まなければいけないと思った。

    萩尾望都は小さい頃から読んでいて大好きなので、これから心穏やかに生活できることを心から願うばかり。そしてこれからもいい作品を生み出して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月03日

    こんなに痛々しく、こんなに強靭な想いに満ち溢れた本には出合ったことないかもしれません。それもメディアに対して大泉時代の話は今後一切受け付けない、という意思表明のメッセージを発信するための、作者が現在必要としている機能を果たすべく生まれた本です。そういう意味では、一度きりの「大泉の話」であると同時に、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月25日

    伝説の大泉サロン、その当事者である萩尾望都が語る彼女から見た真実。事実関係は、もう一方の当事者である竹宮恵子の「少年の名はジルベール」を重ねて読むと良く分かる。萩尾は天才で、見たものすべてをマンガにできる画力と卓抜なアイデアを併せ持つ。いわば、周りをすべてなぎ倒して進む巨人だ。しかし、本人にその自覚...続きを読む

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    購入済み

    一度きりの大泉の話

    2021年09月23日

    萩尾先生から見た大泉の話が語られています。
    口語らしい文章だなと思ったらインタビューから文字を書き起こしたようです。
    ご本人が仰るように萩尾先生は人間関係の苦しい部分(嫉妬など)について少し鈍感なんだと思いました。素直で器用ではないけれど天才肌で、周りからしたら脅威に思われたのかもしれません。萩尾先...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    西武池袋線大泉学園駅では銀河鉄道999の車掌さんの等身大フィギアが乗降客を迎えてくれる。漫画家の松本零士が住んでいるからだ。駅の外には矢吹丈、メーテル、ラムちゃんなど銅像が設置されている。漫画で街興ししているようだ。

     かれこれ30年くらい前までは、私もここに住んでいた。一橋大学を誘致した中央線国...続きを読む

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