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奇蹟のピアニスト、フジコ・ヘミング。幼い頃から才能を発揮し、高く評価されていたにもかかわらず、不遇の時代をすごしてきた天才ピアニスト。1969年、リサイタル直前に風邪で聴力を失い、やむなくすべてのコンサートをキャンセル。その後、耳の治療に専念する傍ら、ピアノ教師として生計を立て、演奏活動を行ってきた。1999年、そんなフジコを取り上げた『フジコ~あるピアニストの軌跡~』(NHK)が放送されたことがきっかけでブレイク。多くの苦難を乗り越えたフジコの演奏は視聴者の魂を揺さぶり、大反響を巻き起こした。ピアノと共に壮絶な人生を歩んできたフジコ。本書では「うまくいかないほうが当たり前」「じぶんらしく生きる」という、偉才ならではの人生観や死生観、生活観に迫った気持ちが軽くなるエッセイです。フジコに密着し続けてきた写真家・中嶌英雄氏の貴重写真も多数掲載。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年01月28日
文体に女性の話し言葉(~なの、~だわね等)が遣われているのは好きじゃないけど、内容的にはサブタイトルにもあるようにフジコ・ヘミングさんの人生哲学がよく分かって面白かった。特に彼女の音楽に対する気持ちが窺えて、いい。
こよなく音楽を愛すること。
作曲家に畏敬の念を持つこと。
作曲家の背景や、楽...続きを読む
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