荒井裕樹の作品一覧
「荒井裕樹」の「生きていく絵 ──アートが人を〈癒す〉とき」「イミダス 現代の視点2021」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「荒井裕樹」の「生きていく絵 ──アートが人を〈癒す〉とき」「イミダス 現代の視点2021」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
何が良くて何が悪いか。
立ち止まって考える時間をもらえないほど、
世の中に流されている感覚がある。
衝撃的なニュースに、群がる匿名の人たち。
みんなが言っていることなら言っていいんだっけ??
SNSのおかげで共感の文化が強くなりすぎていない?
一対一で面と向かって同じこと言えるのかな…?
言葉で救えることなんてないのかもしれないけれど、
「言葉を信じる」素通りしないエッセイに救われる時間。
答えがスッキリ出なくても、ぐるぐる考える時間。
同じようなことを「ん?」って思っている人がいると知る時間。
いわゆる「生きづらい人」「立場の弱い人」
と言われるけれど、どこを基準にしているのだろう?
Posted by ブクログ
これもまた、相模原事件を受けて書かれたものといえるだろう。最近、あの事件がどのようにとらえられていた/いるのかに興味があって関連する本を何冊か読んでいる。そんなことでこの本を読んだ。けれど、それ以前から著者の荒井さんの本は読みたい本リストにしばらくの間入っていたはず。
障害者に対する差別や偏見、社会の対応について、よどみなくときに厳しく明確に言葉を紡ぐことができる人として受け止めた。自分は一応、障害者じゃないほうでいながら障害者差別はいかんと思っているんだけど、ではなぜ障害者差別はいけないのかと問われたり、自分が矢面に立つような場面にもしなったら毅然とした態度をとる自信がいまいちない。それは
Posted by ブクログ
数年に一度に出会えるかどうか、と思えるほどの素晴らしい作品でした。
一貫して平易な文章に努めながら、かつ誘導や断定を注意深く避けながら通説でない北條民雄に迫り、しかも同時に現在社会の病理をさりげなく照らす。
そして、望外の収穫は、この作品を通じて、初めて文学研究という営みの価値を実感することができたことです。
また、「北條民雄に自分の影を見る」の一文は、長年わたし自身が社会に対して納得できないと思っていた違和感を明確に言葉にしてくださっていました。こうした視点を持つ先生だからこその、この作品の高み、とも言えるでしょう。
ひとりでも多くの人に、いま読んでほしい一冊です。
Posted by ブクログ
今、日本という国で少しずつ降り積もってしまっている、侮辱し、貶め、罵り、蔑み、差別する言葉の存在に気付くことを促し、その存在に警鐘を鳴らすことを試みた本。
著者は障害者やハンセン病患者たちと長年の交流を行ってきた。
その差別され抑圧されてきた当事者たちの「生(なま)」の言葉を多数引用し、その重みを示す。
戦争の歴史や優生保護法という差別を具現化した恐ろしい法律、ハンセン病患者隔離の事実、精神病を「治す」こと、ALS患者の体験、水俣病の背景など、事実を紹介することに留まらず、それに関する著者の経験の中にあった「言葉」に着目し、問題の正体と改善策を考えようとしている。
例えば、戦時中の障害者