「松浦寿輝」おすすめ作品一覧

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2017/12/08更新

ユーザーレビュー

  • 名誉と恍惚
    好き。
    大傑作。


    芹沢一郎。


    心理描写が丁寧で、
    「彼の気持はあたしの気持」
    っつーくらい入り込んでくる。

    丁寧に読めたと思う。


    うちの家族全員が、読書しているあたしに向かって、
    「それ辞書?」
    と聞いてきたのも良い思い出。
  • 名誉と恍惚
    まあすごい大作です。
    長い小説はその世界観にどっぷり浸かれるかどうかが、読み疲れるかどうかの瀬戸際だが、これはもう上海の雰囲気、匂いまでが伝わってくるのがすごい。
    心理描写や独白はクドイと思われる向きもあるかと思いますが、これらの多用によって夢かうつつかの戦争のなかの混沌というイメージをうまく表現し...続きを読む
  • BB/PP
    好き嫌いがはっきりわかれるだろう、この短編集は。スノッブって言ってしまったらみもふたもないかもしれない。
    でも、年を重ねて過去の記憶と向き合うことって、たとえばあの頃は良かったって思うのはやっぱり、人生は綺麗なだけじゃないし、本当のことは誰にも見えないんだよなっていうことをすごく考えることにつながっ...続きを読む
  • 名誉と恍惚
     ずっと呻吟してきた長年の懸案にやっと目途がついたので、我慢してきた一冊をようやく手に取った。日中戦争期の上海を舞台に、日本人と朝鮮人の血を引く工部局警察官が日本陸軍特務機関の策謀に巻き込まれていくハードボイルド・ミステリーと言われれば、わたしの触手が動かないはずがない。全760ページ、早く先の展開...続きを読む
  • BB/PP
    『人間って、結局、自分の身の丈相応でしか他人を判断できないんだよね』―『ミステリオーソ』

    例えば村上春樹の小説によく登場する暗い穴。作家はその底をよくよく覗き込んで人の奥底に潜む凶暴な人格を暴き出そうとする。しかし村上春樹の小説で描かれるそれは、所詮(と言ってよければ)カエルくんによって元の暗い地...続きを読む