わたしが行ったさびしい町

わたしが行ったさびしい町

1,980円 (税込)

9pt

4.0

泡粒のように浮かんできては消えてゆく旅先の記憶。ペスカーラ、名瀬、シャトー=シノン、台南、トラステヴェレ、コネマラ、タクナ、長春、中軽井沢……。日常を離れた旅の途上で、人は凝り固まってしまっていた観念や思い込みを脱ぎ捨て、心も躯も身軽になる。こんな時代だからこそ読みたい、活字で旅する極上の20篇。

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わたしが行ったさびしい町 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    村上春樹ライブラリー階段の本棚にあったのをパラパラめくり、ぜひ読もうと思った一冊。
    名著『名誉と恍惚』の作者による、紀行文…なのかな。

    旅の本が好きなのだが、この本は単なる町の風景や出来事の描写だけでなく、様々な思索やよしなしごと(と本人は仰るだろう)が織り交ぜられた文章が魅力である。

    一番行っ

    0
    2022年04月17日

    Posted by ブクログ

    おそらく、旅に関するエッセイとしては極上の部類に入るのではないか。その旅の細部はほとんど忘れてしまっても、その中でくっきりと記憶に留まっている事柄の記述は、読者があたかも追体験するような錯覚を起こさせる。

    0
    2022年04月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルどおり、筆者が旅行や出張で訪れた国内外のふつうでさびしい町について語られてる。
    旅行本ってガイドブックだけじゃなかった!

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    講演会で江國香織さんがオススメしていた旅エッセイ。旅エッセイというと旅行先で起きた事件を面白おかしく綴っているものが多いイメージだけどこれは旅行先で筆者が味わったひたすら寂しい気持ちが綴ってある。読んでると「何やってるんだ…」ってなんかいたたまれない気持ちになる。読んでて台湾に行く時に飛行機のエンジ

    0
    2021年12月31日

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