内山奈緒美の作品一覧
「内山奈緒美」の「キュリー夫人と娘たち 二十世紀を切り開いた母娘」「同意」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内山奈緒美」の「キュリー夫人と娘たち 二十世紀を切り開いた母娘」「同意」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
恋愛に年齢は関係あるのか、中々複雑な問題ではあるが、答えは絶対にYESだと思う。
正確に言えば恋愛に年齢は関係ない(未成年者除く)と答えたい。
性被害は必ずしも無理矢理レイプされたり、見知らぬ人間から被害を受けるわけではない。
むしろタチが悪いのが弱みに漬け込んだり、優しさや尊敬、信頼を利用した性暴力だ。
特に未成年がゆえの無知や思春期特有の感情には漬け込みやすい。言わば洗脳に近い。
この本でもタイトルにあるように間違いなく主人公は「同意」した。未成年への性行為の法律があるにせよ、同意があれば問題ないと言うような意見がある。
しかしそれは本当の同意なのか?同意の定義とはなんなのか?常日頃胸につ
Posted by ブクログ
フランスの文学界が激震。14歳の時に当時50歳だった流行作家ガブリエル・マツネフ氏から1年間に渡る性的虐待にあったヴァネッサ・スプリンゴラ氏が出版した『同意』。その邦訳が本著。
様々な考えがあるが、社会的コンセンサスとしても、小児性愛は刑事罰を伴うものである。LGBTQでは性的指向の多様性に理解を示す中で、この境界線は対象年齢だ。子供の〝合意“は無効。これは、その他の契約事項にも準ずる考えで合理的な考え方だ。
この問題を理解するポイントは後二つあると思う。一つは思春期における自己暗示や自我の形成に要する自己否定。もう一つは、男女の性の力関係の差異。つまり、年齢による社会責任、人格未形成時に
Posted by ブクログ
この本のタイトルに惹かれて読んでみた。
キュリー夫人は小学生の時の何の教科書だったかは記憶にないが、『暗闇の中に光る物質を見つけたのが、ラジウムだった。』的な内容は記憶している、その時の挿絵とともに。
しかし、放射性物質の発見者くらいしか彼女のことは知らなかったから、新刊で出たこの本を読みたくなった。
もちろん翻訳本だが、書き手のクロディーヌ・モンティユさんの書きぶりは少々まどろっこしく、3人の歴史的背景を説明するくだりは重なりもあり、登場人物も多くなかなかな本だった。
しかし、読後は知らなかったことを知りえた満足感に包まれた。
聡明な3人の女性たちの生き様が迫ってくる気がした。
そしてまた、