森本あんりの一覧

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作品一覧

2021/04/20更新

ユーザーレビュー

  • 不寛容論―アメリカが生んだ「共存」の哲学―(新潮選書)
    偉人の偉人たる偉業に触れられる良書

    1.「寛容」には、「個人の心の寛さ(耐性)」と「社会的な体制」とがあり、本書は、後者について論じている所が興味深い。
     中世における「寛容」とは、一つの価値体系の中に他者を位置づける、実際的な方法であった。
     要するに、悪いことだけど、厳しく罰すると、別のもっと...続きを読む
  • 不寛容論―アメリカが生んだ「共存」の哲学―(新潮選書)
    近代や現代の寛容論ではなく、その源流とも言える中世の寛容論を下敷きに、米国建設前(植民地時代)の人物でもあるロジャーウィリアムズに焦点をあて、彼にとって寛容が如何なるものだったのかを中心に論じている。
    彼が重んじた「礼節」について、「マナー」に通じるところがあると感じつつも、「マナー」よりもより深層...続きを読む
  • 異端の時代 正統のかたちを求めて
    正統と異端に関して、カトリックをベースに社会現象も含めた議論は非常に難しかったが、基本的な考え方に関して多くの切り口を備えておくことの重要性を再認識させられた.キリスト教を基に議論が展開されていたが、仏教の話も出てきて著者の目のつけ方の深さを実感した.宗教的な、特にカトリックでいう「正典」「教義」「...続きを読む
  • シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理
    『反知性主義』と『異端の時代』のエッセンスを凝縮した講義録。ポピュリズムの視点からみたトランプ、オバマ、サンダーズの共通性など、挙げられている事例も興味を惹く。森本氏の議論に関心のある人は、まずはこの本から手に取るのがよいと思う。
  • 異端の時代 正統のかたちを求めて
    トニ・モリスン「他者の起源」の日本語版序文の解説を読み、著者に興味が湧いたので読んでみた。

    著者のフィールドであるキリスト教史において「正統・異端」がどのように生まれ、機能しているかから始まり、ゆくゆくは現代のアメリカや社会を覆う正統なき異端の時代を、見事に読み解いている。

    「正統・異端」という...続きを読む