教養を深める 人間の「芯」のつくり方

教養を深める 人間の「芯」のつくり方

880円 (税込)

4pt

4.0

●教養とは、人間がより人間らしくあるために必要な「知の営み」である――。 ●ファスト教養に陥らない「本物の学び」とは何か? ●リベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と本気で考える。 近年、「たしかな教養を身につけたい」という風潮が広まり、書店でも「教養」をタイトルに冠する本が所狭しと並んでいる。なぜ現代において教養が必要とされるのだろうか。そもそも「リベラルアーツ」は何のために生まれたのか。神学者であり、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と議論を交わし、その本質に迫る。

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教養を深める 人間の「芯」のつくり方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「今日の世界を覆っている戦争と貧困、抑圧と不正義のなかで、それでも人間らしくあることを貫こうとすれば、やはりどこかで腹をくくる覚悟が必要になります。リベラルアーツとは、人が人であるのとを貫くために必要な精神の力を養う学びのことです。」(「はじめに」) 
    対談(五木寛之、藤原正彦、上野千鶴子、長谷川眞

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    ー ChatGPTで教養は得られない
    人類学者の長谷川眞理子との対談での一言。「見つめ合う」事で、オキシトシンが出て愛着が強まるという。確かに、心が動かされた時の記憶の強い定着は確かだ。しかし、AIから教養は得られないとは、少し言い過ぎではなかろうか。

    教養とは何か。本書で引用される児童教育の専門

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    混乱の時代にあっても、人間がより人間らしくあるために必要な知の営みリベラルアーツ。
    4人の識者とリベラルアーツの本質に迫る。

    0
    2024年08月29日

    Posted by ブクログ

    アリストテレスが、1つの徳だけに秀でるのは良くない(≒ギフテッドではなくラウンデッドであるべき)と考えていたという話は興味深い。スペシャリストやエキスパートであることが称揚されるが、そうなるなという教えは結構衝撃を受ける。

    人々を挑発する知がリベラルアーツだという宣言は、森本あんりらしくて好きかも

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    森本あんり先生が、五木寛之、藤原正彦、上野千鶴子、長谷川眞理子という、錚々たるメンバーと教養について対話する本。

    情報が氾濫し、価値が揺らぎ、予測不能なこの時代に本当に必要なものは決してファスト教養のようなペラペラの外観ではない。真の教養とは何か、AIが台頭してきている世の中で我々は何を考えるべき

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    最近巷でよく聞く「教養を身に着けたい!」という声。
    が、その内実をよくよく聞くと知識人ぶって一目置かれたいだとか世界のエリートがやっているから身につけなくちゃというものが多い。

    でも、それってホントに教養なの?
    という疑問から始まった本書。

    本書でいう教養とは
    良き市民をつくるためのベースである

    0
    2024年02月25日

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