オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

【内容紹介】
総取材時間20時間以上!
オードリー・タン氏自身が、自らの考え、行動、夢を語る。

世界のメディアがいま、最も注目するテクノロジー界の叡智が、描くデジタルとAI(人工知能)の未来!
台湾は、2020年に全世界を襲った新型コロナウイルス(COVID-19)の封じ込めに唯一成功しました。

本書は、その中心的な役割を担った若きデジタル担当政務委員(閣僚)が、コロナ対策成功の秘密、デジタルと民主主義、デジタルと教育、AIと社会・イノベーション、そして日本へのメッセージを、自身の言葉で語りつくします。

【著者紹介】
[著]オードリー・タン(Audrey Tang 唐鳳)
台湾デジタル担当政務委員(閣僚)
1981年台湾台北市生まれ。幼い頃からコンピュータに興味を示し、12歳でPerlを学び始める。
15歳で中学校を中退、プログラマーとしてスタートアップ企業数社を設立。
19歳のとき、シリコンバレーでソフトウエア会社を起業する。
2005年、プログラミング言語「Perl6(現Raku)」開発への貢献で世界から注目。
同年、トランスジェンダーであることを公表し、女性への性別移行を開始する(現在は「無性別」)。
2014年、米アップルでデジタル顧問に就任、Siriなど高レベルの人工知能プロジェクトに加わる。
2016年10月より、蔡英文政権において、35歳の史上最年少で行政院(内閣)に入閣、無任所閣僚の政務委員(デジタル担当)に登用され、部門を超えて行政や政治のデジタル化を主導する役割を担っている。
2019年、アメリカの外交専門誌『フォーリン・ポリシー』のグローバル思想家100人に選出。
2020年新型コロナウイルス禍においてマスク在庫管理システムを構築、台湾での感染拡大防止に大きな貢献を果たす。

【目次抜粋】
はじめに
序章 功を奏したITによる新型コロナ対策
第一章 私をつくってきたもの
第二章 デジタル民主主義とソーシャル・イノベーション~誰もが政策に寄与できる社会
第三章 ITは教育をどのように発展させるか~プログラミング思考を身につける
第四章 AIが開く新しい社会~デジタルは人のためにある
第五章 日本へのメッセージ

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オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    台湾人の考え方は日本人の考え方と似ている。親しみを感じるのはこう言うところからなのだろう。益々台湾が好きになる。オードリー・タンさんのAI活用の仕方はすでにある政党でも活用されている。真っ先に訪ねに行ったんだろうね。もっと誰も皆が生きやすい世の中にしていくためにどんどんデジタルAIに意見を出して政治

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    「私はこう思考する」と基本的に同じ考えをベースに語られており、同じフレーズ・同じ趣旨の記述も多いが、それでも読んでよかった。
    オードリーが天才であることは間違いないのだと思うが、それでも考え方やポリシーについてはそこまで特別ではなく、むしろ純粋で共感するところが多い。超人的でまねできないことも書かれ

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    この本はオードリータンさんの考え方が詰まっています。
    渋沢栄一翁が言ってたことにも通じます。
    とてもたくさんの気づきを得ることができました。
    台湾と日本の考え方はとても近くてこの本はきっと日本の「公共の利益」に繋がるヒントが詰まってると思います。

    「公共の利益を達成する」ことを
    「自分の価値の源に

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    IQ180の天才、中学中退後ネットで独習し、起業し、世界中のリーダーと協働し、AppleでSiriの開発にも携わる、いわゆるGIFTED。35歳で台湾のIT担当大臣となり、数々の先進的な政策を実現し、見事なコロナ対応でも世界からも注目されてきた。ちなみに性的マイノリティ。我々凡人からすると別世界の人

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    今更感がありますが、仕事でAIを使うようになってきたので、この方の本は読んでおいた方が良いだろうということでページを開きました。
    AIとのかかわり方、使い方の考え方もさることながら、自分としては一番共感できたのが、数学は好きだけど計算は面倒くさいからテクノロジーに頼るという部分。
    オードリータン氏と

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    ITを通じて誰1人取り残さない社会を目指していることが伝わった。あの有名なマスクアプリが、実は一個人のアイデアで作ってみた程度のものから出発したことに驚いた。非営利目的でそんなことができてしまう、台湾の開かれたイノベーションの場に感心した。
    14歳の子がストロー無くしましょうと投稿したことで、500

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    台湾の政治のスピード感や民主的な様子を見ると、日本の政治が滞留した泥水のように思えてきます。

    もちろん、本書を読んで、手放しでオードリー・タン氏の手腕や台湾の政治などを手放しで礼賛することは避けるべきと思います。
    しかし、日本のデジタルに関しては、ビジネスの面でも政治の面でも、先進国の中では圧倒的

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    AIと人間の関係の理想の一つは、ドラえもんとのび太の関係である。
    インクルーシブ、誰も置いていかない。そのためのクリティカル&クリエイティブシンキングを持った人物の話。

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    インクルージョンの考え方が素敵だなと思った。一度少数派の立場に立った人間は少数派を見捨てる選択を取らない。結構性善説的な価値観の印象があるけど、それだけ一般市民に求めるリテラシーも高いのかな。彼女についていけば、AIのリスクを最小化して正しく活用できる人間社会が築いていけそうな気がする。デジタル時代

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    「デジタル」、「AI」などのワードと一緒に目にする方なので、バリバリにキレた方なのかなというイメージだったが、それが変わった。誰に対しても優しく、人間が好きな方なのだということが本の節々から感じられた。もちろん、子どもの頃から頭はピカイチでよかったみたい…!
    あまり専門的なことは書かれておらず素人に

    0
    2024年08月31日

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