作品一覧 2023/01/20更新 教養としてのギリシャ・ローマ―名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄 試し読み フォロー 「正義論」講義―世界名著から考える西洋哲学の根源 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 中村聡一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 教養としてのギリシャ・ローマ―名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄 中村聡一 人間を束縛から解き放し自由にするリベラルアーツ。 前半、後半は丸ごと歴史の話。ただこれが連綿と繋がるから面白い。教科書もこんな形で全部の章の繋がりが掴めれば学生も理解が深まるのに。 中盤はプラトン、アリストテレス。 特にアリストテレスは現実的で今日でも通用する。 三権、政教分離もすでに説いていて、重...続きを読む要なのは習慣による後天的に身につける「徳」で、「中庸」の状態が好ましいという。 かいつまんだ内容だと思うが充実楽しい読書の時間をいただいた。 Posted by ブクログ 教養としてのギリシャ・ローマ―名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄 中村聡一 「大学」における「教養リベラルアーツ」 十字軍によりイスラム・アラブより奪取したギリシア・ローマの書を読み解く機関として「大学」を創設 「ルネサンス」 「大航海時代」 「活版印刷」 「宗教改革」 →『産業革命』へと繋がる「世界史のダイナミズム」 アジア・アラビアの四大文明地域では起こらなかった Posted by ブクログ 教養としてのギリシャ・ローマ―名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄 中村聡一 ギリシャの歴史が分かりやすくて納得です。プラトンとアリストテレスのこと、意外と知らなかったので、二人の論が端的に纏められており、勉強になりました。また、二人の論が後のセム的一神教にまで影響を与えていることにもびつくり。そして、もちろん近代政治理論にも及んでいる、というか、練り直し感ありますよねー。人...続きを読む間ってなかなか変わらないんだなぁ、今も昔も。歴史を学ぶ意味はここなんでしょうね。全体としてシンプルに分かりやすい良書でした。 Posted by ブクログ 教養としてのギリシャ・ローマ―名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄 中村聡一 オーディオブックで聴きました。 学生の頃、追求する力、探す力(自分の興味も含めて)、そして繋げる力を養うことが大切だということを学びました。 仕事にしても、人生にしても、何かに行き詰まったときや問題を解決するきっかけを、専門分野だけでない幅広い教養が与えてくれることがあると思います。 ギリシャ時代...続きを読むやローマ時代の歴史と古典の概要がすごく分かりやすくて、面白かったです。この本で紹介されていた本に興味を持てたし、また読んでみたいと思いました。プラトンやアリストテレスの本を読むための参考にもなると思います。 Posted by ブクログ 「正義論」講義―世界名著から考える西洋哲学の根源 中村聡一 プラトンとアリストテレスとの架空の会話をもとに、古代ギリシア思想に基づいて、正義と権力との関係を明らかにしようと試みる一冊。 内容は表面的にはわかりやすいが、実質的にはかなり奥深い。徳における中庸、節制、揺曳、フェア精神とヘイトの禁忌、これを万人は極められなくても、愛好はできる、そこから善き国家...続きを読む、善き生き方の第一歩を踏み出そう、ということかと思う。コロナ禍、ウクライナ侵攻で、分断・対立が深刻になった現在社会でこそ、本書の内容を噛みしめたい。 Posted by ブクログ 中村聡一のレビューをもっと見る