児玉聡の作品一覧
「児玉聡」の「オックスフォード哲学者奇行」「功利主義入門 ──はじめての倫理学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「児玉聡」の「オックスフォード哲学者奇行」「功利主義入門 ──はじめての倫理学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
倫理ってなに?
私の当初のイメージは常に感情の起伏を表情に出さず、物事を冷静に分析し淡々と処理をする態度。
なんか的外れな気がしてくるが、本書で紹介されるピーター・シンガーの一節はこうである。
「倫理的に生きるとは、自分がどう生きているかを一定の仕方で反省することであり、反省して得られた結論に従って行動しようと努めることである。──ピーター・シンガー」
なるほど、反省と行動が大切なのだと学べただけでも本書を読み始めてよかった。しかし本書のタイトルは「功利主義入門」。功利主義って利己的で自分勝手な振舞っていうマイナスな印象だけど、反省と行動を指針とする倫理に該当するのかい?
もし私と同じよう
Posted by ブクログ
哲学史入門シリーズの最新刊。
各シリーズ同様、倫理学の主要な理論の第一人者へのインタビューによるライブ感のある哲学史入門講座となっている。同時に、倫理学を学ぶことの意義を探究する構成だ。今回は倫理学がテーマであり、隣接する分野も含め功利主義、正義論、徳倫理学、ケアの倫理を扱う。
特に徳倫理学が興味深かった。
正直倫理学の中でも馴染みのない分野で、実際に比較的新しい学問分野であるという。
要するに、功利主義や義務論などのように最大多数の最大幸福や規範への遵守という倫理の評価を外部へ依拠するのではなく、「徳」を備えた人格そのものに照準を当てる理論である。理想を追求する姿勢を感じられ、さわやかな