普通の底

普通の底

小説・文芸
1,925円 (税込)

9pt

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「ただ普通でありたかった」
誰か教えてください。
ぼくはどう生きればよかったのでしょうかーー。
三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。
中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。
「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。

【あらすじ】
ある青年から届いた手紙には、幼少期から「普通」を願って生活を送ってきたことが書かれていた。普通の家庭、普通の教育、普通の交友関係。多少の挫折はあっても、彼は「普通」の軌道に乗り続けている--はずだった。今、彼はとても困難な状況にいる。どこでそうなったのか。どうしてそうなったのか。両親が不仲だからか、トー横に行ってしまったからか、それとも大学時代の起業サークルが原因か、それとも重くのしかかる奨学金のせいだろうか。三通の手紙があぶり出すのは、あらゆるものが可視化された現代社会にはびこる精神的幼稚さと、その行く末。

ぼくだけが悪いのでしょうか?
見えますか?この暗黒が。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    講談社
  • タイトル
    普通の底
  • タイトルID
    1852605
  • ページ数
    260ページ
  • 電子版発売日
    2025年04月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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普通の底 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヤミバイトで殺人事件おこし死刑になる話。ものすごくあと味がわるい。でも、これって真実に近い物語なのだろうな~奨学金の話も確かにうなづける助ける筈の借入が地獄の始まりなんて援助じゃなくて地獄への誘惑じゃないか?社会人なりたてで月々4万円の返済は確かにきついだろうな?
    借りなければ学生活が成立しないので

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    一気読みしてしまうほど、引き込まれた。
    でも、読後に残ったのはずっしりとした重さ。
    「普通」のすぐそばにある、人間の怖さや社会の闇を突きつけられるような作品。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    普通を目指して生きてきた青年が闇バイトの沼に堕ちるまでを描いた作品です。
    現代の闇を色濃く描いた怪作です。
    3部の手紙と編集者の覚え書きの4篇構成です。
    手紙の章は青年の独白形式で進みます。

    最初は「主人公はなんて他責思考で自己中心的な人なんだろう…」という気持ちでいっぱいになりました。
    自我が無

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    どんどんと通っては行けない門を通ってしまい、普通でいたかったのに気がつけば‥という読むのがすごく辛くもあり、でも読むのを止められなかった。

    個人的に、東野圭吾さんの殺人の門という本で、殺人の門をくぐってしまったのだ‥という確かフレーズがありそれを思い出した。そんなつもりはなかったのに、だんだんとそ

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

    周囲の様子がSNSで見れる現代は、
    他人と比較してしまいがち。
    「普通でありたかった」
    この言葉は切実な印象を持たせるパワーワードだった。

    トー横キッズ
    奨学金返済による貧困
    現代政治かによる世襲と汚職
    自分が年齢を重ねて来た結果、
    次世代にはそれらを残してはいけないと思える。

    普通の人の奨学金

    0
    2026年01月23日

    Posted by ブクログ

    社会の空気や言説をくみ取りながら構築された架空の物語を読んでいるという感覚と、実在する人物による手記を盗み読んでいるという感覚が交互にやってきた。やっぱりこの書き手が好きだ。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    読んでいて一番感じたのは、なぜ後々自分を苦しめる選択ばかりしてしまうのだろうというもどかしさだった。周囲に流されているようでいて、実際は自らその流れに身を任せ、「普通」に飲み込まれていくように見えた。彼が思う普通は私から見ると異常だった。でも、彼にとってはそれが当たり前だから、自分がおかしいとも気づ

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    「普通」を目指して努力を惜しまなかった。
    際立つこと、目立つことを避けながらも、「普通」を維持するための努力は凄まじいほどであった。
    ・・・はずが・・・、
    彼の人生の終着点は・・・・・、

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    普通の人の裏側に潜む、闇や弱さを見た気がする。
    私も普通でありたいと思ってしまう人の1人なので、主人公の川辺のように悩んだり矛盾したりしているし、ジャーナリストの章で評される「浅い」にぐさっときた。
    きっかけは些細で、運も悪かったかもしれないけど、川辺が引き返せる点はあったと思う。
    若者がこの本を読

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    普通とは何なのか?を考えさせられる物語でした。
    時代の世相を交えたストーリーでリアリティがあり、主人公の一見合理的な思想も興味深く面白かったです。
    本来は恐ろしい犯罪である闇バイトが、滑稽に思える描写でコントのようで面白かったです。

    0
    2026年02月05日

普通の底 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    講談社
  • タイトル
    普通の底
  • タイトルID
    1852605
  • ページ数
    260ページ
  • 電子版発売日
    2025年04月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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