無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
夏休み恒例の合宿のため、寂れたキャンプ場を訪れた水楢中学校野外活動部の弓原公一はじめ7名の部員と2名の教諭。
初日の夕方、夕食の準備をする彼らの耳に聞こえてきたのは、立て続けの銃声。突如、半グレ集団の関帝連合によりキャンプ場が封鎖、キャンプ客たちが虐殺されはじめる。
公一たちも捕らえられ、絶体絶命のピンチに陥ったとき、正体不明の何物かが半グレ集団への反撃を始め…
一片の同情の余地もない、とことん凶暴で狂った集団(ただワル知恵はよく働く)に、謎の戦士の協力を得ながら立ち向かう、それぞれに悩みや問題を抱えた中学生たちという構図が、ものすごい緊張感と、(不謹慎かも知れませんが)時折、ある種の痛快さを感じさせてくれます。
突拍子もない設定がベースにはなっていますが、現実の社会問題や、そして生徒たち個々の素性を記すエピソードが挿入され、読み応えのある物語となっています。
月村了衛さん、先日文庫化された「機龍警察〔完全版〕」以来、僕の中ではプチマイブームの作家さんです(^-^)
Posted by ブクログ
月村了衛『槐』光文社文庫。
冒頭を読み始め、学園青春物のホラー小説なのかと思ったのだが、いきなりストーリーは全く予想外の急展開を見せる。読み終えてみれば、爽快感が残る何とも物凄い冒険アクション小説だった。
中学校の野外活動部の合宿で湖畔のキャンプ場を訪れた弓原公一たちは、とんでもない惨劇に遭遇する。半グレ集団の関帝連合がキャンプ場を封鎖し、宿泊客を無差別に惨殺し始めたのだ。絶体絶命の状況下で関帝連合に独り立ち向かう謎の人物…
必殺仕置人、或いはダイハードのジョン・マクレーン、はたまたゴルゴ13のような冷徹なダーク・ヒロイン・槐が何とも魅力的だった。また、中学生たちを守るために自らの命を賭した教頭の脇田大輔の闘いも壮絶であり、涙なくしては読めなかった。
Posted by ブクログ
会社の方から勧められて読んでみました。
あらすじを読むと、一見ホラーっぽいのかなと思いましたが、エンタメ性のあるアクション劇でした。次々と様々なことが起きるので、グイグイと引き込まれ、一気に読んでしまいました。
ハングレ集団が金のために殺戮を繰り返したり、あの人が○○だったりと驚きながらもツッコミしたくなる部分がありましたが、とても面白かったです。また、問題ある人が実は過去にこんなことがあったりと隠された真実が次々と出てくるので、飽きさせませんでした。一人一人にスポットライトが浴びられていて、なおかつ活躍しているので、「アベンジャーズ」を見ているような感じがしました。みんな輝いていました。
残虐シーンはあるものの、表現がスタイリッシュでした。
特に対決シーンは、テレビで見る殺陣のようにお互い打ち合わせしているような印象がありました。一つ一つの動きが、「型」のようにキチッとしていて、それがスタイリッシュに感じ取ったからかもしれません。
さすがに映像化すると、R15に匹敵するくらい、残虐シーン満載ですので、無理かと思います。
そんなに重厚感はないのですが、一つのアクション映画として楽しめたので、あまり考えずに読むことをお勧めします。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。