作品一覧

  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」
    4.1
    1巻1,200円 (税込)
    軍事の専門家が熱く語るアニメ・特撮の戦争 「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」 「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」 「『風の谷ナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」 「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母「赤城」と同じなのか」 「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」……。 アニメや特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。 “虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらない――。
  • 戦争が変える世界秩序
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕ポスト冷戦期の転換点と「柔らかく分断された平和」 細谷雄一×板橋拓己 ●〔対談〕危機に立つ国連と多国間主義 日本は安保理改革の旗手になれ 北岡伸一×水鳥真美 ●「21世紀のマーシャル・プラン」はなるか 歴史のアナロジーで考えるアメリカの限界と底力 村田晃嗣 ●勢力圏からアメリカを排し世界の中央をめざす中国 三船恵美 ●急成長のアフリカが求める国際関係 平和への鍵握るグローバル・サウス 武内進一 ●変質する日本の平和主義 戦争への想像力をいかに補うか 山本昭宏 ●軍事専門家がメディアで語り続ける理由 戦争を防ぐために軍事の常識を知ってほしい 高橋杉雄
  • 日本人が知っておくべき 自衛隊と国防のこと
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「世界で最も厳しい」と言われる日本の安全保障環境 現在まさしく岐路に立つ我が国の防衛のあり方…… ニュースやワイドショーでおなじみの第一人者・高橋杉雄による、 今こそ「自衛隊」や「国防」についてきちんと知りたい人に贈る一冊!
  • 日本で軍事を語るということ 軍事分析入門
    4.5
    1巻1,925円 (税込)
    2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻により、「大国間大戦争」の時代が到来したことを、世界中が強く認識せざるを得なくなった。 グローバルなパワーバランスは変化し、米国の軍事力ももはや絶対的なものではなくなっている。北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、中国が急速に軍事力の近代化を行うなか、日本も、安全保障や軍事について、より当事者意識を持たなければならなくなった。 軍事力の最も優れた使い方は、戦争を起こさないこと、つまり抑止力として機能させることである。抑止力を強化した上で、安全保障上の対立が戦争にエスカレートしないよう、危機管理に取り組んでいかなければならない。 そのためには、一部の官僚や専門家だけでなく、国民全体がある程度の軍事に関する知識を持つことが必要となる。防衛費の大幅な増額が決まったが、戦争を抑止するために自衛隊は適切に整備され、運用されているのか? それを検証し、必要があれば別の意見を提示する――納税者である国民が、自分たちでも創造的に政策の在り方を考えていかなければならないときに来ている。日本でも、軍事を考えることが必要になってきているのである。
  • ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦
    4.5
    1巻1,001円 (税込)
    米中の覇権争いでは終わらない。世界は戦争の世紀に突入した―― 最前線! リアルタイムの戦争研究  グローバリゼーションが進んだ世紀におけるウクライナ戦争の開始は、 「終わらない戦争」の始まりを告げる出来事となった。 見えない情報の行き交うサイバー戦、イーロン・マスクのスターリンクに 代表される民間による宇宙利用もが戦争の命運を握る。 ウクライナ戦争以後、戦争はどう変わったのか? 米中の覇権争いでは終わらない新たな問題群を前に、 台湾有事を抑止することは可能なのか? ロシア・ウクライナ戦争をケーススタディに、 「大国間競争」に埋め込まれた「終わらない戦争」について考える。 目次 第1章 ロシア・ウクライナ戦争はなぜ始まったのか 高橋杉雄 第2章 ロシア・ウクライナ戦争――その抑止破綻から台湾海峡有事に何を学べるか 福田潤一 第3章 宇宙領域からみたロシア・ウクライナ戦争 福島康仁 第4章 新領域における戦い方の将来像――ロシア・ウクライナ戦争から見るハイブリッド戦争の新局面 大澤淳 第5章 ロシア・ウクライナ戦争の終わらせ方 高橋杉雄 終章 日本人が考えるべきこと 高橋杉雄
  • 歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない 防衛費倍増の前にすべきこと【特別版】
    -
    1巻550円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない 防衛費倍増の前にすべきこと【特別版】 安全保障と言えば、真っ先に「軍事」を思い浮かべる人が多いであろう。 だが本来は「国を守る」という考え方で、想定し得るさまざまな脅威にいかに対峙するかを指す。 日本人が長年抱いてきた「安全保障観」を、今、見つめ直してみよう。 月刊誌『Wedge』2022年8月号(7月20日発売)の特集「歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない」に、同誌23年2月号(1月20日発売)の「『核の忘却』の時代は終わった 日米で核抑止の本格議論を」(防衛省防衛研究所防衛政策研究室長・高橋杉雄氏)と22年6月号(5月20日発売)の「戦後から続く日本人の戦争観 変えるときは今しかない」(日本大学危機管理学部教授・吉富 望氏)の記事を加えた特別版です。 歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない 【CHRONOLOGY】重くのしかかった「戦後」 日本人は殻を破れるか(編集部) PART 1 安全保障は「究極の生活インフラ」 今こそ必要な強い司令塔(先﨑彰容・日本大学危機管理学部 教授) PART 2 青息吐息の防衛産業 「安保の基盤」の崩壊を座視するな(編集部) PART 3 元海兵隊大佐から日本へ 「戦うための準備はできているか」(グラント F・ニューシャム 元海兵隊大佐/日本戦略研究フォーラム上席研究員) PART 4 科学こそ安全保障の基盤 競争力維持に必要なこと(編集部) PART 5 基礎研究に巨費を投じる米国 進む軍学連携と人材多様化(冷泉彰彦・作家/ジャーナリスト) COLUMN 1 軍事から生まれた私たちのテクノロジー(編集部) PART 6 二枚舌構造はもはや限界 日本国憲法の本来の精神とは(篠田英朗・東京外国語大学大学院総合国際学研究院 教授) PART 7 軍事研究反対を貫く学術会議 国から「真の」独立果たす時 (編集部) PART 8 激化するサイバー戦に無力の日本 法と体制整備を急げ(佐藤 謙・中曽根康弘世界平和研究所 顧問/大澤 淳・中曽根康弘世界平和研究所 主任研究員) INTERVIEW 「新しい戦い方」の脅威 第4の戦闘空間に産官学軍で備えよ(古谷知之・慶應義塾大学総合政策学部 教授) PART 9 戦後日本の「線引き」と「しばり」 今こそ夢から目覚める時(千々和泰明・防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室 主任研究官) COLUMN 2 防衛費増へのギアチェンジには国民と正面から対話を(藤城 眞・SOMPOホールディングス 顧問) OPINION① 「核の忘却」の時代は終わった 日米で核抑止の本格議論を(高橋杉雄 防衛省防衛研究所 防衛政策研究室長) OPINION② 戦後から続く日本人の戦争観 変えるときは今しかない(吉富 望・日本大学危機管理学部 教授)

ユーザーレビュー

  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    東京大学准教授の小泉悠、防衛政策研究所の高橋杉雄、朝日新聞の太田啓之、ドイツ人のエヴァファン マライ・メントラインらによるアニメテクノロジー論。機動警察パトレイバー、エヴァンゲリオン、宮崎駿アニメ(特に飛行機が出てくる紅の豚、ナウシカ、風とともに去りぬ)、ゴジラが何をオマージュして作られたのか、現実のテクノロジー的には何が可能か、座談会5回分を書き起こした本であるが、本当のオタクはここまで深いのか、読んでいてある意味爽快感がある。

    0
    2025年05月01日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    小なりとはいえ、一章割いて、「佐藤大輔」について語っていただいている。このありがたさ。新刊をもう手に入れられない身にとっては(高橋氏もご同業だが)ありがたみがあふれている。
    アニオタが軍事政策の中枢にいる。そんな日本だからこそ、守る価値があるのではないか。そのように思える一冊なのである。
    高橋杉雄さん、佐藤大輔で一冊書いていただけませんか?

    0
    2025年03月09日
  • ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書では、「なぜロシアによるウクライナへの軍事侵攻は起きたのか」換言すると「なぜロシア(現状変更者)への抑止は機能しなかったのか」から論考を始め、どのように始まったかを見た後に、終わるとしたらどのようなシナリオを考えることができるかを見ていく。

    (国内の事情を捨象する)システムレベルから見れば、背景には冷戦終結後の米国一強体制から、ロシア側の資源価格高騰に起因する経済復興と発言力の強まり、また米国側の対中政策へのシフトによる相対的な欧州の重要性の低下と、ロシアにとっての「機会の窓」は確実に広がっていたことが窺える。

    また、新START後の体制で、ロシアの核戦力と米国のそれとのギャップが埋ま

    0
    2025年02月04日
  • 日本で軍事を語るということ 軍事分析入門

    Posted by ブクログ

    本書では、陸海空の戦争のみならず、サイバー空間や宇宙空間での戦争が、どのようなものを想定して自衛隊等が備えているのかを解説している。日本周辺の国々が、日本にどのようにして軍事力で打撃を与える可能性を有しているかについて丁寧に解説しており、我が国の安全保障の状況は非常に緊迫したものであることがよくわかった。
    また、多くの日本人にとっての戦争とは、太平洋戦争であり、日本が他国に攻め入って始まったという侵略戦争である。そのため、敗戦して「日本は二度と他国を侵略しない」と誓う日本の平和主義が、日本人の安全保障に対する考えのアップデートを阻害している。
    1945年の終戦から日本人の戦争観は変わっていない

    0
    2025年01月05日
  • 日本人が知っておくべき 自衛隊と国防のこと

    Posted by ブクログ

    日本を取り巻く安全保障環境が世界で最も厳しいこと、そして、米中対立や朝鮮有事では日本は第三者ではなく当事者として否が応でも巻き込まれてしまうことがよく分かった。防衛費の増額もやむを得ないのだ。

    0
    2025年01月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!