リチャード・E.ルーベンスタインの作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 中世の覚醒
     本書のページ数は500ページ超あり、読み終えるのに多大な時間を要した。中世における思想の百花繚乱を巡る著者の記述は圧巻であった。この本のテーマである信仰と理性は、中世という時代区分に閉ざされているわけではない。現代社会の解決困難な問題がこのテーマに関わっているという著者の主張には読者を喚起させる何...続きを読む
  • 中世の覚醒
    本屋で見かけて。「一四一七年、その一冊がすべてを変えた」に似ていると思って読んでみたが似ていた。ルクレティウス再発見の代わりにアリストテレス再発見。ただし1417よりさらに壮大で上を行くおもしろさ。
     
    中世は無知の暗黒時代と言われるがそうではなかった。アリストテレスの理性とキリスト教の信仰を調和さ...続きを読む
  • 中世の覚醒
    これは面白い!中世ヨーロッパにおけるアリストテレスの再発見と受容の話なんだけど、中世と聞いてイメージするステレオタイプの「信仰と迷信に支配され、合理的・科学的思考のない時代」を覆すストーリーを展開する本。あまりに魅力的で異端的だったアリストテレスの自然哲学を、あくまで教会内で、信仰という土台の上でど...続きを読む
  • 中世の覚醒
    ヨーロッパ中世において教会からの抑圧、弾圧が強烈だったのはイメージ通り。しかし決して知的、思想史的にに停滞した時代ではなかったことがよくわかった。ただし各思想の読解は簡単ではない。何度か再読したい本。
  • 中世の覚醒
    500ページでものすごいボリューム
    でも、とても楽しかった

    カトリックしかなかったところに、全く違う完成した価値体系がある日突然、現れる

    プラトン・プロティノス 的なキリスト教と言ってもいいのか、アウグスティヌスからの伝統である「信仰」という方法に、アリストテレス的な価値体系である「理性」が出会...続きを読む

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