産婆のタネ

産婆のタネ

1,925円 (税込)

9pt

3.0

浅草天王町の札差、坂田屋の娘お亀久は、元は男勝りのお転婆だったが、六年前にかどわかしに遭ってから、見知らぬ男と血を恐れ家から出られなくなった。さらには、許婚である材木問屋、万紀の長男紀一郎が紀州で山崩れに巻き込まれ行方知れずに。悲観したお亀久は大川に身を投げようとする。激怒した母は、命の尊さを教えようと、「産婆の神様」と呼ばれる八丁堀のおタネ様の家にお亀久を連れて行く。始めは恐れおののいていたお亀久だが、おタネ様から産婆は女相手の仕事だから男の出る幕はないと聞き、見習いを申し出る。

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産婆のタネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    札差の娘お亀久は、とある事情で血が苦手になり、引きこもりに。しかし「産婆の神様」と呼ばれるタネの見習いになることに・・・。

    亀久の若干いらっとくるが、十八歳だしなあ・・・という感もあり。
    シリーズ化するかな?

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    江戸時代と比較にはならないが、現在でもお産は危険を伴うもの。
    死も覚悟しなくてはならない頃のお産に、手を尽くし頑張る産婆さんに、自分もなりたいと精進するお亀久の奮闘記。
    今はタネだけど、きっと芽が出て育っていくのだろうと、続編が楽しみ。

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    裕福な札差の娘お紀久は6年前にかどわかしにあい、助けてくれた人が斬られてしまってから男と血が苦手になり引きこもりに。
    その後、許嫁が山で死んでしまい、身を投げようとするが、許嫁の弟に止められ、さらに命の大切さを学ばせようと母に連れていかれたのは、産婆のタネのところだった。そこから産婆を目指すことにな

    0
    2024年10月22日

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