うき世櫛

うき世櫛

748円 (税込)

3pt

3.9

十五にして両親を失った結は、長屋で首を括ろうとしたところを元芸者の女髪結い・お夕に救われた。ほかに生きる道のない結は、自分の不器用さを恨みながら、お夕のもとで修業に励む。だが、贅沢を戒めるお上は、女髪結いの取り締まりを厳しくするばかり。はたして師弟は江戸の女の幸せを守りぬけるのか!? 気鋭が描く傑作時代小説!

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うき世櫛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    頑張り女子^ - ^

    2023年04月27日

    庶民の贅沢、華美を禁じた天保の改革。その中で禁じられた女髪結の弟子になった、天涯孤独の結。少しずつ、少しずつ成長していく焦ったさが良いです^ - ^

    #ハッピー

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月05日

    嗚呼、私の中のお夕が
    目覚めちまいました。

    起きちまった事に文句
    を言っても、どうにも
    ならない。

    そうでございましょう?

    こうなる運命だったと
    思ったほうが生き易い。

    そら、ぶつくさ文句を
    言ってる暇があるなら、

    やるべきことをやって
    さっさと寝ちまう方が
    良うございましょう。

    ・・・...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月28日

    時代小説が結構好きだ。
    この著者初めて読みました。
    「着物始末歴」シリーズも面白そうです。
    男性かな?
    そんな感じがします。
    話しが面白ければ関係ないのですが。

    これは女髪結いのお話し。
    狭い視野から次第に広がっていく結の成長がいいな。
    何といってもこの師匠夕が魅力的。

    ≪ 落とし穴 女が落ち...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月13日

    最初は狭い視野でしかものを見られない結にじれったさを感じたが、話が進むにつれて色々な考え方に触れ、成長していく過程がよかったです。

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月10日

    中島要 著「うき世櫛」、2016.11刊行、2010.1文庫、文庫で再読です。お夕、芸者の時、北町奉行(遠山)をかばってできた頬の傷、今はご法度の女髪結。「恩は着るもので、着せるものじゃない」、カッコよすぎです(^-^) その弟子のお結、15のとき両親が亡くなり首をくくろうとしたのをお夕に助けられ。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月04日

    202204/境遇等を考慮しても主人公の性格や言動が好きになれなかったが、設定や周囲の登場人物達は良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月24日

    弟子である結の、あまりにも独り善がりの言動に驚く。それに対する師匠の素晴らしい応対の対比が見所かも知れない。

    0

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