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花のお江戸の両国に、芹が女中として働く「掛け茶屋まめや」がある。芹は幼いころ、役者だった父のもとで芝居の稽古に励んでいた。しかしあることがきっかけで、芝居や踊りからすっかり遠ざかってしまう。ある日、芹は久しぶりに心の中で踊りの師と仰いでいる東花円の稽古所を覗いた。ちゃんと金さえ積めばあたしだって立派な師匠に弟子入りすることが出来るのに……。心にうずく妬み心を隠しつつ、踊りへの未練を捨てきれずにいた。そんな時、花円が突如まめやに現れて、意外な申し出をしてきた──。待望の新シリーズの開幕です!!
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2019年11月02日
中島文枝はごはんやお菓子、中島要は着物や踊りでしょうか。「着物始末暦シリーズ」の中島要さん、新しいシリーズのスタートです。「大江戸少女カゲキ団(一)」、2019.10発行。茶屋・まめやの手伝いをしている芹15歳とお金持ちの娘、同じく15歳の才、紅、仁の3人。この娘4人と踊りの師匠花円の物語。シリーズ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月02日
着物始末暦の中島要の作品
身分を隠した大店のご隠居、こまっしゃくれた小僧、茶屋のお手伝いの娘、登場人物だけ見れば落語の舞台のようだが、茶屋の娘お芹には人に言えない悩みがあった。出だしはいつもの中島要節。若干テンプレ化している気はするが、さすがは江戸を舞台としたライトノベルの旗手だ。
ところが登場人物...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月15日
『着物始末暦シリーズ』の中島要の新作。
貧しく叔母の経営する茶屋で働く芹。
父親は元芝居役者だったが、家を出て時折金の無心に来るぐらい。子供の頃からの貧乏暮らし。
元役者の父親に幼い頃から芝居の稽古を受けて、女だてらに芝居付き。女は役者になれないことで諦めた。
花円という踊りの師匠のうちを覗き見...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月16日
「無茶を承知で言いますが、中島先生、1、2巻同時刊行お願いします!」と言いたくなるくらい次が読みたくなった!
飛鳥山に通う娘たちと同じ気持ちかもしれない。笑
自分の境遇に不満を持つ娘たちが、「おっかさん」になる前に自分たちのやりたいことをやっちゃおう!でも親には絶対にバレないよう、こっそりやらなきゃ...続きを読む
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