大江戸少女カゲキ団
  • 完結

大江戸少女カゲキ団

704円 (税込)

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3.5

花のお江戸の両国に、芹が女中として働く「掛け茶屋まめや」がある。芹は幼いころ、役者だった父のもとで芝居の稽古に励んでいた。しかしあることがきっかけで、芝居や踊りからすっかり遠ざかってしまう。ある日、芹は久しぶりに心の中で踊りの師と仰いでいる東花円の稽古所を覗いた。ちゃんと金さえ積めばあたしだって立派な師匠に弟子入りすることが出来るのに……。心にうずく妬み心を隠しつつ、踊りへの未練を捨てきれずにいた。そんな時、花円が突如まめやに現れて、意外な申し出をしてきた──。待望の新シリーズの開幕です!!

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大江戸少女カゲキ団 のシリーズ作品

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  • 大江戸少女カゲキ団
    完結
    704円 (税込)
    花のお江戸の両国に、芹が女中として働く「掛け茶屋まめや」がある。芹は幼いころ、役者だった父のもとで芝居の稽古に励んでいた。しかしあることがきっかけで、芝居や踊りからすっかり遠ざかってしまう。ある日、芹は久しぶりに心の中で踊りの師と仰いでいる東花円の稽古所を覗いた。ちゃんと金さえ積めばあたしだって立派な師匠に弟子入りすることが出来るのに……。心にうずく妬み心を隠しつつ、踊りへの未練を捨てきれずにいた。そんな時、花円が突如まめやに現れて、意外な申し出をしてきた──。待望の新シリーズの開幕です!!
  • 大江戸少女カゲキ団(二)
    完結
    704円 (税込)
    掛け茶屋「まめや」で働く芹は、ひょんなことから、踊りの師匠・東花円の弟子である才、紅、仁の三人とともに、男装して娘芝居をすることになった。自分たちの身分を隠し、満開の桜が咲き誇る飛鳥山で披露した娘芝居は、瓦版が売り出されるほど江戸中の評判となる。気を良くした芹たちは、娘一座「少女カゲキ団」を結成して芝居を続けることにした。そんな折、南伝馬町にある薬種問屋橋本屋の箱入り娘、静が思いも寄らないことを言い出し、少女カゲキ団に暗雲が立ち込める──。話題沸騰のシリーズ第二弾!!
  • 大江戸少女カゲキ団(三)
    完結
    704円 (税込)
    「掛け茶屋まめや」で働く芹は、才、紅、仁の三人とともに、娘一座「少女カゲキ団」を結成し、正体を隠しながら芝居を続けていた。錦絵も世に出回り、少女カゲキ団の名は一気に江戸中に知れ渡るようになる。そんな折、南伝馬町にある薬種問屋橋本屋の箱入り娘、静が仲間に加わった。しかし静は男の身でありながら、女として生きなければならないという秘密を抱えていた。新しい芝居に臨む五人。しかし稽古が上手くいかず、不協和音が生じる弟子たちに、師匠の東花円から意外な提案が持ちかけられた──。話題沸騰のシリーズ第三弾!!
  • 大江戸少女カゲキ団(四)
    完結
    726円 (税込)
    空から謎の灰が降り注ぐなか、七夕の夜に江戸の街を地震が襲った。翌朝、芹は今まで見たこともないどす黒い空を見上げ、不安な気持ちに駆られながらも「少女カゲキ団」の稽古所へと向かう。一方で才の父親が踊りの師匠・花円に「娘の縁談が決まりそうなので、あんたがけしかけている妙な遊びをやめさせろ」と詰め寄ってきた。このままでは飛鳥山での芝居が出来なくなってしまう。花円が取った行動とは!? 夢を追いかけ、芝居をとおして羽ばたこうと懸命に生きる少女たちを描く、話題沸騰の時代小説シリーズ第四弾!!
  • 大江戸少女カゲキ団(五)
    完結
    748円 (税込)
    実の娘である芹をさんざん蔑み、挙句の果ては自分と母を捨てた父親が、喧嘩沙汰で命を落とした。しかし亡骸となった父の懐には「少女カゲキ団」の錦絵が入っていたという。ろくでもない父だと思っていたはずなのに、本当は大切に想ってくれていたの──困惑し、気持ちとは裏腹に涙が止まらない。そんな中、カゲキ団の最後となる飛鳥山での披露の日が迫ってくる。縁談、出自、新たなる望み──。幾多の試練と様々な想いが交錯しながらも、少女たちは強い決意を胸に秘め、舞台の幕開けに挑む!! 芝居をとおし、懸命に生きる少女たちを描いた物語、感涙の完結巻!!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

大江戸少女カゲキ団 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年11月02日

    中島文枝はごはんやお菓子、中島要は着物や踊りでしょうか。「着物始末暦シリーズ」の中島要さん、新しいシリーズのスタートです。「大江戸少女カゲキ団(一)」、2019.10発行。茶屋・まめやの手伝いをしている芹15歳とお金持ちの娘、同じく15歳の才、紅、仁の3人。この娘4人と踊りの師匠花円の物語。シリーズ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月02日

    着物始末暦の中島要の作品
    身分を隠した大店のご隠居、こまっしゃくれた小僧、茶屋のお手伝いの娘、登場人物だけ見れば落語の舞台のようだが、茶屋の娘お芹には人に言えない悩みがあった。出だしはいつもの中島要節。若干テンプレ化している気はするが、さすがは江戸を舞台としたライトノベルの旗手だ。
    ところが登場人物...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月15日

    『着物始末暦シリーズ』の中島要の新作。
    貧しく叔母の経営する茶屋で働く芹。
    父親は元芝居役者だったが、家を出て時折金の無心に来るぐらい。子供の頃からの貧乏暮らし。

    元役者の父親に幼い頃から芝居の稽古を受けて、女だてらに芝居付き。女は役者になれないことで諦めた。

    花円という踊りの師匠のうちを覗き見...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年10月16日

    「無茶を承知で言いますが、中島先生、1、2巻同時刊行お願いします!」と言いたくなるくらい次が読みたくなった!
    飛鳥山に通う娘たちと同じ気持ちかもしれない。笑
    自分の境遇に不満を持つ娘たちが、「おっかさん」になる前に自分たちのやりたいことをやっちゃおう!でも親には絶対にバレないよう、こっそりやらなきゃ...続きを読む

    0

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