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  • 人工知能を超える人間の強みとは
    3.5
    1巻1,958円 (税込)
    人工知能の進化で人間の価値が見直しを迫られているが,人工知能が常に正しい意思決定をできるとはかぎらない。 では,単純な脅威論に踊らされず,正視眼で人工知能の限界を見極め,対処していくにはどうすればいいか? 世界的認知心理学者ゲイリー・クライン博士に師事する唯一の日本人研究者が,人工知能と人間の直観を比較しながら,人間の可能性とその引き出し方,これからの社会や教育のあり方を示す。

ユーザーレビュー

  • 人工知能を超える人間の強みとは

    Posted by ブクログ

    人工知能を超える人間の強みとは 奈良潤 技術評論社

    AI万能が世界を圧感している時代に

    少数派の意見を取り上げている稀有な本であり
貴重な本でもある

    未知への不安が消極性をもたらせば
    力を持ち注ぎたAIが暴走したり反逆する可能性に怯える
    そこにはAIが心や意識という形而上の力を獲得し
自己増殖しだすということへの恐れがある
    そして意識も脳による物質的な力を根拠としているという
唯物論的固定観念がある

    一方で生命という存在が物質界と相対を成す
集合意識の環境があるだろうことを前提とすれば
    AIがけして個意識を膨らませて所有欲を持つことなど
無いということに至るはずだから
愛とか情念に行動

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    2017年07月23日
  • 人工知能を超える人間の強みとは

    Posted by ブクログ

    人工知能の発展をどこまで信じるか?シンギュラリティは起こるのか?
    直観とは?
    ということを海外の偉い学者さんはこう言っていると紹介。
    直観も大事だよね。
    でも直観と人工知能、どちらも違ったものだからそれぞれのメリットデメリットを理解して活用するのがいいよ。

    人:人工知能
    総合的思考:分析的思考
    大局観。考えても意味のないことを絞り込み本当に重要なものだけを自然に抽出する。
    芸術や倫理は分析してどこまでわかるのか?

    人工知能が直観をすべて代替することはないであろう。
    補助ツールとして共生していく。

    人間だからできること

    ①現場で判断と意思決定をする
    ②体験や経験から独自の感覚や教訓を得る

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    2018年12月08日

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