髙山裕二の作品一覧
「髙山裕二」の「同調圧力:デモクラシーの社会心理学」「ロベスピエール―民主主義を信じた「独裁者」―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「髙山裕二」の「同調圧力:デモクラシーの社会心理学」「ロベスピエール―民主主義を信じた「独裁者」―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
同調:他者の意見に合わせること。
カスケード:特定の意見が社会に広く伝播して、運動や流れを起こすこと
これらが民主主義においてどのような役割を果たしてきたか。
他人が面白いと言った本を、つまらないと思っていても「そうだね面白いね」というのが同調で、10万部売れたベストセラーという情報で本を買うのはカスケード。
自分が詳しく知らないことを、いちいち全部調べて手間をかけるより、専門家に同調する方が社会的には効率的。でも、もし間違っていると思うなら、その意見は表明する方がいい。なぜなら、本当に間違っているのに、誰も是正できていないだけかもしれないのだから。異論の表明には、重要な役割がある。集団内の
Posted by ブクログ
フランス革命時に登場したこの人物に何となく興味を持って読んでみた。本書によると、ヒトラーやスターリンでさえその罪と共に『良いこともした』と言われることがあるのに、ロベスピエールに関してはそうした評価は皆無だという。独裁者として後の世に非常に評判が悪いその人物像を追う。
本書で度々『清廉の人(腐敗のない政治家)』という言葉と、幼い頃から非常に頭が良かったことが述べられている。独裁者という人物像は後に政敵達によって作られたイメージが多分にあるようだ。ロベスピエール自身が決断に加わって恐怖政治を行っているが、他の政治家も似たりよったりであり、権力闘争の中の一コマのように思える。そして共通しているの