涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって―

涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって―

1,925円 (税込)

9pt

震災から12年、東北を取材し続けてきたルポライターが初めて知った事実。それは「東日本大震災での外国人の犠牲者数を誰も把握していない」ということ。彼らは東北の地でどのように生きたのか。現地を訪ね歩き、出会ったのは「あの人の面影が、今も自分を生かしてくれている」という実感を胸に凛と生きる人々だった。

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涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本棚のピエタに感情が溢れた。意味などなくても生きていく。あの人の面影が今も自分を生かしてくれている。そこには国籍は全く関係ない。人種や国籍は関係なく、人として敬われ大切にされる国になるといいと思った。

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    アジアからの移住者など、スポットが当たらないことが多い外国人被災者をテーマに、東日本大震災で耐えられないような現実や悲しみを背負ってしまった人々を取材した本書。

    悲しみがやってきて辛くなる前に記者として聞くことを聞く、一晩たって涙を流す、というような記述がある。そういった取材を通じて、人は何のため

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    どの章でも、改行されて『2011年3月11日』と書かれたところに差し掛かると身体がぐっと強張る。
    あの日、それぞれの方に降りかかった境遇がいかに悽愴か。
    しかも彼らがあの日あの場にいることになるまでのストーリーが前述されているからこそ余計に苛烈で。

    第四章にて、筆者が東日本大震災における外国人犠牲

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    人に生きる意味など存在しない
    我々はただ与えられた「命」をまっとうするために「生きている」のだ

    東日本大震災における外国人の方々の犠牲者を追ったルポタージュ

    私は、その多くの犠牲になった方々に、思いを巡らせたことがなかった。

    三浦英之さんの、丁寧で愛情深く、圧倒されるその度重なる日々の取材によ

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    10冊目の三浦英之には題名からも中身からも人間三浦英之の抒情的な表現に泣かされた。ノンフィクションでありながら同時に良質な小説でもあるという気持ちが湧き上がる。これまでの本でも感じていたことであるのだが今回は格別だ。

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    読書記録49.
    #涙にも国籍はあるのでしょうか
    #三浦英之 著

    東北在住、震災のルポルタージュを書かれている朝日新聞記者三浦英之氏

    初めて氏のルポルタージュを読んだのは『太陽の子』
    経済成長期に資源を求めアフリカ コンゴでの鉱山開発の後に残された子供に纏わるルポに関心を持った

    最新作は東日本大

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

     命をまっとうするだけだというメッセージを受け止めるためには、まだまだ、生きることに向き合わねばならないのだろう。心から

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    東北在住で数々の震災のルポを書いている三浦英之さんの最新刊。

    ページの冒頭には、事実ーこの国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。

    この言葉が何を意味するのか…
    つまり厚生労働省が公表している41人と警察庁が把握している33人という異なる数字に復興庁の回答は「どちらも正しい」。

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    「事実 ー この国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。」
    このような一文から始まるこのルポルタージュ。東北で暮らし、東日本大震災に関して取材し続けてきた記者・三浦秀之さんが書いたものである。
    三浦さんは、ある日取材で知り合ったモンゴル人青年との話のなかである

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    今年からノンフィクションにチャレンジ。
    ノンフィクションにも色々あるらしいが、新聞ではあまり記事にされないテーマを書いてたりするらしい。

    著者の三浦英之さんはbook系YouTuberのある方がお勧めされていて、興味本位で購入。評価は読み慣れてない事もあり、結構曖昧。。




    0
    2025年11月25日

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