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Posted by ブクログ 2024年03月11日
東日本大震災から13年。
これは2020年に発行された本であるが、とても詳細に記録されていると感じた。
《白地》とは帰還困難地域の中でも特定復興再生拠点区域以外のエリアを指すこと。
現在も居住の見通しのたたないままなのか…。
何もしなければ帰れない…という現実にミンさんの「(私の人生は)良かっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月11日
「白地」放射線量が極めて高く、住民の立ち入りが厳しく規制されている「帰還困難区域」の中でも、将来的に居住の見通しの立たないエリアのこと…。福島第一原発周辺の自治体が直面した困難と、そこに住んでいた住民たちの思いや葛藤などを徹底した取材に基づいて明らかにしたルポ…。
震災から12年、福島の原発事故に...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月08日
三浦記者と言えば、安倍元首相が双葉でのぶら下がりでの最後にねじ込んで質問した記者だという印象が強い。
やはりあの時の印象の通り、ガッツのある記者だということがこの本の取材のルポからわかる。しっかりと地域に根づこうとする意識を持ち、取材する。地域の様子を良く見ていると感心する。この震災による原発事故は...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月11日
従来とは違う目線で書かれた、一線を画した書籍である。
今までの原発関連書籍は国や政治家、東京電力の立場で書かれたものが多かった。が、著者は実際に福島浜通りに入り生活を営みながら、地元住民の目線から福島原発やその国策、東京電力を見上げたルポとなっている。
序盤は美化しすぎなきらいも見えたが、中盤か...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月12日
きちんと本質に向きあった
優れたルポルタージュを読ませてもらった
被取材者の肉声が伝わってくる
被取材者の苦悩が伝わってくる
血肉をちゃんと持った人間の声が
届いてくる
ジャーナリスト三浦英之さんの真摯な姿勢が
お話をされる当事者にもきちんと
伝わっているからこその
心に響いてくる文章になるの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月11日
これを書いているのは2021年の3月11日だ。節目、節目、ということばが乱暴に使われている。気に入らないなと思いながらも、頷くしかないと思っていた。だが、「暮らしている人間には日々があるだけ」という、たれかがニュースに答えた文字が目から音になって聞こえた(気がした)とき、私は棚にあった本書を掴んで読...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月13日
三浦さんのお書きになったものは間違いない感じがして安心して読み始められる。
もっと丁寧に読むべきなのだろうが、ページをめくる手が止まらなかった。
Twitterなどで読んでいたものが、より詳しく書かれていた。
コロナ禍で、震災から10年の節目も、薄く短く弱い印象で流されそうで辛い。今もなお苦しみ続け...続きを読む
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