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「どうしても後世に伝えて欲しいことがあります」原発事故の最前線で陣頭指揮を執った福島県浪江町の「闘う町長」は、死の直前、ある「秘密」を新聞記者に託した――。娘を探し続ける父親、馬に青春をかける高校生、名門野球部を未来につなぐために立ち上がったOB、避難指示解除後たった一人で新聞配達を続ける青年、そして帰還困難区域で厳しい判断を迫られる町長たち……。原発被災地の最前線で生き抜く人々と、住民が帰れない「白い土地」に通い続けたルポライターの物語。
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Posted by ブクログ 2021年01月13日
三浦さんのお書きになったものは間違いない感じがして安心して読み始められる。 もっと丁寧に読むべきなのだろうが、ページをめくる手が止まらなかった。 Twitterなどで読んでいたものが、より詳しく書かれていた。 コロナ禍で、震災から10年の節目も、薄く短く弱い印象で流されそうで辛い。今もなお苦しみ続け...続きを読むる人たちのことを忘れるわけにはいかない。 これからのルポもよろしくお願いしたい。
Posted by ブクログ 2020年11月08日
三浦英之さんの著書を読んだのはこれで四冊目。 どうして、氏の言葉はこれほど心に届くのか。 第1章「夕凪の海」第4章「鈴木新聞舗の冬」第5章「ある町長の死Ⅰ」どのページを読んでも、現地で人々の声に耳を傾け続けた氏にしか、書けない言葉ばかりであるからだろうか。 『「帰還困難区域」とその周辺』で生きる人...続きを読む々の声を記録し、未来へと繋げる。 そんな記憶の記録。 僕たち日本人にとって、大きなテーマである原発という問題を考える上で欠かせない「生きた声の一冊」であることは間違いないだろう。
Posted by ブクログ 2021年02月20日
終章にあった「復興五輪」の主語が「被災地・東北」ではなく、「東京」であることが深く心に響いた。やはり東京というのは地方のことは関係ないようである。現状、帰宅困難区域やその周辺の復興など、まだまだ遠く先の話。原発名に「福島」とついているため、風評被害が県内全体に広がってしまっているということも。話が飛...続きを読むんでしまうが、政府はコロナ禍においてコロナに打ち勝つ五輪を開催したいのだろうと思ってしまった。
Posted by ブクログ 2021年01月18日
「白地」それは福島原発事故によって作られた「帰宅困難地域」のうち、放射線量が極めて高く、住民の立ち入りが厳しく制限され、将来的にも居住の見通しが立たないエリアのことを示す隠語。 原発事故の直後から、朝日新聞の記者として福島原発事故の現場に入り込み取材を続けるルポライターの渾身の告発の書。 「政府が...続きを読む掲げる「復興五輪」 その言葉自体に偽りはない。ただ、その対象が彼らと私とでは違っていたのだ。彼らが掲げる「復興」とは、原発被災地や津波被災地の「復興」ではなく、彼らが暮らす首都・東京の「復興」。もっと踏み込んで言えば、その東京に電気を送る東京電力の「復興」ではなかったか。 最後の章で、筆者はこう考察する。 地元に入り込み、静かに熱く伝える記事は、読む価値があると思う。
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