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Posted by ブクログ
2014年刊の自伝。
日比谷高校から東大へ進学。医学部をめざしたものの、2度留年し、結局進んだ先は文学部の美術史。日本の美術に目覚めはしたものの、道を定めあぐねる辻青年。若き日の江藤淳、小田実、畑正憲、若桑みどり、加古里子、高畑勲も出てくる。
分水嶺は大学院博士課程、1週間ほど沖仲士の仕事を体験する(臨時のエリック・ホッファーか!)。これで迷いを吹っ切り、あとは余計なことを考えずに向こう側に降りる。そこには『奇想の系譜』の画家たちが待ち構えていた。
カンニングをして見つかったこと、ストリップをよく見に行ったこと、エキセントリックな求愛エピソードなど、とくに書かなくてもよいことも出てくる。少々露悪趣味、それもまた『奇想の系譜』の著者らしい。
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