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韓国 現地からの報告 ──セウォル号事件から文在寅政権まで
セウォル号事件、朴槿恵退陣を求める巨大デモ、悪化する日韓関係、文在寅政権下の分断……そのとき、韓国では何が起こっていたのか? 人びとは何を思い、考えていたのか? 二〇一四~二〇年はじめまでに起こった出来事のほか、過度の競争を強いる教育制度、軍隊生活や不動産階級社会の実際、日韓をつなぐ人や物など、さまざまな物事を現地から報告する。メディアにはあらわれない韓国の人々の本音、日々のつぶやきを聞き取り、思考するための一冊。 -
危ない日本史
武田騎馬隊の実力は? 上杉謙信戦国最強の武将だった? なぜ20年も川中島で戦う必要があったのか 後継者指名に失敗した信玄と謙信 酒豪・上杉謙信の突然死と糖尿病 織田信長の苛烈な愛情表現と男色 信長はサイコパスだったのか 「岐阜」という名に秘められた野望 本能寺の変の動機を推理する 「是非もなし」の意味すること 拾った針を売り歩いた秀吉の幼少期 誰にでも平気でゴマをすった秀吉 「織田ブランド」のお姫様を次々妻に なぜ淀君だけが妊娠できたのか 遺骨から復元された石田三成の顔 三成が異例の大出世をした秘訣 関ヶ原の裏切り者・小早川秀秋の酒癖 三成はなぜ家康が許せなかったのか 農民出身でも武士になれた 再発見された「天皇」 新選組の必殺技は「三対一」 「鬼の副長」土方歳三の最後 いいところのお坊ちゃんだった坂本龍馬 龍馬は左利きの刺客に斬られた? 浮かび上がった龍馬暗殺の黒幕 人の話を聞ける男だった 徳川慶喜カメラ、猟銃、自転車…の趣味三昧 豚が大好きな元将軍 敵前逃亡の理由 武士道精神には見向きもせず -
22世紀を見る君たちへ これからを生きるための「練習問題」
これから大切な能力って何? いまの子どもたちの文章読解能力は 本当に「危機的」? 未来の大学入試とは? 英語教育は必要? そもそも日本人の大多数が、 ネイティブと同じ発音をする必要がどこにあるの? ・・・ 祖父母から孫へ、親から子へ――。 世代を超えて伝えたい、教育の「本質」を探る。 ・・・ 教育とは、わからない未来を予想して、 あるいは来るべき未来社会を予想して、 「子どもたちに生きるための能力を授ける」という、 いささか無謀な行為である。 それでも20世紀前半くらいまでは、その予想は、 ある程度可能だったかもしれない。 たとえば自分の息子が、自分のあとを継いで漁師になることが 確実にわかっていれば、その子には、船の動かし方、釣り具や網の整備の仕方、 天候の予測のための知識、万が一の時の泳ぎ方といったことを教えておけばよかった。 しかし、いま私たちが直面し知ているのは、おおよそ以下のような問題である。 ■まず、その子が、どんな職業に就くかまったく予想できない。 ■たとえ親が子どもを漁師にしたいと考えても、そもそも22世紀に漁師という仕事が あるかどうかがわからない。 ■さらに、たとえ漁師という仕事が生き残ったとしても、そこで必要とされる 能力について予想がつかない。 ■それは、漁業ロボットを操作する能力かもしれない。漁から販売までを一元化し、 六次産業化していくコーディネート力かもしれない。あるいは、養殖の技術や 遺伝子組み換えについての研究こそが、漁師の本分となるかもしれない。 ■私が暮らす兵庫県豊岡市の隣町、カニ漁で有名な香美町では、多くのインドネシア人が 漁業実習生として漁に携わっている。もしかすると、これからの漁師に必要な能力は インドネシア語の習得や、イスラムの習慣への習熟かもしれない。 ・・・ 本書の中で、私は「教育」について考えていきたいと思う。 2020年の大学入試改革など、教育の大きな転換期を前に、私のこれまでの考えを、 ひとつにまとめて記しておくのも、本書の狙いの一つである。 ・・・ 巻末に高校・大学の授業や、新入社員研修などにも活用可能な、付録「22世紀ための問題集」つき! -
出生前診断の現場から 専門医が考える「命の選択」
「胎児の異常がわかったら、あなたはどうする?」晩婚化にともない出産の高齢化が進む中、「出生前診断」を希望する妊婦が増えている。流産リスクがある羊水検査とは異なり、採血だけでダウン症等の染色体異常がわかる「新型出生前診断」(NIPT)が二〇一三年に開始されたが、そもそもNIPTとはどういう検査で、妊婦は何を判断し結果に備えればよいのか。そして医療テクノロジーの最前線はどうなっているのか。出生前診断の「現場」に長年関わり最先端研究者でもある著者が、出生前診断を受けるかどうか迷う妊婦に正しい情報を伝え、同時に「命の選択」の本質を考える。大宅壮一ノンフィクション賞『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』著者、河合香織氏推薦! 【目次より】○いわゆる「高齢妊娠」について ○上の子が染色体疾患の病気だったとき ○超音波検査で異常を指摘されたとき ○検査の原理と精度 ○遺伝カウンセリングとはなにか ○リスクの客観的評価 ○産む・産まないという選択と検査を受けないという選択 ○出生前診断の倫理的問題 ○胎児遺伝子診断の現在と未来 -
コンビニチェーン進化史
“当たり前”に使うコンビニは、“驚異”の「イノベーション」の宝庫! 進化の果ての「24時間営業」は、小売の究極形態か!? 地獄の職場か!? 常に「消費の最先端」を歩む、その革新の秘密に迫る。 ************************* 「お客様第一」が数々の革新を生んだ! 「コンビニエンス・ストア」は、「便利な小売店」の枠を超えて、今や「街のインフラ」としての地位を占めるまでになっている。そこには、徹底したドミナント戦略、三〇〇〇を超える商品の供給・流通網の整備、販売機会を逃さない単品管理システムの導入、コンビニ食開発による新規需要創造、チケット端末やATMをはじめとしたサービス機能の拡充など、数々の革新があった。なぜコンビニは、ここまで消費者需要を取り込み続けられたのか。果たして今後も、持続的に成長していける業態なのか。元「月刊 コンビニ」編集長が、その進化の歴史と展望を解説する。 【目次】 はじめに 第一章 「コンビニエンス・ストア」の夜明け 第二章 新興勢力参入による「コンビニ群雄割拠」 第三章 コンビニの屋台骨を支える「巨大流通システム」 第四章 需要を創造する「コンビニ食」 第五章 「インフラ化」するコンビニ 第六章 「ビッグ3競争時代」と「コンビニの未来」 おわりに -
高校世界史でわかる 科学史の核心
ニュートンが大科学者たり得たのはなぜ? どうしてフランス革命時に諸科学が勃興した? 量子力学は歴史の偶然で生まれた? 国家の野心と研究者の探求が重なるところに、歴史の転機は訪れる。近現代史を陰で動かした諸科学の営みとそのダイナミズムを、文理の壁を超えてやさしく語る、あたらしい科学史入門。 第1章 イギリス王政復古と「学会」創設 ──ニュートンはなぜ大科学者たり得たか 第2章 フランス革命と化学革命 ──なぜ諸科学は動乱期に基礎づけられたか 第3章 普仏戦争と「量子仮説」 ──量子力学は製鉄業から生まれた? 第4章 世界大戦と核物理学 ──真理の探究はいかに歴史に巻き込まれたか 第5章 変貌する現代科学 ──巨大科学は国家を超える -
人生は苦である、でも死んではいけない
人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人へ。ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が送る力強いメッセージ! 人生は苦しい。苦しいこともあれば、楽しいこともある、ではなく、本来的に人生とは苦しいもの。それゆえ仏教は「生老病死」の苦しみを説き、聖書は人生を嘆きの谷になぞらえる。でも、それでも死んでしまうのではなく、この事実を認め、受け入れた上で生きていこう。いじめられている人も、会社でハラスメントを受けている人も、死んでしまうのではなく、とにかく生きよう。どんなに孤独に思えても、かならずどこかに「仲間」はいる。だから絶望することなく、希望を持って生きてゆこう。人生を「生きる」ことが、この世に生を受けたすべての人に課された課題だから。 仏教、キリスト教、ギリシア哲学--いにしえの知恵をたずね、アドラー心理学、三木清の『人生論ノート』など、さまざまな思想に学び、築き上げた、岸見一郎の総決算としての人生論! -
1968年
先進国に同時多発的に起こった多様な社会運動は、日本社会を混乱の渦に巻き込んだ。その結果生まれたウーマン・リブ(→フェミニズム→男女共同参画)、核家族化(=儒教道徳の残滓の一掃)、若者のモラトリアム化(→「自分さがし」という迷路)、地方の喪失(=郊外の出現)、市民の誕生と崩壊、「在日」との遭遇などの現象は相互に関連しながら、現代社会の大きな流れを形作っている。前史としての“60年安保”から、ベ平連や全共闘運動を経て三島事件と連合赤軍事件に終わるまでの“激しい時代”を、新たに発掘した事実を交えて描く現代史の試み。 -
日本の民俗宗教
「日本独自の文化・伝統」はどのようにして生まれたのか。天皇のもと稲作中心に営まれた古代日本社会に、中国大陸から仏教が伝来して以降、さまざまな文化との交流、混淆、対立が繰り返される。大嘗祭、祇園祭り、盆踊り、元寇、ねぶた祭り、南蛮貿易、寺請制度、かくれキリシタン。古代から現代まで、数々の外来の文化の影響を受けて変容し形成された日本の民俗宗教を、歴史上の政治状況、制度の変遷とともに多角的に読み解く。 -
韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
政府の過剰に新自由主義的な政策により、すべての世代が競争に駆り立てられている「超格差社会」韓国。その現状を徹底ルポ! 第一章 過酷な受験競争と大峙洞キッズ 第二章 厳しさを増す若者就職事情 第三章 職場でも家庭でも崖っぷちの中年世代 第四章 いくつになっても引退できない老人たち 第五章 分断を深める韓国社会 ◎子供 小学5年で高校1年の数学を先行学習、 1日に2、3軒の塾を回る。 幸福指数は、OECDの中で最下位クラス。 ◎青年 文系の就職率56%。 厳しい経済状況のもと、 人生の全てをあきらめ「N放世代」と呼ばれる。 ◎中年 子供の教育費とリストラで、 中年破綻のリスクに晒される。 平均退職年齢は男53歳、女48歳。 ◎高齢者 社会保障が脆弱で、老人貧困率45%以上。 平均引退年齢の73歳まで、 退職後、20年も非正規で働き続ける。 政権が政策を誤れば、これは世界中のどこの国でも起こりうる。 新自由主義に向かってひた走る、日本の近未来の姿かもしれない! -
何を捨て何を残すかで人生は決まる
忙しく働いているのに、金銭的な余裕を感じられない。気が付くとスケジュールが埋まり、自分の時間が減っている。いつの間にか付き合う人の多くが、仕事関係の人ばかりになっている。自分の暮らす部屋を眺めると「なぜ買ったのかよくわからない物」がいくつも転がっている……。仕事や人間関係を抱え込みすぎて、「息苦しさ」を感じたなら、この本を読み進めてください。自分らしく自由に生きるための唯一の方法–それが、この本でお伝えする「持たない生き方」です。 -
沖縄ノート
米軍の核兵器をふくむ前進基地として、朝鮮戦争からベトナム戦争にいたる持続した戦争の現場に、日本および日本人から放置されつづけてきた沖縄。そこで人びとが進めてきた苦渋にみちたたたかい。沖縄をくり返し訪れることによって、著者は、本土とは何か、日本人とは何かを見つめ、われわれにとっての戦後民主主義を根本的に問いなおす。 -
ネットは社会を分断しない
罵詈雑言が飛び交い、生産的な議論を行うことは不可能に思われる現在のインターネット。しかし、ネットの利用は本当に人々を分断しているのか? 10万人規模の実証調査で迫る、インターネットと現代社会の実態。 -
AI倫理 人工知能は「責任」をとれるのか
2045年、シンギュラリティ(技術的特異点)が訪れ、AIが人間よりも正確で賢明な判断を下せるようになる、という仮説がある。では、「超知性体」となったAIがあやまちを犯し、自動運転者が暴走したり、監視カメラ等が集めたデータによって差別的な評価選別が行われたりしたとき、誰が責任をとるのか。そもそも、AIが人間を凌駕するという予測は正しいのか。来るべきAI社会を倫理的側面から徹底的に論じた初めての書。 目次 第一部〈理論編〉情報倫理からAI倫理へ 第一章 AI倫理とは何か 第二章 AIロボットは人格をもつか 第三章 情報圏とAI 第四章 AI倫理のラフスケッチ 第二部〈応用編〉AI倫理の練習問題 第五章 自動運転 第六章 監視選別社会 第七章 AIによる創作 -
佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いざ、教養の力試し! あなたの思考力と基礎知識を試す「新時代の頭の体操」を、教養の怪物・佐藤優が厳選。時代を生き抜くための頭脳を磨け!「本書は、この地方上級公務員試験で過去実際に出題された問題から、私自身が良問と認めた60問をピックアップし、解答と私独自の観点からの解説を付記したものである。また一般的な公務員試験の問題集とは異なる本書独自の特色として、この60問を出題分野ごとに並べるのではなくジャンル横断的に、なおかつ大体の難易度順に並べてある。(中略)この中に「歯が立たない」という問題があれば、即ちそれこそがあなたの「知識・教養の欠損」である。解けないことを嘆くのではなく、学び直しの機会を得た喜びを感じながら読み進めてもらいたい。」――「はじめに」より -
愛
本書でわたしは、「愛」の本質を明らかにした。性愛、恋愛、友愛、親の子に対する愛……。愛にはさまざまな形があるが、これらはいずれも、本来まったく異なったイメージを与えるものである。にもかかわらず、なぜこれらは「愛」の名で呼ばれうるのか?それは、そこに「愛」の、ある“理念性”の本質が通奏低音のように響いているからである。性愛も恋愛も友愛も親の子に対する愛も、その「愛」の通奏低音の上に、それぞれ独自の音色を響かせているのだ。本書の目的は、これら「愛」の名のもとに包摂されるありとあらゆる「愛」の本質を明らかにすることにある。「愛」とは何か、そしてそれはいかに可能か? これが、本書でわたしが挑み、そして明らかにした問いである。 -
5Gビジネス
単に「速くなる」だけではない! 5Gが変えるビジネスの未来をコンパクトに解説! ◎本書の内容 2020年の東京オリンピック開催にあわせ、 日本でも本格的に次世代通信規格(5G)の商用化が始まる。 これまでより「高速・大容量」となるだけではなく、 「多数同時接続」「低遅延・高信頼性」という新たな特徴が備わることになる。 4Gと比較すると、通信速度は100倍、通信容量は1000倍、同時接続端末数は100倍、遅延は10分の1と、 大きな通信機能・性能の向上が見込まれている。 3Gから4Gに変わったときにスマートフォンが一気に普及して人々の消費行動を変えたように、 5Gへの進化に伴い、ビジネスチャンスが大きく広がることが期待されている。 本書は、5Gの特徴と、どのような変化が起こるのかを、 野村総研のコンサルタントがわかりやすく解説する。 ◎本書で解説する5Gの影響 ・360度VR/ARなどのコンテンツ配信がスムーズに。 エンタメはもちろん、これまでとはちがう広告・購買体験を提供することができる ・高精細カメラと組み合わせることで、建設機械の遠隔操作や、 遠隔診療サービスが現実のものに ・自動運転車への情報提供、製造現場でのIoTセンサーからの情報収集のためには、 同時多接続ができる5Gが欠かせない ・ウェアラブル端末にあらゆる情報が送れるようになり、スマホすら不要になる可能性も ・4K・8Kの監視カメラと組み合わせることで、指紋・眼紋などの生態情報が 比較的遠くからでも取得できてしまう。プライバシー問題はさらに深刻に ・地方都市まで基地局が行き渡るのか。地域間格差が広がる可能性 -
入門! 自宅で大往生 あなたもなれる 「家逝き」達人・看取り名人
人の最期は、延命か否かの簡単な二元論ではない。食べられなくなったとき、息ができなくなりそうなとき、心臓が止まりそうなときはどうすればいいのか。同居家族がいない場合は。かかりつけ医との付き合い方は……。「家逝き」を望む本人と看取る側は何に備えればいいのか。「村」唯一の医師として在宅医療、介護、看取りを支援してきた経験から四つの「家逝き」の極意を伝授する。国が推進する在宅時代の現実的な「解」を提示する。 “陸の孤島”福井県旧名田庄村の唯一の医師として仕事を始めて四半世紀。「自宅で逝きたい」「看取りたい」と願う本人と家族の希望をかなえるべく奔走してきたが、超高齢化の進展で、介護する側まで70代以上も多くなり、地域社会が残る旧名田庄村ですら自宅で大往生することが難しくなりつつある。在宅医療・介護・看取りの理想と現実とは何か。医療・介護の施設も人材も不足する中で、幸せな最期を迎えるための四箇条を提言する。 お一人さまも必見! 在宅介護時代の処方箋 ●“延命か否か”の二元論じゃない ●同居家族がいる場合、いない場合 ●トイレとお風呂での介助のポイント ●家逝き、痛み緩和、家族負担。優先順位を決め希望を絞る ●自宅で大往生を阻むもの――苦痛・身内・そして自分 ●逝き方の理想と現実を整理する ●心づもりチェックシートから始まる逝き方準備 ●孤立死、孤独死は、悲劇じゃない 病院も施設も足りない、医師、看護師、介護者も不足する 「先進地域」からの提言。これこそ在宅時代の現実解だ -
宅地崩壊 なぜ都市で土砂災害が起こるのか
地震や豪雨による都市部での宅地災害は、天災なのか── 想定外の豪雨や地震で起こる、地すべりや土砂崩れなどによる都市域での宅地被害を、私たちは防ぎようのない自然災害だと思いがちだ。しかし、「持ち家政策」を推進してきた、戦後日本の宅地開発に伴う社会・経済史的背景とその開発工法をたどると、隠れていた真実が見えてくる─。「他人事」と看過できない現代日本の宅地の危機を、斜面防災の第一人者が解き明かす、括目すべき一冊! 第1章 宅地崩壊の時代 第2章 遅れてきた公害 第3章 盛土のミカタ──異常気象と崩壊のメカニズム 第4章 ゆらぐ「持ち家社会」──宅地崩壊の背景 第5章 わが家の生存戦略 -
競輪選手 博打の駒として生きる
「1着賞金1億円、2着賞金2,000万円」最高峰のレースはわずか数センチの差に8,000万円もの違いが生まれる。競輪――人生の縮図とも言える昭和的な世界。15億円を稼いだトップ選手が今、初めて明かす。 -
ロジスティクス4.0
■ヤマト運輸での労働問題発覚以降、「物流危機」はホットトピックになっている。実際、トラックドライバーの高齢化や倉庫作業員の不足は顕著であり、「経済の血脈」である物流がいつ止まってもおかしくない状況にある。 一方で、宅配ロボットやドローンといった先進技術の活用も徐々に広がりつつある。Amazonのように、倉庫作業のロボティクス化やAIによる需要予測といった先駆的な取り組みを進めることで、競争力の更なる向上を実現している企業も存在する。 ■これら、足元での労働環境の悪化やAmazonをはじめとする先進プレイヤーの動向といったミクロな事実を紹介する書籍や記事は増えてきたが、「物流の未来」がどのようなものであるかや、経営・経済においてどのような役割を果たすようになるのかまでを見通したものはない。 本書は、ロジスティクスの最先端動向に精通し、コンサルティング、セミナーなどで活躍する著者が、技術革新の先にある物流ビジネスの「破壊と創造」を解説するものである。省人化・標準化が進むことで、サプライチェーン全体の最適化に向けたオープンプラットフォームが生まれつつあること、コト売りへの転換を果たそうとするメーカーがシェアリングビジネスに進出していることなど、技術・インフラ・サービスの進化の方向性を明らかにしている。物流会社だけではなく、荷主やメーカーにとってのビジネスチャンスも見つけられる内容である。 ■「ロジスティクス4.0」は、著者が講演やコンサルティングなどで使ってきた用語だが、その用語や考え方がそのまま「国土交通白書」や「ものづくり白書」で用いられるなど、一般用語化している。 -
LGBTを知る
◆本書は、性的マイノリティの総称として使われる「LGBT」の基礎知識から、企業が社内外で取り組むべきことまで、丁寧に解説しています。事例も豊富で、いま知っておくべきことを網羅しています。 ◆著者はLGBTに関わるシンクタンク代表として、CSR領域からマーケティング領域まで幅広くサポートしています。 ◆企業の取り組みを交えて解説することで、具体的なイメージを持つことができます。LGBTの方の立場にたって、アクションがとれるようになります。 ◆会社で人事・労務の仕事をしている人はもちろん、マネジャーや一般の人まで、最低限知っておきたい内容を余すことなくカバーしています。 -
やさしいマクロ経済学
マクロ経済学を身近に感じられる1冊。ニュースやケースを交えて解説することで理解がさらに深まる。 ●マクロ経済学の基本の基本書 マクロ経済学はミクロ経済学と並んで、経済学の王道中の王道で、公務員試験で必須のほか、学生、一般の人も含めて読者の多い分野。これからの日本経済を考える上で、必要な知識。GDP(国内総生産)、財政政策、金融政策、為替などを、やさしい事例を用いながら解説。 ●なぜ、いまこれを考えるのか。ニュースなども交えて解説。 著者の塩路氏は、2015年に、経済学研究で名誉ある「日本経済学会・石川賞」を受賞するなど、日本経済学研究の第一人者である。本書では従来の本に多い、頭から理論を押しつける解説ではなく、「なぜ税金が必要なのか」「なぜGDPから考えるのか」など、読者に寄り添う形で解説しています。また、章末にはニュースを題材として取り込んでおり、理解が深まります。「国単位で考える」マクロ経済学はどうしても身近に感じられない場合も多いですが、日々のニュースを理解する上で必要な知識が得られるよう、随所に工夫を凝らしています。 -
遅読術
「速読はバカの早食いと同じ! 」 ロクでもない情報を遮断し 人類の「知の遺産」を味わい尽くせ! ショウペンハウエル、ヴィーコ、三島由紀夫、 ヤスパース、三木清、ニーチェ、 大江健三郎、ヘッセ、小林秀雄、ゲーテ……。 彼らはどのように本を読んだのか! 「速読はバカの早食いのようなものである。 単に腹を満たすのが目的ならマクドナルドのハンバーガーでいい。 一流のレストランに大金を払って「栄養」を求めるバカはいない。 そのレストランが提供する技術に、魂が突き動かされていく。 その過程・時間にこそ、意味がある。 古典を読むのは、過去に存在した偉大なレストランで食事をするようなものだ。 これ以上の贅沢はない。 では具体的になにを読めばいいのか? 過去を振り返れば、すでに道は示されている。 本書では先人の知恵に学びながら、再びそれを示していく。 大事なことは、真っ当な世界に連なる意志をもつことだ。」(「まえがき」より) 「人間として生き延びるには、 自己啓発本とはまったく別の意味における「スキル」が必要になる。 それは、自分を救えるのは自分ではないと気づくことだ。 自分の力などたかがしれていると思い知ることだ。 偉大なもの、崇高なものは、それを教えてくれる。 本書では人類が到達した場所と、 そこに至る「思考回路」を振り返らないと未来はないという事実を示した。 くだらないものと距離を置き、価値あるものに触れ続けなければ、 家畜として死ぬだけだ。」(「あとがき」より) <著者プロフィール> 適菜 収(てきな・おさむ) 1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。 ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、 『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、 『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、 『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC層の研究』、 呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、 『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)、 『平成を愚民の時代にした30人のバカ』(宝島社)、『死ぬ前に後悔しない読書術』、 『安倍でもわかる政治思想入門』、『安倍でもわかる保守思想入門』、 『安倍政権とは何だったのか』、『おい、小池! 女ファシストの正体』、 『問題は右でも左でもなく下である』(以上、KKベストセラーズ)、 近著に『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』(講談社+α新書)など著書多数。 -
世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった
保守化する世界、自国第一を突き進む国家、AIで働き手が疎外される社会……。かつての「当たり前」が逆転しはじめた。安全保障に精通した二人の博学が、何が時代後れになったのか、知っておくべきは何かを示す。 -
トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち
1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策によって広まり、世界中に普及する。だが、化学肥料の使用、土地の圧縮、多額のローンなど新たな問題を生み出す。本書は、一つの農業用の“機械”が、人類に何をもたらしたのか、日本での特異な発展にも触れながら、農民、国家、社会を通して描く。 ●目次 まえがき 第1章 誕 生――二〇世紀初頭、革新主義時代のなかで 1 トラクターとは何か 2 蒸気機関の限界、内燃機関の画期 3 夜明け――J・フローリッチの発明 第2章 トラクター王国アメリカ――量産体制の確立 1 巨人フォードの進出――シェア77%の獲得 2 専業メーカーの逆襲――機能性と安定性の進化 3 農民たちの憧れと憎悪――馬への未練 第3章 革命と戦争の牽引――ソ独英での展開 1 レーニンの空想、スターリンの実行 2 「鉄の馬」の革命――ソ連の農民たちの敵意 3 フォルクストラクター――ナチス・ドイツの構想 4 二つの世界大戦下のトラクター 第4章 冷戦時代の飛躍と限界――各国の諸相 1 市場の飽和と巨大化――斜陽のアメリカ 2 東側諸国での浸透――ソ連、ポーランド、東独、ヴェトナム 3 「鉄牛」の革命――新中国での展開 4 開発のなかのトラクター――イタリア、ガーナ、イラン 第5章 日本のトラクター――後進国から先進国へ 1 黎 明――私営農場での導入、国産化の要請 2 満洲国の「春の夢」 3 歩行型開発の悪戦苦闘――藤井康弘と米原清男 4 機械化・反機械化論争 5 日本企業の席巻――クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱農機 終 章 機械が変えた歴史の土壌 -
1971年の悪霊
70年代学生運動、中津川フォークジャンボリー、ウッドストックとオルタモント、パリ学生騒擾、文化大革命…現代へと脈々と通じる「無内容な自由の戦い」とは何か。 -
東京裁判「神話」の解体 ──パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克
東京裁判は「勝者の裁き」であり、インド代表パル判事とオランダ代表レーリンク判事の反対意見は、その欺瞞を暴き出すものだとの論が日本の国内論議で長くみられた。だが、パルやレーリンク意見には重大な誤謬と恣意性があり、東京裁判の功績と問題点の歴史的・法理学的理解を大きく歪めている。東京裁判研究者の戸谷と国際法の大家コーエンが、従来見過ごされてきたウェブ裁判長による判決書草稿を読み解き、東京裁判の過程を再検証。判決から70周年を迎えた今、知られざる真相を解明する。 -
「身体を売る彼女たち」の事情 ──自立と依存の性風俗
なぜ彼女たちは、JKリフレやデリヘルで働くのだろうか? 風俗で働く女性のための生活・法律相談窓口「風テラス」に寄せられる彼女たちの悩みの背景には、若者の貧困、DVや虐待などの家庭問題、ワーキングプア、見えづらい障害や病気など、複雑な社会課題が絡み合っている。そうした課題を解決するために彼女たちが選んだJKリフレやデリヘルの世界には、一度足を踏み入れると抜け出しにくい構造がある。自助と公助の狭間に落ち込んでしまった彼女たちが集う「いびつな共助」としての性風俗の世界を描き出し、自己責任論と感情論に満ちた社会に風穴をあける一冊。 -
社会という荒野を生きる。
・内容紹介 「いま私たちはどんな時代を生きているのか」「これからの時代で何を大切にして生きていくべきなのか」。 社会学者・宮台真司が日々のニュースや事件、社会現象をネタに、 「そもそもなぜそれが起こったのか」を解説しながら、 現代という社会、また、より良い生き方のスタンスについて詳しく丁寧に説いているラジオ番組 「デイキャッチャーズ・ボイス宮台真司」。 「天皇と安倍総理」「民主主義と独裁」「沖縄問題のゆくえ」「ブラック企業」……。 この社会の本当の「問題の本質」を解き明かす。 宮台真司の「本質を見抜くニュースの読み方・考え方」が学べる書。 社会学的知見に基づいたフィールドワークを通して論考した宮台の現代批評は、 不透明な時代の見晴らしを良くする武器となるはずだ。 ・著者 宮台真司(みやだい・しんじ) 1959年生まれ。社会学者、映画批評家。首都大学東京教授。 東京大学文学部卒、東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。 社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学専任講師、東京都立大学助教授を経て現在に。 社会システム理論を専門分野とする一方、テレクラ・コギャル・援助交際など、 サブカルチャー研究でも第一人者に。 著書に「権力の予期理論」「制服少女たちの選択」「終わりなき日常を生きろ」「日本の難点」 「民主主義が一度もなかった国・日本」「絶望時代の希望の恋愛学」など多数。 -
期待はずれのドラフト1位
甲子園や大学野球で華々しく活躍し、大きな期待を背にプロの道に進んだ選手たち。しかし誰もが思い通りの成績を残せるわけではない。ケガに苦しみ、伸び悩み、挫折感を抱きながらユニフォームを脱ぐ……。けれども人生はまだゲームセットを迎えてはいない。新たな挑戦を続ける元ドラフト1位選手たちの軌跡を追う! -
中国と日本がわかる最強の中国史
中華思想は「幻想」でしかない! 韓国とは違って、中国の属国ではなかった日本から見た、目からウロコの中国4千年史。「日本史」「世界史」「韓国史」に続く、大好評の「最強シリーズ」第4弾! ◎冊封体制論は日本特有のガラパゴス史観の虚構◎弥生人は朝鮮半島でなく江南からやってきた◎始皇帝が信長・秀吉なら漢の劉邦は家康に似ている◎帰化人のほとんどは半島人でなく漢民族◎漢や唐の栄華は中国より日本に残っている◎元寇と倭寇の敗北で日本には勝てないと思う中国人◎秀吉が死んだ隙に清が中国を統一した◎沖縄が中国であったことはない◎孫文は親日的だったのか?容共だったのか?◎抗日戦争から逃げて生き延びた中国共産党◎「一帯一路」は「大東亜共栄圏」の焼き直し◎習近平は安倍首相との外交戦争に負けた -
王とサーカス
2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか? あるいは――」疑問と苦悩の果てに太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは? 『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生を左右する大事件に遭遇する。/解説=末國善己 -
パワーハラスメント<第2版>
どうすれば問題なく“指導”ができるのか? 職場で相手より優位な立場にあることを利用して行ういじめ・嫌がらせ、パワーハラスメント(パワハラ)が職場で大きな問題となっています。 厚生労働者は「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」を開催し、2018年3月、報告書をまとめました。今後、ガイドラインの策定などを通じて国の規制が強化されることが予想され、企業はいっそうの対策を迫られます。 何がパワハラで、何がパワハラでないのか? どうすればパワハラにならず、部下を指導できるのか? 言葉遣いや仕草の注意点、適切なコミュニケーションの取り方などを実践的に紹介。 厚生労働省・パワハラ防止対策検討会の報告書や最近の裁判例など最新の状況を踏まえ、ケーススタディも豊富に入れて、企業現場の実態に基づいて解説します。LGBT(性的マイノリティー)への配慮など、職場で問題となる様々なハラスメントへの対応も取り上げます。 著者は「パワーハラスメント」という言葉を生み出し、厚生労働省・パワハラ防止対策検討会の委員もつとめた第一人者。豊富なコンサルティング経験をもとに、職場の実態に即した解説を行います。 -
青年・渋沢栄一の欧州体験
近年再評価の進む渋沢栄一だが、後年、彼が成し遂げた数々の経済・金融改革の原点には、徳川慶喜の名代としてパリ万博へ向かう徳川昭武の付き添いとしてフランスに赴いた時の一年半にわたる欧州留学体験があった。ここで彼は何を体験し、それは維新政府の国づくりにどう影響したのか。また彼の経済道徳合一主義と、どうかかわっているのか。岩倉使節団の研究で名高い著者が、その現代的意義を探る。 -
ソーシャルメディア・マーケティング
●企業プラットフォームの時代から、双方向メディアの時代へ 消費者一人一人が主役となり、自らが発信する時代へ。ネットを介した口コミが商品の売れ行きを左右し、時には、消費者が製品のイノベーションにも寄与する。売り手と買い手という立場を超えて、共に何かをなすという意味での「共創」という概念が重要となってきている。 本書では、ソーシャルメディア(SNSやブログなど)の個別具体的な活用法ではなく、共創という概念が従来のマーケティングを進化させたというストーリーを描く。ネットの隆盛で既存のマーケティングが役にたたなくなったわけではない。マーケティングに精通した学者が、新しい概念を取り込んで体系化し、SNS等のソフトの盛衰にかかわらず、時代に即したマーケティングを解説する。 -
代体(角川文庫)
近未来、日本。そこでは人びとの意識を取り出し、移転させる技術が発達、大病や大けがをした人間の意識を、一時的に「代体」と呼ばれる「器」に移し、日常生活に支障をきたさないようにすることがビジネスとなっていた。大手「代体」メーカー、タカサキメディカルに勤める八田は、最新鋭の「代体」を医療機関に売り込む営業マン。今日も病院を営業のためにまわっていた。そんな中、自身が担当した患者(代体)が行方不明になり、山の中で無残な姿で発見される。残される大きな謎と「代体」。そこから警察、法務省、内務省、医療メーカー、研究者……そして患者や医師の利権や悪意が絡む、壮大な陰謀が動き出す。意識はどこに宿るのか、肉体は本当に自分のものなのか、そもそも意識とは何なのか……「科学が倫理を押しつぶす世界」を描いた、「百年法」を凌駕するエンタテインメントがここに誕生! 解説:藤田直哉
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