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「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーで、6年連続人口増加率全国トップ――。かつては数多ある東京のベッドタウンの一つにすぎなかった千葉県流山市がいま、脚光を浴びている。「子育て中の共働き世代」に的を絞った政策をはじめ、人材活用、産業振興、都市計画、環境保全まで、あらゆるテーマを同時並行で推し進める。流山市在住30年、気鋭の経済ジャーナリストが、徹底取材でその魅力と秘密に迫る。
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Posted by ブクログ
自分が住む流山について、色々知ることが出来てとてもよかった。 それでいて筆者の物語としてわかりやすく組み立てる能力が高く、本としても読みやすい良書。
流山在住の著者が全国人口増加率No.1の流山市についてルポる著作。同著者の「起業の天才」も読んで面白かったので読んでみたら、リクルートの社員が流山の発展にも寄与していて関連深かった。地方自治体ではなく、国政にも参考になる内容だった。
問い なぜ流山市は人口が増えたのか 答え ブランディング戦略として共働きの子育て世帯にターゲットを絞ったから 根拠 TX開業を機とした再開発(ハード)だけでなく、「母になるなら流山市」というキャッチコピーによる呼び込みや送迎保育ステーションなど保育支援サービスの充実を行なった。 アクション 限...続きを読むられた予算で市民満足度を上げるために行政にもマーケティングが必要。SWOT分析など。 ・まちの強みをどう活かすか ・まちの弱みをどう克服するか ・どのように機会を利用するか ・どのように脅威を取り除くか ・それらの主張を支える根拠は何か
流山が「千葉のチベット」からどうやって現在の発展を遂げたのか、人物にフォーカスをあてた取材記録。 何がすごいかではなく、どんな人が、どういう思いで、どうやって実行したかを知ることができる。 最後に、発展の当事者クラスの人が流山を出ていった記述については、町の変化には終わりがなく、ステージによっていろ...続きを読むいろ異なるのだと思った。
土地の有用性が残っていたという部分も強いが、人の情熱の部分の方が大切なんだなということがわかった。なんなら、前市長が続投していたら、今の流山市はなかったんだなと思う。日本にも優秀な人は多くいるんだなということが分かったけど、海外挟んでいる人が多いなと思った。
日本全国どこに行っても同じような景観。損な印象の郊外のまちづくりの勝ち組が千葉県の流山市。「千葉のニコタマ」とまでいわれるTX沿線は如何にして勝ち組になったのか。
ちょくちょく名前を見た限りでは流通タウンとしての側面が目についていたので、人口増加率の肝がどこにあるのかをいろんな側面から迫っていて読み応えがあった。 各自治体の少子化対策は、通り一遍に過ぎれば結局近隣地域との奪い合いの側面も否定し難いが、確たる対応を周知させ住民の中で醸成させていく循環が必要だ...続きを読むなと思う。
読むのにかかった日数:1日 臨場感のあるドキュメンタリーで、ページ数も少なくするする読めました。 特に前半の市長選の様子は圧巻! === つくばエクスプレスが出来て、わずか30分ほどで秋葉原駅に到着可能となった利便性も申し分ない流山。 これから子供を産みたい、でも仕事も今まで通り続けたい。 そう...続きを読む考えている私は、果たしてどんな政策を行っているのか気になりこの本を手に取りました。 書籍を読んでいて一番惹かれたのは、流山市には市政としては異質なマーケティング課が存在することです。 この課はアメリカで街づくりを徹底的に学んだ井崎市長肝入りの課。 日本の自治体で唯一の課だそうです。 発足当初にマーケティング課を起こすことについては、「行政が金儲けをたくらむなんて」と反対の声も多かったそうです。 既得権に真っ向から立ち向かう姿勢には心打たれるものがありました。 市政に携わる職員の方の活躍以外にも、流山の制度や土地を活かして自ら動こうとする人々の様子が多く描かれていました。 本音を言えば人口増加率向上を達成するために行った施策についてもっと掘り下げたり数値的なデータを見たかったという思いもあります。 しかし限りなく『人』にフォーカスしたところが、流山市の力強い面のアピールに一役買っているのかなとも思いました。 文末のあとがきにある通り、「自ら機会を作り出す」人を後押しし、そのサポートを受け力強く踏み出していく人々が作り上げた結果が、今の流山市なのだと感じます。 行政を「自分一人が声を上げても何も変わらない」と他人事にするのではなく、当事者の一人として行動していくこと。 その大切さについて、改めて考えることが出来る書籍でした。
ちょうど仕事で流山おおたかの森に行く機会があって、ちょっと街に興味を持っていた。流山市は、ほかにも本が出ているくらい、街づくりの成功事例として注目されている。 この本を読んで感じたのは、大きな転換点である「つくばエクスプレス」開通はもちろん重要だったと思うが、それだけでここまで注目される街づくりに...続きを読む発展したわけではないこと。行政に民間の思想を取り入れたアプローチや、地域を盛り上げていこうとする個人・企業の存在があって、そこに感化された人々が次の変化を起こしていくという循環ができたのは理想的だなと思った。 あとがきで筆者も書いているが、何か特別な施策を行ったとか、すごい景勝地があったとかそういうものではなく、市民を巻き込んでやるべきことをやって変化を起こした、ということに尽きるんだけど、それが簡単ではない。 画一的な大手チェーンに頼らない、可能性を引き出す街づくりは今後も重要になると思う。
流山市民です。自分の住む流山市に関する本が売れているということで興味を持ち、本書を購入しました。 良かった点としては、普段から利用している流山市の施設や鉄道が、過去どのような歴史や人々の努力で作られたかが分かることです。つくばエクスプレスの駅の誘致から、ショッピンングモール、物流センターなど身近な...続きを読むものがどのようにして作られたかを知ると、少しこの街への愛が増しました。つくばエクスプレスの開通は確かに幸運でしたが、その幸運を逃さずに多くの人々がそれぞれの場所で努力した結果、今の人口増加に繋がっていることがよく分かりました。 ただし、流山市にお住まいでなく、市政や都市開発に興味がない方にとっては、そこまで楽しく読めるかは分かりません。また、自分は子どもが居ないので分かりませんが、子育て支援に関する施策に事実と異なる点があるという他の方のコメントが少し気になりました。 総評としては、情報が新しく流山市に住む人にとってはとても身近で、楽しめる本になっていると思います!そうでない方も、市政や都市開発に興味のある方は楽しめると思います! 一市民として、これからの流山の発展を願っています。
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大西康之
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