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新潟中越地震での工場被災をきっかけに経営危機が表面化、2006年に米ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBCグループ、三井住友銀行の金融3社から3000億円の出資を受けた三洋電機。その後、携帯電話、デジカメ、白物家電、信販といった事業は切り売りされ、本体はパナソニックに買収された。散り散りになった旧経営陣は今何を思い、10万人の社員たちは今どこで何をしているのか。経営危機の渦中、同族企業の混乱を克明に取材し、その後も電機業界の動向を見続けてきた新聞記者が、多くのビジネスパーソンにとって決して他人事ではない「会社が消える日」を描く。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年05月10日
190422 読み始めているところ 暗い気持ちになるのか、前向きになるのか。
100510 いずれ会社はなくなる。そういう思いで、覚悟して務めなければならないと思った。そう思うと暗くなるのだが、悲観せず行きたい。シェアや売上、規模を目指すところから、ステータスを気にせず、満足を得られるところに進みた...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月24日
日本の企業はレミングのようだ。
ブームに乗るとシェア争いをし、同じような巨大投資をし、潰れていく。
ただ忘れてはいけないのは、会社は潰れても人は残る。企業の精神は残る。そんなサンヨー精神をもった人たち、そしてシャープの精神を持った人たちが今後いろんな分野で協業し、活躍する、そんな未来をこの本は見せて...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月06日
会社が消えても人生は終わらない。図らずも、ダウンサイジング時代の先兵となった企業戦士たちの物語。『三洋電機―井植敏の告白』の続編。
たとえ今の職場がなくなっても、人生が終わるわけではない。では、どこに向かって次の一歩を踏み出すか。かつて三洋電機に在籍した人々のその後の歩みは、貴重な示唆に富んでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月01日
2011年上場廃止になった三洋電機。会社は消えても人生は終わらない。三洋がパナソニックに買収され、消滅に至るまでと、会社を失った元三洋電機社員の再生の物語。できまへんではなく、にっこり笑ってちょっと考えさせて下さいと言って、立ち向かうそんな人々のストーリー。メモ。(1)彼らの再生はかつての強さを取り...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月25日
とても面白く読んだ。
・こういうことは多分これからもたくさん起こる。
・何がうまい乗り切り方かはわからない。
・一言で言えば人間万事塞翁が馬だけど
・原子爆弾の誕生にもあった、こういう場合に助かるためには天才である必要はなく、1日だけ早く行動することだ、というのも当てはまる?
・技術者でない人の方が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月02日
企業の成功書は、いくつもあるけど
これは、失敗の書。家電メーカーが統廃合され
サンヨーのブランドも無くった。そこて行われた事
当時の社長や会長の話しや営業、開発など
様々な立場がどうあって、どうなったか書かれている。
経済系のノンフィクションだけど、ちょっとフィクションもはいった誇張した表現が気にな...続きを読む
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