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「毛内拡」の「読書する脳」「脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「毛内拡」の「読書する脳」「脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
読書を長く趣味にしているが、読書が脳に与える影響なんて具体的に考えもしなかった。インプット厨な所があるので読書は情報の摂取だと漠然と思っていた。
この本は読書の効用や留意点を教えてくれる。紙の書籍と電子書籍を読むときの脳の働きの差やオーディオブックの使い方、読書をすることによる心理的効果などなどテーマも幅広い。紙の本で読むことや音読することは身体活動で記憶しやすいというのはなるほどと思うし、電子書籍は認知負荷が高くなるが物語を読むときは差し支えないことやオーディオブックは聞き流すことでのインプット効果があることなどは媒体で使い分けをしたくなる。
認知バイアスのところは特に気をつけたい。自分
Posted by ブクログ
心をとても厳密に解説してると思います。あってるかはわからないけど、著者の解釈に同意です。
経験してるこの世界は自分の頭の中に再現された世界であって、脳みその数だけ世界は存在する。その隔たりは果てしないけど、コミュニケーションして、橋をかけないといけない。
今までの経験をもとに作られた知恵袋記憶と言う解釈機構もいい説明だと思う。
感知した情報を知恵袋記憶で解釈して脳内で世界を再現し、その中で暮らす。
恒常的無常は難しい概念だけど、ホメオスタシスと仏教的思想がマッチしてる事はわかった。
最後の九識は遺伝的な行動の癖とか、人間全体が持ってる感じ方の癖が制約条件って事かしら?
Posted by ブクログ
■新型コロナウイルスをきっかけとして全身に生じた炎症が脳に移行してしまうことで「ブレインフォグ」と呼ばれる認知機能障害を引き起こす可能性があると考えられている。ブレインフォグとはその名のとおり、まるで頭に霧(フォグ)がかかったような感覚とともに、集中力や記憶力の低下が起きる状態をさす。パンデミックの収束後も、このようなコロナ後遺症に悩む人々が少なくありません。実はパンデミック以前から、「自己免疫疾患」や「慢性疲労症候群」によっても引き起こされることが知られていた。
■免疫力が下がるときに起きていること
「免疫力を下げる」要因は複数指摘されており、新型コロナウイルス感染症でも基礎疾患が重症化リ