あらすじ
▼本書で解説している、読書と脳についての謎
・なぜ「紙の本」で読んだ内容は記憶に残りやすい?
・読書によって「頭が良くなる」のはなぜ?
・漢字と仮名が混ざった文章を、脳はどうやって理解している?
・読書中に、内容と関係のないことを考えてしまうのはなぜ?
・「快読」「精読」「音読」の科学的な使い分けとは?
・読書のモチベーションを上げる科学的な方法とは? など多数。
情報過多とデジタル化の波によって、脳は常に疲弊しています。
本書は、そんな時代に読書だけが私たちにもたらすものを、脳科学の視点から解説します。
読書好きの方、読書の持つ科学的な力を知りたい方は必読の一冊。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
なんとなく本を読んでいたが読書による脳、日常生活への効果が分かり新たな発見だった。
ストレス社会における読書の効果や日々、目にしているデジタル情報の短所など改めて学びになった。
便利になった世の中でアナログなテキストの効果を実感した。
Posted by ブクログ
脳科学的にストレス軽減とか記憶定着とかそういう観点もあるのかと目から鱗!
日本語自体の説明も新しい視点だった。
デジタルデバイスとの比較もあって、ドーパミン…なるほどと思った。
読書体験によって共感力や社会性が育つという点でも子供にも本好きになって欲しいと思ったし、今後も自然に本に触れる機会を増やしていきたい。
私はオーディブルが多くなりがちやったので、たくさん読めなくても紙の本も並行して続けたい。
あと、ついつい人気のある本とかおすすめに出てくる本を選んでしまうけど、本屋でふらりと出会う経験なんかもいいなって思った。
Posted by ブクログ
読書という行為で得られるものを科学的に説明してくれる本。
本を読むことが、こんなにも脳に影響を与えるとは、予想の遥か上をいくものでした。
本なら何でも良いわけでもなく、紙の本が最も記憶に定着しやすいメカニズムについても納得。
そして、漢字や平仮名、片仮名を駆使する日本語とそれ以外の言語では、認知の際に脳の働きがこんなにも違っていたとは。
こういった学びの機会を大事にしたい。
Posted by ブクログ
読書が好きで良かったと思えた一冊。電子書籍は、往々にして紙の書籍よりも安価で場所も殆ど取らない。しかし、脳のことを考えて紙の本で堪能するのも良いな、と思いました。紙の本は、手触りや装丁も良いですよね!
Posted by ブクログ
なぜ読書が、特に紙の読書が良いのかを生徒に伝えたくて本書を購入しました。脳が新しい刺激を欲するからSNSをすぐ見てしまうこと、スマホを見てしまうことはとてもよく理解できました。また、反芻思考の恐ろしさも理解できました。認知バイアスに関しても、気をつけていきたいと思います。総じて本当に学びが多く、とても勉強になりました。通勤時に本書を読むことでストレス緩和ができた時もあります。これからも読書は続けていきたいです。
Posted by ブクログ
もっと本が読みたい!と思わせてくれる本。
小学生以来読書からしばらく離れた生活をしていたけど、この本を呼むと、たった数百円、数千円で自分のしらない世界や価値観に触れられるんだから、もっと本を読みたいと気持ちをかきたてられる。
読書の良さを最大限教えてくれる本。
Posted by ブクログ
なぜ、読書にはリラックス効果があるのか。
なぜ、物語を読むと共感性が育まれるのか。
なぜ?の脳科学的なメカニズムが本書で理解できた。
わたしたちの脳は、ぼんやりしているとき、デフォルトモードネットワーク(DMN)という回路が活性化する。
そのせいで思考が彷徨い過去の後悔や将来の不安など負のスパイラル思考に陥ってしまうことがある。
読書は、このDMNを抑制したり、解放して登場人物の心情や物語を深く想像したりすることに使われる、つまり代理体験をもたらしてくれる。
さらに、他者の行動を自分自身の行動のように活性化させる神経細胞ミラーニューロンが、読書によって活性化する。
それにより情動的共感をもたらし、共感性が育まれる。
星の王子さまを読んで、きつねのセリフに胸が痛くなって、星の王子さまを想ってつい星空を見上げたり、サンテグジュペリの生涯に思いを馳せたり。
水車小屋のネネで、心が暖かくなったり、ネネのことを心配になったり。
そういうことが、全部、脳のメカニズムで納得できた。
やっぱり読書は素敵だな。
本を開いて偉人の体験を代理体験することはできるんだ。
Posted by ブクログ
本を読む効能を、脳科学や心理学から説く本。
全編を通して読者に語りかける口調が貫かれる。
「ほら、こんなにいいことがあるんですよ」というような。
何といっても、著者の毛内先生ご自身が本好きで、ご自身のエピソード(時に失敗含む)を披歴しているところがいい。
研究に基づいた話だとのことだが、読書によりストレスレベルが最大68パーセントも下がるという研究には驚いた。
読書嫌いな人たちもいるはずだから、そんな人たちが読書させられたらストレスレベルが上がるんじゃないか、と思ったが…。
2009年、サセックス大学のマインドラボ・インターナショナル(D.ルイス博士監修)の研究で、16名の熱心な読者を対象にしたものだとのことなので、やはりどこまで一般性があるかはわからないようだ。
また、アメリカのメアリー修道女(101歳で亡くなったそうだ)の話にも驚く。
アミロイドβが相当量脳内に沈着していたのに、読書と作文を若いころから好んでいたため、認知症を発症しなかったのではないか、とのことだった。
(半年ほど前、認知症はアミロイドβだけでなく、タウが関わって発症するということを聞いたことがあって、この方にはそちらの方がたまっていなかったのではないかと思ったが、どうなのだろう?)
表音文字と表意文字の二系列の表記体系を持つ日本語で読み書きする人は、脳の多様な部分を刺激するトレーニングを日日行っているようなものだという話は、以前他の所でも聞いたことがあるような気がする。
映像や音声による情報のインプットとの比較も興味深かった。
映像は多くの情報を一度に、受動的に受け取ることになり、脳の報酬系も一気に強く刺激するが、その快感は長続きしない。
一方、書物は情景、場面、人物の心情などを能動的に組み立てる必要があるため、前頭前野や側頭葉が活性化し、持続的で深い充足感につながるという。
これでもか、というほど、「本を読むといいことがある」と力強く推してくれる。
近年よく聞く認知バイアスの話も出てくる。
ただ、これは単純に読書すると認知バイアスの悪影響を回避できる、という単純な話ではなかった。
むしろ脳の特性としてどうしてもバイアスはできてしまうのだから、ゆっくり丁寧に、多様な視点に配慮しながら読書して自分の偏向を正していくしかない、ということのようだった。
自分にとって新しかったのは、記憶の種類のこと。
エピソード記憶と意味記憶という分類はこれまでにも聞いたことはあったが、ここではタルヴェックというカナダの心理学者の三分類接が紹介されていた。
「アノエティック(無意識的)記憶」、「ノエティック(知識的)記憶」「オートノエティック(自己意識を伴う、主観的な体験を伴う)記憶」があり、これが脳内の「予測モデル」となっているのだとのこと。
無意識的なものや、身体感覚のような非言語的なものも含み込んでいるため、各自のもつ「世界地図」は多様になるのだが、それを柔軟で深いものにするために読書は役立つ、とのことだった。
スキーマやシナプス可塑性の話もそんな感じ。
読書中のポジティブなセルフトークはあり、とのこと。
読書によって育まれる共感性の話は、以前読んだ渡邉雅子さんの本を思いだした。
「筆者の気持ちを説明しなさい」式の国語教育、ひところ評判が悪かったようだが、ここへきて復権か?
「SQ3R法」という読書方法については、今回初めて知った。
S=Survay(概観する)、Q=Question(質問する)、Read,Recite,Reviewを組み合わせた読書法で、1946年アメリカの教育学者、ロビンソン博士が開発した方法とのこと。
調べてみよう。
Posted by ブクログ
スマホで動画やSNSをつい見続けてしまう自分への自制になる、ためになる本でした。
また、自分自身へのポジティブな言葉がけを心掛けようと思いました。
Posted by ブクログ
1. 読書が脳に与える科学的効果
脳のオーバーヒート防止(主導権の保持)
スマホやYouTube等の受動的な「情報の洪水」とは異なり、読書は自分のペースで速度調整や読み返しができるため、脳が過負荷になりません。
脳の高度なトレーニング
日本語(表意文字の漢字、表音文字のひらがな・カタカナ等)を高速処理することは、脳にとって非常に優れた負荷(トレーニング)となります。
メンタルの安定(反芻思考の抑制)
文章の「余白(行間や状況、登場人物の心情)」を想像して本の世界に没頭することで、ネガティブな考えをぐるぐる巡らせる「反芻思考」が止まり、精神面に良い影響を与えます。
2. 成果を高める具体的な読書術
主体的な情報の取捨選択
自分自身に主導権(主体性)がある特性を活かし、「欲しい情報を取りに行き、不要な情報は捨てる」という能動的なアプローチが有効です。
ポジティブなセルフトークの活用
読書中の脳内でのつぶやき(セルフトーク)を意識的にポジティブにすることで、本から前向きな感想や行動を引き出しやすくなり、脳のシナプスもポジティブな要素と結合しやすくなります。
読書は五感の刺激こそ映像に劣るものの、「高い主体性」と「脳への適切な負荷」によって、記憶・行動・メンタルに圧倒的な成果をもたらす科学的アプローチです。
Posted by ブクログ
何気なくやってたことが、
脳科学的にはこういうことだったのか。
新しい読み方の提案ではなく、
今までの読み方の脳科学的解説書。
読書嫌いな人は敬遠するかもしれないけど、
読書はできたほうがいいと私も思う。
Posted by ブクログ
読書する人のモチベーションを高めてくれる一冊!
読書することで得られる良い影響が、精神面だけじゃなく、脳的にもどのように良いかを分かりやすく書いてくだっており、とても読みやすいです。
読む前は「新書だから少し内容が難しいかもしれない…」と構えていましたが、そんなことはなく、読書好きが惹かれる観点ばかりですごく嬉しくなり、あっと言う間に読み切っちゃいました。
この新書を読んだことで改めて感じました、やっぱり読書はすばらしいですね!
Posted by ブクログ
【一言まとめ】
心理学と脳科学という観点から読書のモチベーションを上げてくれる一冊だった。
【心に残ったポイント】
・読書が脳の休息になるという点
→本の内容に集中することで脳のアイドリング機能(DMN)による過活動を抑え、クールダウンさせてくれる。
・日本語は表意文字と表音文字を巧み扱い、それ自体が脳の高度なトレーニング
・読書に伴う未完了感
→物語や知識に触れることで生まれる心の中の余白があることによって、想像力などが掻き立てられる
【なぜ心に残ったのか】
現代社会のデジタルデトックスを目的に読書に手を出したが、自身の性格上メリットを理解して取り組みたいという気持ちからこの本を読むことに決めた。
最近の生活から余白ができたときですら、SNSやインターネット、仕事に意識が向いてしまうので、注意が散漫とすることことが自身の悩みであったため、本という趣味を理解して取り組めるきっかけになれた。
【学んだこと・気づき】
(本から得た視点や知識)
・情報化社会で過活動となった脳の休息のためにも意識して読書を行いたい。
また、そのような社会での精神的自由の獲得を目的にプライベートと仕事はしっかり切り分けられるようにしていきたい。
【明日からどう活かすか】
休憩時間等に読書をするなど、一手段として読書のメリットをうまく利用していきたい。
Posted by ブクログ
読書は最高だと再認識。面白い上にいい影響ばかり及ぼしてくれる。これからも継続したい。情報が大量に流れてくるなかで、自分で選んだ情報を摂取することを意識したい。読む本を選ぶときに、誰かが紹介してたからとか,評価が高いからとかではなく,ほんとに自分が読みたい本を選ぶことを意識していきたい。
Posted by ブクログ
デジタルな時代の中でアナログな本の影響力がここまでとは思わなかった。
読む前に何を学びたいか、読んで没頭して、何を学べだか、何が面白かったかまでの一連のサイクルを常に回し続けていこうと思う。
Posted by ブクログ
日頃から本を読んでいる身としては、読書が良いという事について、脳科学の観点から「何が」良いのかを言語化してくれて、膝を打つ事が多かったです。
もちろん、私自身が知らなかった読書の効果もしれて、読者をする事がより好きになる内容です。
文章量や文体も読みやすくされているので、普段本を読まない人にも読みやすいように、工夫して作られているなと感じました。
Posted by ブクログ
読書が脳の休息になると説明されている点は、まさに自分が読書するようになったきっかけと通じる点が多く共感しながら読むことができた。自分は仕事で壁にぶつかった時に本を読みたくなるが、まさに読書を通じてゆったりと物事を考えることで気持ちを落ち着かせたり、前向きになることができている。これからもポジティブセルフトークを通じて読書の価値を最大化させていきたい。
Posted by ブクログ
毛内拡の脳に関する本は、読みやすくて好き。
この本では、
本を読んでいるときに脳内で何が起こっているのかが書かれていて、
「なんとなく」が「そうなんだ!」に変わる。
日本人は日本語を当たり前のように読めるけれど、それだけでも脳にとってはすごいことらしい。
表意文字(漢字)と、
表音文字(ひらがな・カタカナ・アルファベット)が混ざっている言語だから。
さらに、文字で読む、音声で聞く、スマホなどのデバイスで読む、それぞれで、脳の使われ方が違うというのも面白い。
紙の本で読んだほうが記憶に定着しやすい、というのも納得。
音読も、いろんな意味で(ざっくりしすぎだけど)やっぱりすごい。
小学生の宿題に音読があるのって、
ちゃんと理由があるんだなと思った。
Posted by ブクログ
Audibleがすきで、毎日のようにお世話になっています。通勤中も、家事のあいまも、耳で本を聴く時間がとても好きです。
そんな自分にとって、この本はすこしだけ「知ってしまった」一冊になりました。
脳科学の観点からみると、スマホ読書も耳読も、紙の本にくらべて記憶に残りにくいそう。なんとなくそんな気はしていたけれど、やさしい言葉でちゃんと説明されると、ああやっぱり、って。
でも、Audibleをやめようとは思っていなくて。ただ、なにかをじっくり自分のなかに残したいときは、紙の本を手に取ろうと決めました。読み方を目的で使い分ける…それだけのことなのに、意識するだけで読書がすこし変わりそうな気がしています。
うれしかったこともひとつ。
日本語はとても優秀な言語だという内容があって、読みながら思わずほっこりしてしまいました。毎日ふつうに使っているこの言葉が、こんなに豊かな構造をしているんだと知ると、もっと大切に使いたいなあという気持ちになります。
読み方を見直すきっかけをそっと手渡してくれる、そんな一冊でした。
Posted by ブクログ
読書は得たいものによって読み方を変えるものであるということ。
特に印象に残ったのは、
脳が喜ぶ読書術は、問いを立てるということ。
他者の物語に触れることで脳がどのよう活性化し、私たちの感情理解や社会的に能力がどのように高まるのかという点について、未完了感、余白が大切ということ。内的省察は、主体的な思考や自己理解を深める重要な機会である。
よって、行間を読むという読書行為は、脳と心を鍛える行為である。
Posted by ブクログ
読書をする事による脳の影響やストレスを緩和する事、共感力や社交性が身につくなど、面白い知識が盛りだくさんだった。今まで親や周りから本読んだら賢なると言われてきた疑問が分かった本だった。
Posted by ブクログ
■心や記憶に残る読書体験を
読み始めてしばらくして、「あれっ?これ読んだことあるかも」って気づく本がある。(もちろん意図して何回も読む本は別として。)自分がいかに空虚な読書をしているか突き付けられたようでちょっと情けなくなる。
アウトプットが大事なんでしょ。それは何となくわかっている。この本のお気に入りポイントはその理由を脳科学的に説明してくれた点だ。その部分をしっかり覚えたつもりで一晩寝て思い出しながら書いたものを以下に記す。
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内容を思い出せるか思い出せないかという結果はさておき、思い出そうとする行為そのもの、つまり過程が大事。これが脳内の記憶に関わる経路を太くし、流れをスムーズにする。次に、自分のうちに既にある知識や経験との連携により記憶へのアクセス経路が多層的に形成される。さらに、自分の言葉で表現することで、より脳内に強固に固定化される。
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うーん、かなり怪しい記憶だ。これに対し、本を見ながらより正確に整理した内容は以下のとおり。
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アウトプットが記憶を定着させる脳のメカニズム。まずは「想起練習」というプロセスについて。「思い出す」という行為自体が脳内の記憶ネットワークを活性化させ、記憶をより強固で再現しやすい状態に強化する。
さらに重要な「再符号化」と「再固定化」というプロセスについて。読んで情報をアウトプットする際に、脳は単にその情報を取り出すだけではなく、新しい文脈や既存の知識と関連付けながら記憶を整理し直す。その中で、最初とは違う形で記憶が符号化され直し、再び脳内に固定化される。これが記憶のアクセス経路を複数構築し、柔軟で安定した記憶として脳に保存される仕組み。
一度読んだだけの情報は使われないうちに、その情報にアクセスする神経回路がどんどん弱まってしまう。一方、感想文として頻繁に情報を取り出す行為は、その記憶への検索経路を何度も繰り返し使うことになる。その結果、神経回路が強化され「思い出しやすく」なり、より実践的で役に立つ知識として定着する。
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比べてみると自分の記憶の貧弱さといい加減さに愕然とする…けど趣旨はギリギリ外していない。…と思う。まあ答え合わせが目的ではない。これで知識としては定着したはずで、あとは実践が大事。
筆者も言うとおり、自分が何に心を動かされたかをじっくり考え、自分自身の言葉で表現するという行為を大切にしていきたい。
Posted by ブクログ
読書の効能を脳科学の視点から分析した本。電子機器を使う読書は紙の本の読書より理解度が落ちるなど物理的特性の違いが読書に与える影響についてや日本語を読んで脳が理解するプロセスについて、黙読と音読の違いを脳科学的に分析についてなどが面白かった。
Posted by ブクログ
脳が読書という行為だけでもさまざまな働きをしていることがわかった。わかった…といっても浅くしかわかっていない気がする。「脳の〇〇というところが活性化して…」のように脳の部位が何回も登場して、それを読むたびに全然ピンときていないまま「へーそうなんだ!」と読み進めてしまった。脳はできることが多すぎて、それを説明するのも理解するのも難しいんだろうな。特に第一章がおもしろかった。読書と社会を紐付けて現代社会を考えさせられる内容で、私はどっちかというと読書そのものよりもそれを取り巻く社会に興味があるのか?!という気づきがあってよかった。第六章もなかなか印象的だった。私は今までの人生はずっと読書が共にあったけど、社会性や共感性が育っている感覚はないし、人よりコミュニケーションが下手だという自覚がある。これはなんでなんですか?その答えは書いていなかった。
Posted by ブクログ
人間は生まれつき「読む脳」を持っているわけではない。本書を通じて、脳がいかにして文字を認識し、意味を紡ぎ出すための複雑な回路を構築してきたかを知り、そのダイナミズムに圧倒されました。
Posted by ブクログ
【オーディオブック耳読書による感想】反芻思考に関する記述は、興味深かった。私もたびたび反芻思考に悩まされていたが、反芻思考は脳が疲れていると、出現しやすいし、またより疲れやすいらしい。そして、読書はストレス軽減効果もある上、瞑想のように反芻思考を抑える効果もある。耳読による効果までは触れられてはいないが、今後も耳読書を続けて行こうと思う。
Posted by ブクログ
そもそもこの本を真正面から読んでいる人は読書が日課になっている人でしょう。読書そのものに対して、面倒くささが生じたときの「気合い入れ」として今後も本書を読んでいきたい。本好きを持続させてくれる良書。