あらすじ
▼本書で解説している、読書と脳についての謎
・なぜ「紙の本」で読んだ内容は記憶に残りやすい?
・読書によって「頭が良くなる」のはなぜ?
・漢字と仮名が混ざった文章を、脳はどうやって理解している?
・読書中に、内容と関係のないことを考えてしまうのはなぜ?
・「快読」「精読」「音読」の科学的な使い分けとは?
・読書のモチベーションを上げる科学的な方法とは? など多数。
情報過多とデジタル化の波によって、脳は常に疲弊しています。
本書は、そんな時代に読書だけが私たちにもたらすものを、脳科学の視点から解説します。
読書好きの方、読書の持つ科学的な力を知りたい方は必読の一冊。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
主に脳科学視点から、読書がいかに人生に良い影響を与えるかを書いた本。脳科学や心理学の知見(DMN シナプス可塑性 ミラーニューロン 認知バイアスなど)が学びになったし、気晴らしにYouTube をみるのはやめて、もっと読書をしようと思えた。どの章も学びが多かったが、個人的には第3章の日本語の脳での処理のされ方は考えたことがなく興味深かった。また、第6章は暇と退屈の倫理学やスマホ時代の哲学の本質となる内容とつながるところがあった。
Posted by ブクログ
読書は反芻思考を止めてくれる
脳の特性上、DMNというアイドリング状態に安静時やぼんやりしている時になりやすいそう。
良い影響としては問題解決能力や創造性を促すことができるもの。
ただし、過剰に働くと思考がネガティブな方向に向い、過去の後悔や将来の不安がぐるぐると渦巻いてしまうとのこと。(=反芻思考)
この反芻思考を止める一つの手段が読書である。
Posted by ブクログ
1. 読書が脳に与える科学的効果
脳のオーバーヒート防止(主導権の保持)
スマホやYouTube等の受動的な「情報の洪水」とは異なり、読書は自分のペースで速度調整や読み返しができるため、脳が過負荷になりません。
脳の高度なトレーニング
日本語(表意文字の漢字、表音文字のひらがな・カタカナ等)を高速処理することは、脳にとって非常に優れた負荷(トレーニング)となります。
メンタルの安定(反芻思考の抑制)
文章の「余白(行間や状況、登場人物の心情)」を想像して本の世界に没頭することで、ネガティブな考えをぐるぐる巡らせる「反芻思考」が止まり、精神面に良い影響を与えます。
2. 成果を高める具体的な読書術
主体的な情報の取捨選択
自分自身に主導権(主体性)がある特性を活かし、「欲しい情報を取りに行き、不要な情報は捨てる」という能動的なアプローチが有効です。
ポジティブなセルフトークの活用
読書中の脳内でのつぶやき(セルフトーク)を意識的にポジティブにすることで、本から前向きな感想や行動を引き出しやすくなり、脳のシナプスもポジティブな要素と結合しやすくなります。
読書は五感の刺激こそ映像に劣るものの、「高い主体性」と「脳への適切な負荷」によって、記憶・行動・メンタルに圧倒的な成果をもたらす科学的アプローチです。