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Q、悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか?
日常生活を送っていると、「わたしであってわたしでない判断、行動をしている自分」を感じるときがあるかもしれません。
また、身体の細胞や脳脊髄液は日々入れ替わっており、数年前の自分と今日の自分が同一であることを生物学的に保証できる要素を探し出すことは難しいでしょう。
人間独自のものと称される「こころ」とは一体何なのか? また、どこにあるのか・・・
こんなことを考えるとき、だれもが「こころ」があることを前提に、「こころ」の定義や在りか、「こころ」がどうして生まれたのか、どうやって生まれたのかを議論しています。
しかし、じつは生物学的に見れば「こころ」は脳という働きの結果(副産物)であり、解釈に過ぎません。言ってしまえば、「最初からこころなんてものは存在しない」のです。
本書を読めば、「こころ」の実情がわかり、その謎が解けるとともに、「どうして自分は不合理なことばかりしてしまうのか?」「感情に振り回されてしんどい」という悩みも軽くなるはずです。
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Posted by ブクログ
『心は存在しない』というタイトル通り、心を脳科学の視点から見つめ直す一冊だった。
後半で語られる「恒常的無常」という考え方が特に印象に残った。
変わらないために、変わり続ける。
人間には恒常性があり、安定を保とうとする。
でも、その安定を維持するためには、環境や時間の変化に適応し続けなければならない。
一見矛盾しているようで、これはかなり本質的な考え方だと思った。
本書内にもあるように、テセウスの船やスワップマンのようなことを考えると、人間が「自分」を自分として認識し続けていることの不思議さが少し見えてくる。
体も心も変化し続けているのに、それでも同じ自分であるように感じる。
その奇妙さについては以前から考えることがあったけれど、本書を通して少しだけ解像度が上がった気がする。
直前に読んだ物語でも、時間によって変わっていく日常と、それでも残るものについて考えさせられた。
まったく違うジャンルの本から、同じような真理に触れた気がして面白かった。
Posted by ブクログ
序盤はタイトルが大げさな本だなと感じたが、後半にしっくりくる説明がされていて改めて、知覚を表す言語が大事なんだなと感じた。
前半は、どちらかというと脳の機能やクセを解説して、気持ちや性格とは?といった内容。なので脳っぽい本を読んだ人は飛ばし飛ばしで読める内容。ちょいちょい泣くから悲しいのか、悲しいから泣くのかとか哲学があり、そのへんは面白くても心の存在の有無には紐づかない。
後半に、環境対応でホルモンが分泌され情動が起こり、それを感情と知覚してその時のどう感じるかの気持ちを「心」と言っている。「この気持ちはなんだろう?」を言語化したのが感情ということ。なので、心は言語が定義していると捉えた。
Posted by ブクログ
心とは、私(個人)が世界をどのようにみるかという現象もしくは活動であり、そのみえかたは個人によって全く違う。言うなれば、同じ心はひとつとしてなく、それが故に、お互いに理解しあえることはかなり困難なのかもしれない。だけど、私はそれでいいと思った。後半の方に「私たちの心を直接共有できる技術が実現した未来を想像してみて下さい」的な、くだりがありました。作者はこれを好意的に捉えているように感じましたが、私は、誰かの心を私が知って(理解して)しまうことはとても怖いです。そして私は、私の心を誰かに知られて(理解されて)しまうのはもっと怖いです。だけど、一方で、「あなたのことをもっと知りたい!そして私のことをもっとわかって!」という思いがあるも事実です。うーん…矛盾している…。
Posted by ブクログ
興味深いタイトル、心と脳について科学的に分析する新書、おもしろそー、
と思って読み始めたが、、、
いっぱい盛り込みすぎ。
引用もやたらめったら。
パブロフの犬は出るわ、映画「インサイドヘッド」は出るわ、
MBTI性格診断はでるわ、(私はENTJ 45年前にやって、今年やって一緒)
福岡伸一さんの動的平衡はでるわ、、、
いろんな例から何かを伝えたかったのだろうけど、
それなりに脳の本を読んでいる私には、逆に何が言いたいのか、伝わらなかった。
理解できなくてごめん。
序章 実は心なんて存在しない?
第1章 心の定義は歴史上どう移り変わってきたのか
第2章 心はどうやって生まれるのか
第3章 心は性格なのか
第4章 心は感情なのか
第5章 脳はなぜ心を作り出したのか
終章 心は現実の窓
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ビジネス・実用
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