「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える

「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える

935円 (税込)

4pt

「頭がいい」とは、IQや記憶力だけでなく、感覚や運動能力、アートと創造性、他者の気持ちがわかる能力なども含まれる。どんな仕組みで良くなるのかを脳科学の観点から解説する。そのような能力を発揮し続けるための力を「脳の持久力」と名付け、そこに深く関係する脳細胞、アストロサイトの働きを紹介し、人間の脳とAIの比較、今求められる知性について著者の考えをまとめる。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    頭がいいとは何かを脳科学から検討した一般書。IQや記憶力だけではなく、脳の持久力をキーワードとして提案している。ただ脳科学の最近の知見を紹介するだけでなく、以下のメモのような話は重要なことだと思う。
    emotionは情動、feelingsが感情で、動物にも情動はあり、言語化されたものが感情として認識

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    脳科学的に「頭がいい」状態とはどういうことかが書かれている。どうしても記憶力がいいとか、計算が早いとかを想像しがちだが、自分の体をいかにうまく動かせるのかという点でも頭がいいと言えるらしい。
    emotion(情動)とfeeling(感情)の違い。人間は動物にも感情があると考えがちだが、それは情動らし

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    2025/1/9
    脳科学に関する本は何回に書いているものが多く読みにくいが、本書は読みやすくすらすら読めた。

    感情は情動を言語化したもの。
    感情の解像度を高めると身体の内受容感覚と脳が経験を元に生み出す思考に分割できる。
    マインドフルネスがまさにこれだ。継続しよう。

    アストロサイトはすごい。

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    自分の心と体は1番の研究対象。自分の体に興味を持つことが大切。
    脳を正しく働かせるためには、たくさんの能動的な経験が必要。多くの試行錯誤や失敗の経験が重要であり、社会性の発達には幼少期の親や他者との身体的・社会的相互作用が不可欠。
    「自分が変化し続けることで変化に耐える」可塑性粘り強い可塑性。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    既知の内容が多かったが、わかりやすく読みやすい文章ですらすら読めた。
    アストロサイトの働きについては初耳だった。この細胞の働きを活性化することで認知症も防げるかもしれないと思った。

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    MBAの選手はある試合会場でいつものドリブルをしていて、思うように手元に返ってこない時に、すぐさま会場のある1箇所だけ弾まない場所があることを審判に指摘した。
    羽生結弦選手は、技が思うように決められなかった時、スケートリンクの1箇所にほんのわずかに削れて窪みができていることを指摘し、会場が製氷をかけ

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    人は分かり合えない、ということが納得できてしまう本書の解説。だからこそ、ランダムな経験や外部の刺激が必要ということもうなづける。自分の感情は自分の作り出したもので、誰のせいでもないと思うと、脳の持久力こそ大切に思える。刺激的な本。

    0
    2024年06月17日

    Posted by ブクログ

    集中しているときにスマホが気になると、大幅ロスになることや、たくさん経験しないと脳が学習していかないこと等を学びました。脳について面白かったので、著者の他の作品も読んでみます。

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    ためになることも書かれていて良かった。何より研究を続ける教授の書くことだから信憑性が高いと思う。読みやすく書かれているが、専門用語もちらほら出てきて飲み込みずらい内容もある。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    粘菌は、迷路の最短経路問題が解けるという。
    粘菌は知性の芽生えであるそうだ。

    本書の主題は、AI時代に求められる知性とは何か?

    読書記録はないのだが、どうも既に読んだ気がする。

    0
    2025年06月28日

「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

毛内拡 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す