ヒトの壁(新潮新書)

ヒトの壁(新潮新書)

858円 (税込)

4pt

病気はコロナだけじゃない。そして、死は誰にでも平等にやってくる。新型コロナウィルス禍と五輪、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死――ヒトという生物であると実感し、2年間の体験からあらためて問い直す。人生そのものが、不要不急ではないか。それでも生きる価値はどこにあるのか。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論! 「壁」シリーズ4年ぶり待望の最新刊。

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ヒトの壁(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    バカの壁より読みやすい 
    コロナ禍、ご自身の病気、愛猫まるの死、そういった出来事を経て考えた、先生の人生論。養老先生の本は、ただ生きているより、いろんなことを考えて生きていったほうが絶対いいよな、と思わせてくれる(当たり前なんだけど)。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    ヒトの壁
    著:養老 孟司
    紙版
    新潮新書 933

    帯に、「他人の顔色をうかがい過ぎていないか」とあり
    また、「人がヒトであるという実感から問い直す」ともある

    まあ、素直ではなく、一言多い、皮肉屋としてのことばであろうと、読んでいきました

    80のじじいだから、放言しても影響はないのだが、そうでな

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    人の機能を細分化すると社会の構図と同じになる。意識に無があるように都市機能に無秩序【欠陥】があるのは力学による負の自然作用らしい。

    シンギュラリティ到来により完全社会が実現した時、負の矛先はどこへ向けられるのか…

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    養老先生の思考を辿ることができる本のひとつ。

    あんまり小難しい内容だって身構えなくても大丈夫。

    どこにいるどのような人間に対しても一定の理解をしていているように見えます。

    長く生きることでしか到達できない答えがあるんじゃないかって思えてくる。

    この人のようなものの考え方、感じ方ができるように

    0
    2022年04月18日

    Posted by ブクログ

    200ページ程度とそんなに長い書籍ではないけれど、幾分読むのに時間がかかった。

    気になるところでその都度立ち止まってゆっくりと咀嚼する必要があったからだ。

    物質と反物質的な考えが全ての物事に当てはめられるように思えた。

    意識化≒都市化 もう少し時間が必要

    0
    2022年03月28日

    購入済み

    バカの壁に続いて2冊目ですが

    昨年NewsPicksの動画に養老先生が出ていて、自分の半分くらいの年齢であるホリエモンや、その更に半分くらいの大学院生と共演されていたのだが、そんな若い人達の意見を素直に聞いている姿がとても印象的だった。
    少し厭世的な見方をしているのが思い込みや意固地にならずにいられてる理由なのかも知れない。

    #深い #タメになる

    0
    2022年03月17日

    Posted by ブクログ

    養老孟司という人間について分かる。

    世間的に賢いとされる人間が、年老いて死期が近い今、人生を振り返りどう考えるか、死に対してどう思うか、今の世界に対して何を思うか、が記されている。

    読んでいる時、徒然草の冒頭、
    「徒然なるままにひぐらし〜」
    の一節が思い浮かんだ。

    言語化するに足りる知性、やる

    0
    2022年03月14日

    Posted by ブクログ

    私なんかが言うのは大変厚かましいですが、養老孟司さんは「めちゃくちゃ優秀でとんでもなく頭のいい人」らしく、私個人もそう思いました。
    もう一度言うけどこんな素晴らしい方の評価などすることがそもそも論外ですよね。書くけど。
    戦争時代からの84年間…長い年月で本当にいろんなことに直面されてきた人の感性など

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    昭和12年生まれの著者が、コロナ渦、そして、入院とか、外に出る機会が少ない中、書くネタが少ない中、長い人生の間に培った智恵・知識をバックボーンに自然体で書き綴ったのがこの本のようである。
    まえがき
    1人生は不要不急か
    2新しい宗教が生まれる
    3ヒトはAIに似てきている
    4人生とはそんなもの
    5自殺す

    0
    2024年03月04日

    Posted by ブクログ

    先生が医者嫌いというのは以前から知っていたが、では“なぜ医者嫌いなのか?”とそれによってどういった先生に不都合があるからなのかを本書で知ることが出来て面白かった。
    正直その内容については個人的に衝撃を受けるくらい納得させられた。
    自分もそうだからという思いが強いからなのだと思う。

    0
    2022年11月23日

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