残されたつぶやき

残されたつぶやき

858円 (税込)

4pt

「関西弁って深刻さが薄れる。スマホのメモ機能に『悩みメモ』というのをつけていて、そこへ書く悩みを関西弁にすることを思いついた」「2021年の極めつけはNHK『あさイチ』のプレミアムトークに出演したこと。その数日前に自宅の階段から落ちて左足を負傷、服や靴を新調したのにサンダルで出演というガッカリな事態に」昨年、突然この世を旅立った著者が2008年から21年までの13年間にSNSでつぶやいた日記や、多くの新聞や雑誌に寄稿した書籍未収録のものを中心にまとめた珠玉のエッセイ集。著者や家族による自然や花の写真と共に、私たちの愛した山本文緒が、オールカラーの文庫で蘇る。

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残されたつぶやき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    今まで出会ってきた作家さんの中で、
    ダントツで感性があっているお方。

    亡くなっているのが本当に悲しいけど、
    本書は気軽な日記でさくさく読める。

    1年 単月ごとの振り返り&来年の抱負、よかったな。
    真似してみようかな。

    「悪い身体が悪い心を生む」がまたパワーワードとして刻まれました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月15日

    近年まで生きていたのに、突然亡くなってしまい、その後にエッセイを読むのは悲しい気持ちになった。
    うつに苦しみ、手術をし、ダイエットに励み、最後はガンに倒れた著者が紡ぐ物語、言葉は大きな魅力があった。
    派手な人物が出てこない平凡な人たちの話なのに、心を離さないのは何故だろう。
    惹き付けられるものは何な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月05日

    山本文緒が好きだ。
    だから彼女の没後この本が出た時、読みたいような、読みたくないような複雑な気分になった。

    読んでよかった。

    Twitterやnoteを追ってこなかったから、エッセイにもなっていないこういう普通の文章を読むのは新鮮だった。
    大げさだけど、山本文緒に支えられた時期があった、と確かに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月03日

    山本文緒さん独特の表現や言葉が沢山詰まっていた。たわいない日常を飾らず、傍で語ってくれているような温かみを感じた。文緒さんの作品には必ず哀しみのエッセンスがある。ずっと愛読者だ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月17日

    山本文緒さんの書く物語が大好きでした。辛いことを乗り越えられてからのこれから、だったのに残念でなりません…

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    Posted by ブクログ 2022年10月14日

    よかったですとても。わたしはたぶん著者と気質が似ているので。既読の作品も再読したくなった。


    "みんな痩せなくっちゃ病に冒されていてちょっと変だよ、でもそう言っていいのは痩せている人だけでデブが言ったら負け惜しみらしい。いったいBMⅠ数値がいくつなら、体重を気にしておいしい物を我慢するの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    五感で捉えることはできない存在になっても、こうやって生き続けていく。教授の本を読んだり、音楽を聴いたりしても、同じことを思う。鴎外を読んでも、バッハを聴いても、本当は同じことを思っていいはずだけど、同時代の存在ではないから、なにか違う。未来のひとは、今の時代の物語をどう読むのかな。

    日常を、言葉に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    またこの次、と思っている事って結構多い。
    でも、人生がいつ終わるかなんて本人だってわからない。
    毎日悔いなく生きようと思った。

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    2023/04/24予約 46
    読んでいてもう二度と彼女の書いたものは出ないことをリアルに感じた。
    普通の人のようでもあり、たぶん感受性が強すぎ、うっかりさんで、ぐうたらさんで。親近感のわく山本文緒さん、安らかに…

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    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    『無人島のふたり』『自転しながら公転する』を読んで以来、山本文緒さんのエッセイを色々読んでいます。
    こちらは2008年から21年の13年間にSNSでつぶやかれた日記などをまとめたもの

    うつ病で入院後、復帰してからのことなどが綴られています

    山本文緒さんの人となりが感じられる1冊でした

    以下心に...続きを読む

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