残されたつぶやき

残されたつぶやき

858円 (税込)

4pt

「関西弁って深刻さが薄れる。スマホのメモ機能に『悩みメモ』というのをつけていて、そこへ書く悩みを関西弁にすることを思いついた」「2021年の極めつけはNHK『あさイチ』のプレミアムトークに出演したこと。その数日前に自宅の階段から落ちて左足を負傷、服や靴を新調したのにサンダルで出演というガッカリな事態に」昨年、突然この世を旅立った著者が2008年から21年までの13年間にSNSでつぶやいた日記や、多くの新聞や雑誌に寄稿した書籍未収録のものを中心にまとめた珠玉のエッセイ集。著者や家族による自然や花の写真と共に、私たちの愛した山本文緒が、オールカラーの文庫で蘇る。

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残されたつぶやき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「なぎさ」と「自転しながら公転する」のことが書いてあるから順番に読んでいこう。
    色々なことに興味を持って、新しいこと始めないと新年の目標をたてながらも、好奇心が旺盛なところが良いなと感じた。
    どの写真もクッキリとした色合いで綺麗。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    各種媒体に寄稿されたエッセイがいくつか。

    各種SNSへの投稿文が残りを埋める。

    特別な事件があるわけではない。
    とはいえ凡庸な暮らしから見れば“日常”ともいいにくい、そんな日常風景。
    風景も、情景も、繊細に、鮮明に、言葉となって届いてくる。
    重厚さから解き放たれたという中央公論文芸賞受賞の言葉。

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    今まで出会ってきた作家さんの中で、
    ダントツで感性があっているお方。

    亡くなっているのが本当に悲しいけど、
    本書は気軽な日記でさくさく読める。

    1年 単月ごとの振り返り&来年の抱負、よかったな。
    真似してみようかな。

    「悪い身体が悪い心を生む」がまたパワーワードとして刻まれました。

    0
    2024年01月13日

    Posted by ブクログ

    近年まで生きていたのに、突然亡くなってしまい、その後にエッセイを読むのは悲しい気持ちになった。
    うつに苦しみ、手術をし、ダイエットに励み、最後はガンに倒れた著者が紡ぐ物語、言葉は大きな魅力があった。
    派手な人物が出てこない平凡な人たちの話なのに、心を離さないのは何故だろう。
    惹き付けられるものは何な

    0
    2023年06月15日

    Posted by ブクログ

    山本文緒が好きだ。
    だから彼女の没後この本が出た時、読みたいような、読みたくないような複雑な気分になった。

    読んでよかった。

    Twitterやnoteを追ってこなかったから、エッセイにもなっていないこういう普通の文章を読むのは新鮮だった。
    大げさだけど、山本文緒に支えられた時期があった、と確かに

    0
    2023年02月05日

    Posted by ブクログ

    山本文緒さん独特の表現や言葉が沢山詰まっていた。たわいない日常を飾らず、傍で語ってくれているような温かみを感じた。文緒さんの作品には必ず哀しみのエッセンスがある。ずっと愛読者だ。

    0
    2022年12月03日

    Posted by ブクログ

    山本文緒さんの書く物語が大好きでした。辛いことを乗り越えられてからのこれから、だったのに残念でなりません…

    0
    2022年11月17日

    Posted by ブクログ

    よかったですとても。わたしはたぶん著者と気質が似ているので。既読の作品も再読したくなった。


    "体の具合がどこも悪くなくて、親しい人もみんなとりあえず健康で、さしせまった悩みもない。
    空は青くて、日が暮れたら眠くなってきて、今日も本が読めずに終わりそう。
    つらかった日のことはあれこれよ

    0
    2025年05月01日

    Posted by ブクログ

    作者が亡くなったことを知ってから、「自転しながら公転する」を読み、「無人島のふたり」「再婚生活-私のうつ闘病日記」そしてこの「残されたつぶやき」を読んだ。
    単純に好きな作家さんのエッセイは、日常の様子を知れたり、考え方が知れて興味深い。
    飾らない正直な文章もよかった。
    ただ、亡くなったことを知ってい

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    何気ない日常 悲しい事や辛い事や楽しい事 いろんな事があって でもそれが 普通に続いていくはずだった。
    エッセイだけど 個人的な日記を見せて頂いてるような 親しみを感じました。
    本屋大賞にノミネートされ 嬉しさいっぱいの日記から たった数ヶ月後の告知 どんなお気持ちだったでしょう。
    ところどころにあ

    0
    2024年12月26日

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