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「関西弁って深刻さが薄れる。スマホのメモ機能に『悩みメモ』というのをつけていて、そこへ書く悩みを関西弁にすることを思いついた」「2021年の極めつけはNHK『あさイチ』のプレミアムトークに出演したこと。その数日前に自宅の階段から落ちて左足を負傷、服や靴を新調したのにサンダルで出演というガッカリな事態に」昨年、突然この世を旅立った著者が2008年から21年までの13年間にSNSでつぶやいた日記や、多くの新聞や雑誌に寄稿した書籍未収録のものを中心にまとめた珠玉のエッセイ集。著者や家族による自然や花の写真と共に、私たちの愛した山本文緒が、オールカラーの文庫で蘇る。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年06月15日
近年まで生きていたのに、突然亡くなってしまい、その後にエッセイを読むのは悲しい気持ちになった。
うつに苦しみ、手術をし、ダイエットに励み、最後はガンに倒れた著者が紡ぐ物語、言葉は大きな魅力があった。
派手な人物が出てこない平凡な人たちの話なのに、心を離さないのは何故だろう。
惹き付けられるものは何な...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月05日
山本文緒が好きだ。
だから彼女の没後この本が出た時、読みたいような、読みたくないような複雑な気分になった。
読んでよかった。
Twitterやnoteを追ってこなかったから、エッセイにもなっていないこういう普通の文章を読むのは新鮮だった。
大げさだけど、山本文緒に支えられた時期があった、と確かに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月14日
よかったですとても。わたしはたぶん著者と気質が似ているので。既読の作品も再読したくなった。
"みんな痩せなくっちゃ病に冒されていてちょっと変だよ、でもそう言っていいのは痩せている人だけでデブが言ったら負け惜しみらしい。いったいBMⅠ数値がいくつなら、体重を気にしておいしい物を我慢するの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月05日
五感で捉えることはできない存在になっても、こうやって生き続けていく。教授の本を読んだり、音楽を聴いたりしても、同じことを思う。鴎外を読んでも、バッハを聴いても、本当は同じことを思っていいはずだけど、同時代の存在ではないから、なにか違う。未来のひとは、今の時代の物語をどう読むのかな。
日常を、言葉に...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月03日
『無人島のふたり』『自転しながら公転する』を読んで以来、山本文緒さんのエッセイを色々読んでいます。
こちらは2008年から21年の13年間にSNSでつぶやかれた日記などをまとめたもの
うつ病で入院後、復帰してからのことなどが綴られています
山本文緒さんの人となりが感じられる1冊でした
以下心に...続きを読む
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