家康が最も恐れた男たち

家康が最も恐れた男たち

858円 (税込)

4pt

4.6

「遺訓の言葉はな、恐れた相手たちから学んだことよ」病床に伏す徳川家康は、遺訓を書き終えて側近の儒者・林羅山に告白する。自分は怖がりだったが故に、天下を取れたのだと――。信長、秀吉、利家、三成など、家康が出会った八人の武将たち。彼らの何に恐れ、何を学んだのか。天下統一を成し遂げるまでの半生を家康視点・時系列で追うことで彼の実像に迫る、連作短編集。2023年NHK大河ドラマの主人公、徳川家康をこれまでにない新たな切り口で描く、集英社文庫の家康小説第一弾!

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家康が最も恐れた男たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本人なら誰でも名前は知っているであろう「徳川家康」が人生を振り返るお話

    ただその振り返り方が常にリスペクトと畏怖に溢れているのが新鮮。家康と同じ目線で「信長こわい」「武田には勝てない」「前田はすごい」「秀吉は変わってしまった」と戦国時代の名だたる武将たちの凄さを感じることができる。

    中でも「あ

    0
    2023年09月06日

    Posted by ブクログ

    題名に「家康が」と在るが、徳川家康を主要視点人物に据えた時代モノの小説である。
    「徳川家康」とでも言えば、「誰でも名前位は知っている」という程度に大きな存在感の史上の人物で、小説等の劇中人物としても限り無く多く登場している。そういうことだが、本作は「在りそうで、余り無かった?」というような感じで綴ら

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    秀逸。遺訓から始まり、人物、内容、時間軸までよく考えられた構成になっている。最後の、タイトルへの言及も良い。

    今年最後に良い作品を読めました

    0
    2022年12月31日

    購入済み

    家康の実像にせまるために

    いろいろなヒントをもらった。
    ともすれば江戸時代に神格化された徳川家康にやや嫌悪感を感じた若き日の記憶がある。この書を読んで家康の心のヒダまで書き出して人間、家康に大きく近づけたように思う。近年家康への親近感が高まってきた。奇しくも来年のNHK大河ドラマも家康だ。楽しみたい。

    0
    2022年12月26日

    Posted by ブクログ

    家康をかたち作ったのは、家康が最も恐れた男たちだった、ということで、最も恐れた男たちとのエピソードを1人一章ずつ8人分の構成となっている。歴史認識的には非常にオーソドックスなため、戦国時代好きならよく見知ったエピソードが続くきらいはあるものの、ところどころ斬新な解釈もあり、なるほどと思わせられた。正

    0
    2023年02月18日

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