伊計翼の作品一覧
「伊計翼」の「あやかし百物語」「あやかし百物語【分冊版】『第五十二話』『第九十話』」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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それだけで
各話「◯◯だけなのに」と言う表題だが、それなのに異世界に呼ばれている。
「お見舞いだったのに」
車を止めると家まで付いてくる子供の霊。目撃した本人のところではなく、入院している同僚の家に来た。ちゃんと確認しないとダメです(笑)
「好条件なのに」
初めの2ヶ月は家賃不要。半年間、光熱費は家主持ち。ただし、2ヶ月は押入れから出てくる女に殺されるな。3ヶ月目から大丈夫なのか?
「返ってくるのに」
実話怪談と思いきや、メタフィクションだった。
短いお話から長いお話まで
色んな怪談が詰め込まれた1冊で読みごたえがありました。ほんの数行で終わる怖いお話もあればじっくり読めるものまで、怪異は色んなものがあると感心しつつも怖かったです。ラストのお話は夜中に読んでいて思わず泣いてしまいました。数多いる怪談の語り部の中でも怪談社さんが一番好きです。
ゾクッとする1冊
大好きな怪談社さんの怪談ベスト版ということで、怪談好きとしてはとても楽しく(?)読みました。ゾッとする話、泣きそうになる話、ほんの数行なのにとても怖い話、とまさにベスト。語りとして聴いていたお話も文章で読むとまた違った味わいがあって興味深かったです。
Posted by ブクログ
たまーにやってくる、怪談読みたいー!周期(笑)
CSの番組で観て一気に好きになった、怪談社の手記。
短編の怪談話の詰め合わせなのだけれど、気持ち悪っ!ってなる話、ん?どういうこと?みたいな不思議な話、人間の黒い部分がよく分かる話など色々ある。
印象に残ったのは、いくつかあるが。
”返ってくるのに”
これは幽霊云々より、生身の人間が1番怖い。ということが、突きつけられる話。
“好きなのに”
人は人、自分は自分。
他人に振り回されず、自分らしく生きたらいい。
これは怖いというよりも、そうだよなぁ。と再認識した。
“死にたくないのに”
オチに近づくに従って、ひたすら切ない。。。
怪談にはそん