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仕事とはなにか。「いい仕事」はどこから生まれるのか。仕事を「自分の仕事」にするためにはなにが必要か。八木保を、柳宗理を、ヨーガン・レールを、パタゴニア社を、ルヴァンを、象設計集団を、さまざまな「いい仕事」の現場を訪ねた貴重な記録。働き方が多様になってきた時代、迷ったら立ち戻りたい働き方のバイブル。文庫化にあたり10年後のインタビューを2本追加。
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Posted by ブクログ
示唆に富みまくったとてもいい本。 こういう仕事人でありたいという理想を 地に足つけてやってる人達がいる、 そのこと自体が励みになる。 考えてくれるし、考えさせられる本。
仕事を作るという発想すらなかった・・・。どこかの会社に入るのが当然だと思っていました、少なくとも若い頃は。 最近はだいぶ頭も柔らかくなってきたし、そういう働き方を見聞きするようになってきたので、突飛な発想だとは思いませんが、自分で作れるとも思いません(涙) 「そういう教育を受けてきたんだ。日本の教育...続きを読むってそういうものでしょ。」と、開き直ってはいけません。だって、現に自分の仕事を作っている人たちを訪ねて行った記録が本書に残っているんですから。柳宗理さんやパタゴニア社は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。 本書は著者の西村さんが気になる仕事をしている人に会いにいき、インタビューをしたものであると同時に、著者自身が鋭くアンテナを張っている「仕事」や「働き方」に関する様々な角度からの思考がちりばめてあり、かなり内容の濃いものでした。 インタビューは、主にモノづくりやデザイナーといった人たちなので、いやいや事務仕事の私には関係ないわ、などと思ってはいけません。自分事に置き換え、自分の仕事、働き方を変えられるエッセンスは一杯詰まっていました。(細谷功さんの「具体と抽象」を読んだから、抽象化力が高まってるかも・・・!) 気になるフレーズ、エピソードはたくさんありすぎて、いちいち挙げていたらキリがないので、ぜひ本書を読んでいただきたいのですが、まだまだ理解できていないところもあり、これはまた期間をあけて読み直したい一冊だと思いました。というか、仕事に悩んだら、パラりとめくってみるといいかも。 本来、仕事とは自分が他者にギブできて、他者が求めているものやサービスを作り出すことだったはずなのに、いつの間にか仕事は会社で売られるものになった。我々サラリーマンは、会社で、仕事を自分の時間と引き換えに買っていると表現されると、ちょっとぞっとします。自分の時間の価値を思うと、とたんに。 著者も書いていたとおり、本書に書かれている内容で、こんな働き方があるんだとせっかく刺激を受けても、「でも、私はデザイナーじゃないし、モノづくりなんてしないし」と思ってしまってはもったいないことです。たとえ与えられた仕事であっても、「こなす」のではなく、「自分の仕事」として受け止め遂行する、まずはここからだと思いました。 早期退職を視野に入れている身としては、早期退職後の仕事について何か掴めそうな、でもまだまだ掴めないようなもどかしい読後感でもありました。 良い本でした。初版が2009年。もうそんな頃から、こんなことを考えて書籍にした人がいたんだな~と最後のページを見て思いました。古い本と思わず、ぜひ。
いろんなジャンルの人の働き方、仕事で大事にすること、の紹介をもとに、「仕事とは何か?」「"自分"の仕事をするためには?」ということがわかりやすく述べられている。 ビジネス書というほど難解ではなく容易で、エッセイに近い部分もありながら、「仕事」に関する洞察が鋭く感じる。また時間が経...続きを読むったら読み直してみたいと思う。 ・ 好きだけど理由がわからないものをいくつか並べてみる。どんな要素が含まれているか、探っていく。 ・ デザインもものづくりも、その人が感じた世界、経験した出来事がそこに結晶化する。 ・仕事においては「今この瞬間の自分」に向けられている。その仕事が価値を持つ。 ・どんな状況でも、自分の働き方は自分でデザインできる。「今日どう働くか」は、自分で選択できるからだ。ポイントは,仕事に自分を合わせるのではなく、自分の方に仕事を合わせる力にある。
会社員として 自営業として 仕事構えを反省する時に この本を読むと、数十年後の自分を変える働き方につながると思われる うーーーーん、いいね、、 読後、何かが残る本 「ワークデザイン研究室との出会い」 のお話が1番好奇心が高まった 現ワークデザイン研究室が発行するウェブで見れる機関誌はこれからチェ...続きを読むックしていきたい 仕事を楽しくデザインするって楽しいなと思わせてくれた、啓蒙書?なのかな (個人的意見) 変わりたい人より、変化が欲しい人がほとんど。 ちゃんと変わりたいな(願望…) 居場所を作る↔︎居場所が惜しい
現代は生産性を上げること、効率的に物事を進めることばかりが重視されている。ときには、品質を下げてまでも。 (この値段ならこの品質でいいよね?的な) でも、そんなふうに妥協して作られたもの産物を私達は大切にしたいと思えるだろうか?思えないよね。。 働くとは「生」を感じるための手段であり、大切なもの...続きを読むをこだわってつくることにこそ意味がある。 適当なものをとりあえずつくって、そんなものが溢れている今の社会に疑問を投げかけるようなお話。 ーーーーー あるパン屋さんのお話 →色んな職を転々としていたけど、自分にとって一番矛盾のない仕事が小さなパン屋だった。 ダブルバインド(言っていることとやっていることに乖離があり、矛盾を感じる状態)になっているビジネスがたくさんある中で、矛盾なく正直に生きられる職業って極わずかしかないのかもしれない。
登場する人がみんな、自分の言葉で仕事を語っているのが印象的な本。自分自身がぼんやり思っていた不安やちょっと世の中のこれ違うよなぁという思いが言語化されているのには驚いた。何度も読み返し、立ち返りたい本。
多くの気づきを得られる本です。 ただ与えられた仕事をこなすのではなく、魂を込めてその先の人を見据えること。 自分から率先して取り組むことができる仕事をして、人を幸せにすることができたら最高です。 やらされ仕事ではなく、自分の仕事にできるよう心がけていきます。
1年ぶりに再読。 読み終えて、しみじみと残っているのは以下のようなこと。 --- 「どのように仕事をするのか」から自分起点でつくる。組み立て直し続けていく。そうしながらなされていく仕事は、「その人の仕事」になる。そうして生み出されたものからは作り手の存在を感じられる。 良い仕事のやり方は、ありも...続きを読むのを吟味せず組み合わせるのではない。観察力を持ってやり方から作る。その結果として生まれるのがよい仕事。 --- 感受性や観察力という「よい仕事」の最初の一歩は今の自分が熱量を持っているテーマなので、それについて色々な人の多種多様な言葉を通して見られたのはちょうどよかった。読むたびに響く場所が変わる本。
何度も読み返そうと思える一冊でした。 自分の仕事をつくる。自分にしかできない仕事っていうのはデザイナーなどの専門職だけでなく、スーパーのレジ打ちにだってつくれる。 思っていた以上に疎外されない本で、明日からの仕事をまたがんばろうと思えました。
メモする手が止まらない。 いろいろな「自分の仕事」をしている人たちへのインタビューと、それを通して感じた筆者の言葉が綴られているのだが、具体例から本質的なところに繋 いでくれるので、非常に納得感がある。デザインやものづくり系の方が多いが、本質的なところは、どの仕事にも共通すると改めて思う。「なるほど...続きを読む!」と気づき「そうだよなー」と共感することがなんと多いこと。 働きながらも少し違和感を持つ人や、美しいものや美味しいものが好きな人、これからの働き方や暮らし方を考えている人など、いろいろな人におすすめできる。 すごい人は、最初からすごかったわけでも、天才だったわけでもきっとない。 自分らしく働き、それを社会に共有することで、誰かが喜んでくれる可能性を信じているのだ。 楽しそうに自分の仕事をしている人たちを見て、元気が出た。
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西村佳哲
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