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Posted by ブクログ
働くってなんだろう。とても難しい問いだが、きっと1つの正しい答えなどはなくて、だから考えるべき事なのだろうなと感じた。
最近、高倉健さんが沢木耕太郎さんと対談している文章を目にしたが、そこで「これから自分が何をしたいのか分からない」と仰っていたのが印象的だった。彼は社会的に見れば、"成功した"と言われるような方だが、ずっと自分にもっと向いている仕事があるんじゃないかと思っていると語っていた。
自分らしく働けるとは一体どういう状態なのだろう。
この本で紹介されている方々は、その答えをそれぞれ自分なりに導き出した人達だと感じた。
どう捉えるかは人それぞれだが、そんなやり方もあるのか!という発見に満ちた本で、非常に思考の参考になった。
Posted by ブクログ
ジャンルとしては「エッセイ」ではないけど……
かといって「自己啓発」でもない。
でも十二分に啓発してきます。すごいです。
これだけの材料があれば4冊ぐらい執筆できるかと素人考えでは思ってしまうのですが、惜しげもなく一冊に注ぎ込みました。民放バラエティのようなCMのあとにそこまでの繰り返しを挟んで……みたいな上底感まったくなし。次々と旬の食材が贅沢に並ぶ本です。この本を買ったのはもう随分前で、その時は読み始めて、なんか刺さらず、本棚の肥やしになってました。ふと、もう一度読んでみるかと手に取ったら刺さりまくり。これ誰か知らない間に内容を書き換えたの?ってくらいでした。
改めて手に取って大正解でした。
Posted by ブクログ
仕事を作るという発想すらなかった・・・。どこかの会社に入るのが当然だと思っていました、少なくとも若い頃は。
最近はだいぶ頭も柔らかくなってきたし、そういう働き方を見聞きするようになってきたので、突飛な発想だとは思いませんが、自分で作れるとも思いません(涙)
「そういう教育を受けてきたんだ。日本の教育ってそういうものでしょ。」と、開き直ってはいけません。だって、現に自分の仕事を作っている人たちを訪ねて行った記録が本書に残っているんですから。柳宗理さんやパタゴニア社は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
本書は著者の西村さんが気になる仕事をしている人に会いにいき、インタビューをしたものであると同時に、著者自身が鋭くアンテナを張っている「仕事」や「働き方」に関する様々な角度からの思考がちりばめてあり、かなり内容の濃いものでした。
インタビューは、主にモノづくりやデザイナーといった人たちなので、いやいや事務仕事の私には関係ないわ、などと思ってはいけません。自分事に置き換え、自分の仕事、働き方を変えられるエッセンスは一杯詰まっていました。(細谷功さんの「具体と抽象」を読んだから、抽象化力が高まってるかも・・・!)
気になるフレーズ、エピソードはたくさんありすぎて、いちいち挙げていたらキリがないので、ぜひ本書を読んでいただきたいのですが、まだまだ理解できていないところもあり、これはまた期間をあけて読み直したい一冊だと思いました。というか、仕事に悩んだら、パラりとめくってみるといいかも。
本来、仕事とは自分が他者にギブできて、他者が求めているものやサービスを作り出すことだったはずなのに、いつの間にか仕事は会社で売られるものになった。我々サラリーマンは、会社で、仕事を自分の時間と引き換えに買っていると表現されると、ちょっとぞっとします。自分の時間の価値を思うと、とたんに。
著者も書いていたとおり、本書に書かれている内容で、こんな働き方があるんだとせっかく刺激を受けても、「でも、私はデザイナーじゃないし、モノづくりなんてしないし」と思ってしまってはもったいないことです。たとえ与えられた仕事であっても、「こなす」のではなく、「自分の仕事」として受け止め遂行する、まずはここからだと思いました。
早期退職を視野に入れている身としては、早期退職後の仕事について何か掴めそうな、でもまだまだ掴めないようなもどかしい読後感でもありました。
良い本でした。初版が2009年。もうそんな頃から、こんなことを考えて書籍にした人がいたんだな~と最後のページを見て思いました。古い本と思わず、ぜひ。
Posted by ブクログ
いろんなジャンルの人の働き方、仕事で大事にすること、の紹介をもとに、「仕事とは何か?」「"自分"の仕事をするためには?」ということがわかりやすく述べられている。
ビジネス書というほど難解ではなく容易で、エッセイに近い部分もありながら、「仕事」に関する洞察が鋭く感じる。また時間が経ったら読み直してみたいと思う。
・ 好きだけど理由がわからないものをいくつか並べてみる。どんな要素が含まれているか、探っていく。
・ デザインもものづくりも、その人が感じた世界、経験した出来事がそこに結晶化する。
・仕事においては「今この瞬間の自分」に向けられている。その仕事が価値を持つ。
・どんな状況でも、自分の働き方は自分でデザインできる。「今日どう働くか」は、自分で選択できるからだ。ポイントは,仕事に自分を合わせるのではなく、自分の方に仕事を合わせる力にある。
Posted by ブクログ
現代は生産性を上げること、効率的に物事を進めることばかりが重視されている。ときには、品質を下げてまでも。
(この値段ならこの品質でいいよね?的な)
でも、そんなふうに妥協して作られたもの産物を私達は大切にしたいと思えるだろうか?思えないよね。。
働くとは「生」を感じるための手段であり、大切なものをこだわってつくることにこそ意味がある。
適当なものをとりあえずつくって、そんなものが溢れている今の社会に疑問を投げかけるようなお話。
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あるパン屋さんのお話
→色んな職を転々としていたけど、自分にとって一番矛盾のない仕事が小さなパン屋だった。
ダブルバインド(言っていることとやっていることに乖離があり、矛盾を感じる状態)になっているビジネスがたくさんある中で、矛盾なく正直に生きられる職業って極わずかしかないのかもしれない。
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