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Posted by ブクログ
武士の生き様、信念を感じられる物語。
玄蕃と乙次郎の道中記。
上巻では、
旗本の玄蕃は姦通の罪で切腹を言い渡されるも拒否!
え?切腹を拒否ってできるの?
結果、蝦夷松前藩へ流罪となります。
その玄蕃を押送することになったのが見習与力の乙次郎。
この二人の旅が始まります。
旅の初めに、乙次郎は部下?に裏切られ、口も態度も悪い玄蕃との凸凹コンビです。
そして、道中に出会った出来事。お尋ね者と賞金稼ぎ、女郎の事情から、一つの結論を出していく様は玄蕃の真の心が見え隠れします。
玄蕃は本当に罪人なのか?
さらに出会った仇討ちの旅を続ける侍。そして、偶然出会ったその仇。
その敵討ちに立ち会うことになります。
玄蕃はどんな行動をとるのかが気になります。
上巻で語られる玄蕃の態度は旗本であり、遊び人であり、人情もあり、様々な側面を見せられます。
そして、その旅を通して、乙次郎が徐々に心を開いていく様を感じます。
そして下巻へ
Posted by ブクログ
身に覚えのない罪によって、お家断絶となった、旗本・青山玄蕃。彼を江戸から東北の小名浜まで護送する役目を負ったのは、若く真面目な下級武士・石川乙次郎。 傲岸不遜に見えながらも、武士としての圧倒的な気品と慈悲を漂わせる玄蕃。その立ち振る舞いに触れるうち、乙次郎は玄蕃が背負った「罪」の真実と、「武士の覚悟」を学んでいくこと。。。。テーマは、「武士の矜持」と「真の救済」かな。法や制度による「処罰」ではなく、自らの魂に従って運命を受け入れることの気高さが描かれている。また、流人と、未来ある若者の交流を通して、「人はどう生き、どう死ぬべきか」という普遍的な人生の問いを投げかけているかと。浅田次郎ならではの、細やかな情景描写と「泣かせる」演出が光る、心揺さぶられるロードノベルですよ~
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