ソーニャ文庫作品一覧

  • 子づくり目的の政略婚なのでわたしは愛されない妻になるはずですが?
    2.0
    今夜は骨の髄まで君に愛を注ぐからな。覚悟するといい 女王陛下に愛を捧げていると噂のある近衛騎士団長ファルクと、 王命で結婚することになった伯爵令嬢リーシャ。 しかも、婚約期間もなく即結婚して一年以内に子を孕み、産まなくてはならないらしい。 ファルクは最悪な結婚に巻き込んだことに気が引けて、 目が悪いリーシャが彼の顔をよく見ようと目を眇める様子を「怒って睨んでいる」と勘違い。 リーシャは愛する人がいる彼を早く解放せねばと意気込み、 ファルクは彼女を不本意な結婚から解放しようと子づくりを頑張ることになって……。 硬派な近衛騎士団長 × 逆境に前向き令嬢 子づく離婚予定だと思っていたらまさかの溺愛!?
  • この発情は何かの間違いです!! 私はあなたの運命の番ではありません!
    3.0
    「君の子宮が私の精子を欲しがっているんだね」 精霊の血筋の公爵令嬢フィアナは幼馴染の王子アレクシスに淡く幼い恋心を抱いていた。 しかしある時「未来視」の能力を発現し、 アレクシスに「運命の番」が見つかり、失恋する未来を知ってしまう。 そのうえ「運命の番」に嫉妬し破滅してしまうのだ。 そうならないよう彼と距離を置くが、 年頃になったフィアナはなぜかアレクシスに「発情」してしまい……。 運命の番相手にしか起こらないはずなのにと困惑する彼女を 「大丈夫、私が楽にしてあげるからね」とアレクシスは抱き寄せ、 やさしく身体に触れてきて……。 運命を捻じ曲げる王太子×破滅を回避したい令嬢、 執着愛は未来を変える!?
  • 悪人の恋
    4.6
    ――俺からあなたを取り上げないでくれ…… 家族を惨殺され、復讐の鬼と化した亡国の王子ルシアノ。 悪の限りを尽くし、ついには敵国の女王アラナのもとにたどり着く。 だが彼女は命乞いをするどころか、自身の死を願っていた。 興を削がれたルシアノは、強引にアラナを抱き、苦しませようとする。 しかし、ともに過ごすうち、憎しみは執着へと変わり、彼女との未来を望むようになり……。 彼女を生かすのは復讐のため。 そう言い訳をしつつアラナに溺れるルシアノだが、彼女は依然として死を望んでいて……。 復讐に狂う王子×死にたがりの女王、凄惨な過去に囚われたふたりの行く末は――!? 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 終章 あとがき
  • 陛下、貴方と寝るのは一度きりです!
    4.5
    結婚しよう? 子ども、作ろう? 大帝国から辺境の小国に嫁いだ皇女アマーリエ。 二国の血を引く次代の王を産む役目を負っていたが、子をなせぬまま夫は死亡。 王位は夫の弟ヘンリーが継ぐことになり、 帝国からは彼のための新しい花嫁が送られてくるという。 これで自分はお役御免と思いきや、ヘンリーから 「女の抱き方がわからないから、不安で結婚できない」と相談されて!?  彼は冷淡だった夫の代わりに心の支えになってくれた大事な存在。 アマーリエは、強い責任感から閨指導を引き受けることにするのだが――。 腹黒ワンコな美貌の王×気高い王太后、 かわいい義弟は執着強めな狂犬でした!?
  • 英雄殺しの軍人は愛し方がわからない
    4.6
    僕は恋人らしく、お前を抱けたか? ジェノビア帝国の将軍グレンは、罠にはまり敵国の地下牢に囚われていた。 痛めつけられた彼の手当てに現れたのは、下働きの女ルネ。 自らを犠牲にして献身的に尽くす彼女の真意がわからないまま、協力を得て脱獄に成功する。 死を覚悟した目のルネを帝国に連れ帰ったグレンは、所有欲と愛情の区別がつかないなか 少しずつ「恋人」としての扱い方を覚えていく。 ルネは彼を全身で受け入れ、幸福感に包まれるが、 彼女の秘された素性が波乱を呼び………。 愛を知らない男×尽くす女、この想いの行き先は愛か死か……? 【目次】 序章 序章愛と殺意 第一章 囚われの将軍、グレン・カリファス 第二章 尽くす女、ルネ 第三章 欲しくなったから攫うだけ 第四章 愛し方など分からない 第五章 僕のものには触れさせない 第六章 どうすればいいか教えろ 第七章 殺すか、生かすか 第八章 殺意は愛の証 終章 頑強な首輪 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 私と離婚させられそうになった王子が国を滅ぼしそうです
    4.3
    好きって言って。僕の顔を見るたびに言って 反乱を起こした土地の領主となったキアラは、国に恭順の意を示すため第二王子ルシウスと政略結婚することに。冷めきった夫婦生活になる覚悟を決めていたが、予想に反してルシウスは四六時中そばを離れず隙あらば独占しにかかる、まるで妻過激派な溺愛ぶり! 挙式までの白い結婚期間にも淫らな「準備」を仕掛けられ、王の手先の籠絡だと言い聞かせるもキアラは次第に身も心も許し始めてしまう。しかしその時、王軍がルシウスを返せと攻めてきて!? 妻至上主義な過激派王子×仕事人間な女領主、 溺愛が過ぎる権力の塊を御しきることはできるのか!?
  • デスゲームの黒幕を愛の力でなんとかする方法
    4.4
    「僕のそばにいる限り、大切にしてあげるから。いい子にしていてね」 王立魔術学院卒業の日、マリオンは突如デスゲームに巻き込まれてしまう。 その黒幕は二年前に卒業した公爵子息のセルジュ。 マリオンは誰も殺さず自分も殺されないよう必死に立ち回ったものの、 結局は死んでしまった……が、気付けば入学前に時間が戻っていた!?  マリオンはあの惨劇を繰り返させないために、 デスゲームの開催理由であったセルジュの妹の死を防ぐため奔走する。 しかしなぜかセルジュにまとわりつかれ、 強引に婚約者にされ純潔までも奪われてしまい……。 サイコパス黒幕公爵×魔術偏狂令嬢、 愛か死か、究極の選択から生まれるタイトロープロマンス 【目次】 プロローグ 婚約者はサイコパス 第一章 デスゲームの終わり 第二章 未来を変える方法 第三章 人はそう簡単には変わらない 第四章 愛の力でなんとかする エピローグ 黒幕の独白 あとがき
  • 狂戦士様は新妻と閨の作法を学びたい
    4.1
    「やはり、俺の妻は世界一可愛い」 終戦後、和平の象徴となるべく婚姻した ファルグ国王子ヴェイグとカリスト国皇女オフィーリア。 二人は『殺戮の戦士』として『血濡れの姫騎士』として、 幾度も戦場で剣を交えてきた好敵手。 無事に結婚式を終えて初夜を迎えたものの、 戦い以外はすべて不得手で知識がない二人は閨事ではなく、 なぜか寝室をボロボロにするほど激しい戦闘を繰り広げてしまう。 初夜にすることは戦いではないと叱られた二人は、 甘い一夜の過ごし方を学びはじめて……。 恋に無自覚な戦闘狂×不遇な姫騎士、 戦いしか知らない二人の激しい愛のかたち?
  • 取り巻き令嬢は腹黒貴公子の溺愛を望まない
    4.5
    ――この求婚、もちろん断ったりしないよね? ほとんどの貴族令嬢がより良い結婚相手を探すために通う学園で、 王宮の女官になるべく励むティファは、 身分の高い結婚相手を捕まえろとせっついてくる両親の目を誤魔化すために、 公爵家の嫡男・リーファスの取り巻きをしていた。 特別良い家柄でもなく地味な自分は、間違っても彼の結婚相手になるはずがない。 彼のたくさんの取り巻きに紛れつつ、平和な学園生活を送っていたティファだったが……。 ある日突然、リーファスに求婚されて――!? 麗しの公爵令息×結婚したくない令嬢、策士な貴公子の執着からは逃げられない!? 【目次】 プロローグ 公子の取り巻き令嬢は混乱している 第1章 偽装取り巻き令嬢の事情 第2章 夢がかなった瞬間に何かが始まっていた 第3章 取り巻き令嬢は公子様の求婚を断りたい 第4章 王家の『異能の力』 第5章 王太子の婚約破棄騒動とその結末 第6章 取り巻き令嬢は初恋を手に入れる エピローグ 取り巻き令嬢は公子様の腕の中 あとがき
  • 契約夫は待てができない
    4.5
    4人姉妹の長女で唯一独身の詩子。 家族からの心配が辛くて、バーでひとり飲みに逃げた翌朝、 目を覚ますと隣に見知らぬイケメンの姿が! 男は逞しい身体(全裸!)で詩子を抱きしめ 「貴女の夫ですよ」と、にこにこ微笑む。 どうやら酔っ払っている間、詩子は彼――寺嶋政喜と契約結婚してしまったらしい。 契約結婚に身体の関係は必要ないのでは!? と訝しむ詩子だが、 これも契約のうちだと押し切られ、毎夜激しく、執拗に求められ……。 謎めいたワンコ系エリート×真面目なお局様OL、契約結婚は愛の罠!?
  • 狂奪婚
    4.4
    ――君を取り戻す、そのためだけに生きてきた。 幼い頃、『白い結婚』を前提に、 公国の第二公子ガイウスと政略結婚した皇女ルイーザは、 政治問題が片づき故国に戻されても、彼を一途に想い続けていた。 だがそれから十二年、彼が結婚したという話を聞かされる。 失意の中、ルイーザも政略結婚で別の国に嫁ぐことになるが、 輿入れの途中で何者かに攫われてしまう。 目を覚ますと、そこには成長したガイウスがいた。 彼はうっとりとした眼差しを向け、ルイーザに愛を囁くと、 当然のように身体を重ねてきて――!? 執愛公主×一途な皇女、政略に翻弄された初恋の行方は……? 【目次】 序章 別離 第一章 出戻りの皇女 第二章 たった一つの 第三章 恋情 第四章 愛情と逃亡 第五章 戦 終章 船上で笑う 番外編 手形 あとがき
  • 悪女を演じる没落令嬢は、陰キャ貴公子のガチ恋執着から逃げ出したい
    5.0
    「きみを独占したくて、我慢できなくて、いろいろやりすぎちゃったけど、許してくれる?」 病気の弟のため、素性を隠して舞台女優をしているパメラは、 悪女役ばかり演じるせいで経験豊富だと誤解されがち。 ある日侯爵家から、 『天使』の絵を描き散らす引きこもりの嫡男ユーリルを、 「しかるべき令嬢を娶れるまっとうな貴公子」に変身させるため、 演技指導の依頼を受ける。 弱音を吐きつつも特訓のおかげで成長を遂げたユーリルは、 いつしかパメラに恋をしていた。 ほだされて体を重ねたものの、 彼の将来のため別れを告げようとするパメラは、 狼狽したユーリルに強引に体を貫かれ――。 天使に萌えるこじらせ侯爵令息×苦労性だがたくましい伯爵令嬢、 初心で一途な恋情から逃げたはずなのに!?
  • 聖王猊下の箱入り花嫁
    4.1
    この身体を誰かに触れさせたのですか? 枢機卿が起こした事件の責を負い、 還俗して第四皇女ルイーゼと婚姻することになった聖王ライナルト。 しかし、感情が昂って“聖力”を暴走させたトラウマを抱える彼は ルイーゼに怪我をさせないため“白い結婚”を申し入れる。 了承したルイーゼだったが、実は“聖力”を“精力”と勘違いしていて……。 精力絶倫という、人には言い難い悩みを打ち明けてくれたと 思い込んだルイーゼが導き出した答えは、 ライナルトを縛って閨事を遂行することだった――!? トラウマ持ちの元聖王×天然皇女、白い結婚を貫くはずが――? 【目次】 序章 第一章 婚姻 第二章 初夜 第三章 夫婦 第四章 心の傷 第五章 子作り 第六章 襲撃 第七章 真実 終章 あとがき
  • 騎士は悔恨に泣く
    4.4
    父に命じられ、平民出身の騎士ユアンと結婚したトリシア。 彼をずっと密かに慕っていたトリシアは内心喜ぶが、 一見紳士的で優しげなユアンが実は非常に野心家で、 この結婚を出世のために受けたことを知っていた。 そして、平民を平気で殺す“血塗れ姫”と噂されるトリシアを嫌悪していることも……。 彼のため、「子ども以外は望まない」と告げるトリシアだが、 ユアンは彼女に軽蔑の眼差しを向けると、剥き出しの欲望をぶつけてきて――。 貴族を憎む野心家の騎士×心を持たない“血塗れ姫”、誤解から始まる運命の恋。
  • ソーニャ文庫アンソロジー 騎士の恋
    4.7
    ソーニャ文庫初のアンソロジー! 仮初の結婚、両片思い、身分差…… 逞しくも美しい騎士に、一途に激しく愛される。 人気作家陣による、極上騎士の独占愛! 4編収録! ◆「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜)◆ 姉の婚約者を密かに思い続けていた第四王女は、姉が他の男と密会しているところを見てしまい――!? ◆博愛騎士の激愛(秋野真珠)◆ 失恋して自暴自棄になった侍女は、誰にでも愛想のいいナンパな騎士に、あるお願いをするが……? ◆わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと)◆ 女王の命令に従い、憧れの騎士と結婚した侍女。だがこの結婚は仮初のものと思っていて……。 ◆わたしの黒騎士(荷鴣)◆ 国を滅ぼされ処刑される前夜、薄幸の姫は、戦場で行方知れずになった優しい騎士との幸せだった日々を思い浮かべ――。 カバーイラスト:yoco 【目次】 「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜) 博愛騎士の激愛(秋野真珠) わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと) わたしの黒騎士(荷鴣)
  • 結婚願望強めの王子様が私を離してくれません
    4.7
    ――早く僕を愛してください、早く……。 妾の子として冷遇されてきた公爵令嬢アンジュは、 ある日、第二王子ルイとの結婚を命じられる。 だがこの結婚は、王太子よりも優秀で人望の厚いルイの力を削ぐための計略だった。 初夜、ルイの目の前で死ぬよう厳命されていたアンジュだが、 なんと、罠に嵌めるべきルイ自身に命を助けられてしまう。 子どもがほしいと言い、執拗にアンジュを抱くルイ。 アンジュは、何を考えているか分からない彼から逃げようと画策するが……。 家族を求める壊れた王子×肝のすわった薄幸令嬢、 得体のしれない溺愛から逃れられません!? 【目次】 プロローグ 第一章 暴力ですべてを解決する 第二章 王子妃、覚醒せざるを得ない 第三章 愛し合う夫婦かどうか 第四章 変化 第五章 必要最小限度の殺人 第六章 家族の幸せのために エピローグ あとがき
  • 人嫌い王子が溺愛するのは私だけみたいです?
    3.9
    ――俺をこんな気持ちにさせるのは君だけだ。 たった一人で森で暮らすエノーラは、亡くなった祖母から、なぜか、髪を染めることと森を出ないことを厳命されていた。 だがある日、狼に襲われそうになっていた元軍人エルネストを救う。 怪我で将軍職を辞した彼は、どんな病や怪我も治すという「森の魔女」の噂を聞いて森にやってきたらしい。 祖母以外の人間を知らないエノーラと、ある事情から人嫌いなエルネスト。 孤独な二人は次第に心を通わせるようになるが、彼らの邂逅は国を揺るがす事態に発展し……。 人嫌いな英雄×薄幸の森の乙女、一途な想いは頑なな男の心を溶かしてゆき……。 【目次】 プロローグ 星 第一章 邂逅 第二章 森の外 第三章 嫉妬 第四章 襲撃 第五章 別離 第六章 蓋を開く 第七章 森の娘 エピローグ 夢 あとがき
  • 初恋をこじらせた堅物騎士団長は妖精令嬢に童貞を捧げたい
    4.3
    俺の婚約者が可愛すぎるっ!!! 妖精の末裔クリスティナは、かつて出会った騎士・アレックスに憧れて、 気づかぬうちに魅了の「呪い」をかけてしまったらしい。 それから五年間クリスティナを想い童貞を貫く彼の呪いを解除するために、 かりそめの婚約&同棲をすることに!? アレックスがクリスティナを大事にし好きだと言うたび、 クリスティナはこれも魅了の呪いが言わせているのだと悲しくなってくる。 そんな時、興奮しすぎたアレックスの苦痛を和らげたくて、彼に肌を許すが――!? 堅物童貞騎士団長×けなげなご令嬢、こじらせ両想いラブロマンス。 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 六章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 愛に狂う王子は妖精姫に跪く
    4.3
    心と身体が歓喜に震える。 これが恋か――。 人間を蝕む瘴気に満ちた魔女の森で、 猫のレグナルドと暮らしている片羽根の妖精リアンヌ。 ある日、怪我をしたラーシュレイフを助けるのだが、 人間を惑わす魔女だと勘違いした彼はリアンヌを乱暴に押さえつけてしまう。 しかし、リアンヌの背に妖精の羽根があるとわかると感涙にむせんで縋りつき、 あげく羽根を撫で回し頬ずりまでしだして!?  羽根は妖精にとって急所。リアンヌはわずかな刺激にも過敏に反応してしまい……。 生き急ぐ王子×妖精の末裔、切ない愛の記憶に囚われて……。 【目次】 序 章 壊れゆく音 第一章 羽根の結界 第二章 魔女の森に住む魔女 第三章 美男子からの誘惑 第四章 恋の練習 第五章 秘密 第六章 衝動と劣情 第七章 再生の朝 終 章 幸福な未来へ あとがき
  • 復讐婚
    3.9
    田舎町で慎ましく暮らすオリヴィアの前に 突然現れた、元婚約者ブラッドフォード。 かつて彼がオリヴィアに近づいたのは、オリヴィアの父親に復讐するためだった。 「君は用済みだ」とオリヴィアの手を振り払った彼。 ショックを受けたオリヴィアはブラッドフォードの前から姿を消した。 それから3年――。 再会した彼はひどく憔悴して見えた。 困惑するオリヴィアだが、ブラッドフォードはオリヴィアと強引に結婚すると、 昼夜を問わず執拗に快楽を刻み込んできて……。 復讐に囚われた海運王×一途な娘、歪な結婚生活の行方は……!?
  • 不滅の純愛
    4.7
    ――おれたちは死ぬまでずっと恋をするんだ。 王女トリアは、五年前に亡くした婚約者のフラムを ずっと想い続けていた。 だが、彼の墓所から戻る途中、 得体の知れない男たちに攫われ、 樹海の古城に囚われてしまう。 そこは、古くから続く神隠しの元凶の地であった。 儀式と称し、黒ずくめの男に組み敷かれるトリア。 身体をまさぐられ、必死に抵抗するが、 男は亡くなったはずのフラムだった! 抱かなければおまえは殺される、 とトリアに危険を知らせるフラム。 トリアは彼を信じ、その欲望を受け止めるのだが……!? 孤立無援の王子×一途な王女、淫獄に囚われたふたりの不朽の愛! 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 十一章 終章 あとがき
  • 年下御曹司の執愛
    4.5
    とろとろに甘やかして、ぐずぐずになるまで愛してあげる。 祖母との生活のためにバイトを掛け持ちしている津田朱里。 ある日、浪費家の両親に人身売買オークションに出され、見知らぬ青年に助けられる。 極上の美貌を持つ青年は朱里が高校生の頃に勤めていた杠葉家の御曹司・冬季哉で!?  媚薬を飲まされていた朱里は冬季哉に触れられ、初めて経験する快楽に翻弄されてしまう。 翌朝「嫌いにならないで!」と冬季哉に土下座されたあげく側にいてと懇願され、 朱里を守るためだと軟禁されて……。 一途な年下御曹司×アラサー清純派美女、溺れるほど極甘な愛を刻み込む独占欲――。 【目次】 第一章「再会」 第二章「結婚するって決まってるんだ」 第三章「冬季哉という男」 第四章「君の理想になりたい」 第五章「七夕の夜」 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 私が死ぬと死んでしまう王子様との案外幸せな日常について
    4.6
    お前が死んだら僕も死ぬんだぞ! わかっているのか! 魔女狩りで捕まったグレーテは不治の病に冒されたマティアスに、 命を共有する『伴侶魔法』をかけるよう強制される。 魔法陣にグレーテが触れるとなぜか成功し、マティアスの病は完治し健康に……。 だが、この魔法にはとんでもない仕掛けがあった。 魔女以外と性的接触をすると股間に激痛が走り、捥げる!? らしい。 「……つまりはお前も、僕以外の男には触れられなくなってしまったということか」 仄暗い独占欲を示すマティアスは呑気に笑っているグレーテの肌に触れ……。 潔癖ツンデレ王太子×メンタルつよつよ魔女、 世界から隔離された塔で、命を共有するふたりの恋愛事情。 【目次】 プロローグ 君が死んだら僕も死ぬ 第一章 狩られた魔女 第二章 塔の上のグレーテ 第三章 伴侶であるということ 第四章 堕落する男 第五章 魔女の加護 第六章 地獄に落ちる エピローグ 祝福と呪い あとがき
  • 前前前世から私の命を狙っていたストーカー王子が、なぜか今世で溺愛してきます。
    4.6
    どうしたら、僕を愛してくれる…? 士官学校に通うアシュリーは、 次期国王で完璧王子様と名高いヴィクトルを恐れている。 三つ前の前世まで死に際の記憶がある彼女は 王子と同じ顔の男に三度も殺されたのだ。 死を回避するため目立たぬように送る学生生活の中 彼女との距離をどんどんつめようとするヴィクトル。 ある日、アシュリーの「神官になる」という発言を聞いた彼は その意思を変えさせるため体に触れる。 抗う気持ちとはうらはらに アシュリーの全身を甘い陶酔が包み込んで――。 ヤンデレ王子×生贄聖女、 生まれ変わるたび、私は貴方に殺される。
  • のろいがみ
    4.3
    ――そなたは我のものにならねばならぬ。 戦国時代、忍びの仕事で潜入した城で、 異様な壺とともに監禁された不思議な娘と出会った静。 娘は人の死が見えるせいで幾度も攫われてきたという。 哀れに思い連れ帰った静は、 その者が実は少年で、ある特徴を持っていることに驚くが、 無邪気な彼を捨て置けず、センと名付けて一緒に暮らすことに。 二年後、センは甘えん坊な質はそのままに、 見上げるほどに大きくなっていた。 だがある日、静が村の男と結婚させられると知った途端、 静に欲望を向けてきて……。 呪われた壺を守る美貌の男×人になじめぬ忍びの女、戦国恋愛怪奇譚! 【目次】 のろいがみ あとがき
  • 余命わずかの死に戻り聖女は、騎士の執愛をやめさせたい
    4.5
    残念。とっくに手遅れなんですよ。 神殿で暮らす聖女のサリエは病に侵され死ぬ間際、最愛の護衛騎士・リュークが自分の後を追う姿を目撃する。彼を道連れにしたくないと願ったその瞬間、二カ月前に時間が巻き戻っていた! リュークの後追いを回避するには潔癖な彼に嫌われるしかない! そう決意したサリエは、少ない閨知識を総動員し聖女らしからぬ破廉恥な女を演じる。だがそれはむしろ男を煽る材料にしかならず、我慢がきかなくなったリュークに囚われ欲望をぶつけられてしまい!? 愛の重すぎる護衛騎士×神殿育ちの無垢な聖女、 相思相愛の攻防戦の結末は!? 【目次】 プロローグ 1 初めての出会いと再会 2 運命を回避するためには手段を選んでいられません 3 堅物騎士の暴走 4 恋人たちの過去 5 監禁と執愛 6 淫らな聖女の甘い罠 7 太子宮にて 8 薔薇園での秘めごと エピローグ あとがき
  • 人形女王の婿取り事情~愛されているとは思ってもいませんでした。
    4.2
    王配ではなくあなたの夫になりたいのです。 女王ディアナは若いゆえに王として実権を持てず『人形女王』と嘲られ侮られていた。 王配ニコラウスと一度も閨を共にしたことがないまま、 彼は横領事件を起こして亡くなってしまう。 最大級の天災に見舞われた国を導いていかなくてはならない状況で、 ディアナは周囲に再婚を求められ……。 そんな彼女の元に、かつて王配になることを厭うて隣国へ留学したはずの 元婚約者ハインツが現れ、再婚相手に自分を選んでほしいと言い出して――。 慇懃無礼な伯爵令息×孤独な女王、身分差ゆえのすれ違い両片思いの行方は――。
  • 三年後離婚するはずが、なぜか溺愛されてます
    4.4
    ――もしかして、私の妻は天使かな? 『呪われた侯爵』と敬遠されるアーヴィングと結婚したハリエット。 けれど初夜の床で、「これは形だけの結婚です。だから君を抱くことはない」と言い放たれ、 三年後には離婚するとまで言われて大混乱!  なのにその後は、ドレスを山ほど買ってくれたり、突然「可愛い」と言ってきたりと好意的。 そんな彼に惹かれつつも、向けられている気持ちはペットを慈しむようなものだと、ハリエットは自分を戒める。 だがある夜、彼がいきなり押し倒してきて――!? 人嫌いなワケあり侯爵×不遇に負けない没落令嬢、甘々なのにすれ違う“契約結婚”の行方は……? 【目次】 序章 第一章 いわくつきの結婚 第二章 初夜 第三章 侯爵夫妻のとある一日 第四章 嵐到来 第五章 忘れえぬ夜 第六章 忘れてしまった朝 第七章 さあ、逃げよう。 第八章 よし、殺そう。 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 俺様騎士の不埒な求婚
    4.4
    ――満月の夜だぞ。夜這いするのは当然だろう? 恋愛関係になかったとはいえ、二度も婚約破棄をされたヴィクトーリア。 元婚約者の結婚式でやけ酒をし、厄介な男と情熱的すぎる一夜を共にしてしまう。 常に女性たちに囲まれている女たらしの騎士・レオナルトだ。 一夜の過ちで忘れるつもりだったのに、彼は翌日屋敷に押しかけ、結婚を迫ってくる。 彼の執拗かつ奇抜なアプローチに振り回されつつも、 その想いの強さにほだされていくヴィクトーリアだが……。 彼が彼女に近づいたのはある理由があって――!? 傍若無人な俺様騎士×恋を知らない令嬢、運命の“プリンセス”は絶対に逃がさない!! 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 終章 あとがき
  • 狂騎士の最愛
    4.5
    ――ぼくはただ、きみと幸せになりたいだけだ。 白い容姿を理由に、忌み嫌われていた孤独な村娘のジアは、 隣国の少年ルスランと恋をして、 幼いながらも結婚を誓い合っていた。 だが、戦争によりふたりは離れ離れになってしまう。 数年後、ルスランはジアを探すため、 貴族でありながら王の暗殺部隊となり、 彼女の暮らす国に潜入を果たす。 そこで思いもしない再会をしたふたりは、 会えずにいた歳月を取り戻すかのように愛を交わし、 互いのぬくもりに溺れていく。 しかし再び、別離の危機が訪れて――!? 暗殺隊の騎士×鳩に愛される村娘、すべてを敵に回す一途な愛! 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 終章 あとがき
  • 毒皇子の求婚
    3.3
    ――大丈夫。邪魔者は、すべて俺が取り除くよ。 父が大罪を犯したために両親を処刑されたエルナは、 得意の薬づくりで民を助けながら、 修道院でつつましく暮らしていた。 だがある日、自分のつくった薬のせいで、 皇太子ユリアンの具合が悪くなってしまう。 彼はエルナにとって、元婚約者の弟で、大切な幼なじみ。 責任を感じるエルナにユリアンは、 自分が回復するまで専属の薬師になるよう命じるのだが……。 「俺と結婚してくれ」 深夜、寝室に忍んできた彼に、 まっすぐな言葉で求婚されて熱烈に求められ――!? 腹黒策士な皇太子×健気な令嬢、“無邪気な幼なじみ”の仮面に隠した獰猛な執着愛! 【目次】 序章 一章 都への召喚 二章 皇太子の求婚 三章 薬酒の誘い 四章 愛の証明 五章 真実の姿 終章 あとがき
  • 水底の花嫁
    4.3
    今度こそ、結ばれよう。 事故で記憶を失ったニアは、優しい老夫婦に助けられ、貧しくも穏やかに暮らしていた。だがある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。戸惑いつつも夫婦として暮らすなか、離れていた時間を埋めるように愛を注ぐアレクセイに、心も身体も満たされていく。しかし、その想いに応えたいセシリアが記憶を取り戻そうとすると、彼は「今のままでいい」と苦しげな表情を浮かべて――?
  • 氷の王子の眠り姫
    4.4
    ルーツィエが目を覚ますと、美貌の男がそばにいた。 記憶を失っていた彼女に、彼――フランツは「君は僕の妻だ」と切なげに微笑む。 ルーツィエは、魔女の呪いで2年間眠らされていたらしい。 謎めいたフランツに惹かれていくルーツィエ。 やがて、彼がこの国の王子で、自分にとって大切な存在であることを思い出す。 彼を受け入れ、情熱的で幸せな一夜を過ごすルーツィエだったが、 呪いにより、自分がいずれ灰になってしまうことを知り――!? 謎めいた美貌の王子×眠りからさめた令嬢、呪いを破る一途な愛。
  • 王太子の運命の鞭
    3.7
    僕は君にぶたれたいんだ!! 王太子ラヴィークは興奮していた。鞭を操る男爵令嬢レナの姿を見て、彼女こそが運命の人だと確信したからだ。彼はすぐさまレナと結婚し、期待に胸を膨らませて彼女を寝室へ連れていく。一方、レナは混乱していた。突然、国の英雄である王太子に「ぶってくれないか」と懇願され、瞬く間に結婚させられていたからだ。レナに人をぶつ趣味は無い。誤解を解こうとするが聞いてもらえず、追い詰められたレナは泣きそうになってしまうのだが……。
  • 復讐者は愛に堕ちる
    3.9
    俺に貴女を殺させないでくれ 国を滅ぼす災厄という汚名を着せられ、 一族を粛清された辺境伯の息子アーレスト。 苛烈な復讐心を滾らせ屈辱の二十年を耐え抜いた彼は、 効果的な復讐方法として国にとって最も重要である 『祝福の儀式』を担う“聖女”を奪い殺すことを計画する。 しかし、聖女として過酷な役目に殉じようとするセーラの健気さに心揺さぶられてしまう。 儀式の重要性を忘れ果てた人々がセーラを嘲り蔑むことに苛立ち、 憎しみをますます募らせていくアーレストだったが――。 復讐心を滾らす辺境伯×純粋培養の聖女、ふたりの出会いは滅びの始まりだった――。 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 あとがき
  • 女装王子の初恋
    4.6
    おまえの前では男でいたい。 憧れの王女アリシアのお世話係になった貧乏貴族の令嬢コリス。初対面から冷たくされて意気消沈するものの、持ち前の雑草根性でめげずに役目をこなしていた。だがそんな中、アリシアが男であると知ってしまう。彼の女装は趣味ではなく、複雑な事情がある様子。彼の孤独と不器用な優しさに触れ、愛しさを覚えるコリス。一方アリシアも、明るくまっすぐなコリスに安らぎを感じていた。やがて二人は、たどたどしくも熱い一夜を過ごすのだが……。
  • 余命いくばくもないので悪女になって王子様に嫌われたいです
    4.3
    ――君が逝ったらすぐにあとを追うからね。 不治の病におかされ、何年も闘病生活を送っているアリス。 幼い頃から変わらず愛してくれているカイルダールを解放したいと、 婚約破棄を勧めてみるも、まったく聞く耳をもってくれない。 困ったアリスは、「悪女になって嫌われれば、悲しませずに別れられるのでは?」と思いつく。 しかし、純真なアリスの意地悪はまったく伝わらず、逆に喜ばれる始末。 そんな中、アリスは男性の身体のとてつもない秘密を知り、 カイルダールに無邪気に迫ってしまい……!? 愛が重すぎる王子×悪女になりたい令嬢、 嫌われるつもりが、王子様の闇が深刻になりました!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 愛玩王子と姫さま
    3.1
    ねえ、僕を可愛がってよ。 成人を迎えると同時に女王となり、結婚を急かされていたアリシュ。恋愛は諦めていたが、大好きな絵本に出てくる騎士に密かに憧れてもいた。そんな彼女の前に騎士とそっくりな理想の男性イヴェルが現れる。異国の王子だという彼は、アリシュのことを「姫さま」と呼び、「ペットにしてください」と言ってきて……。自由奔放な彼は、夜の寝所に窓から侵入し、アリシュにも無遠慮に触れてくる。強引な彼に身も心も蕩かされていくアリシュだが……!?
  • 妄執の恋
    3.8
    誰にも触らせてないよな? 侯爵家の嫡男で騎士団に所属するエリアスには、三年前までの記憶がない。しかし任務で赴いた田舎町で、とある娘を目にした途端、なぜか涙が流れ出す。俺は彼女を知っている? 過去を知りたいエリアスは、ラナと名乗るその娘に話を聞こうとするが、彼女は強張った顔でエリアスを拒絶する。そんな中エリアスは、自分が血まみれで苦しむ夢と、彼女と幸せな一夜を過ごす夢を見て……。 三年前、いったい何が――?
  • 淫愛の神隠し
    4.0
    「怖がらなくていい。おいで。」 村の外れに佇む寂れた社の境内で、七歳の葉月は帝都から来た同い年の資産家令息・光貴を見失った。 責任を負わされ家族からも虐げられ暮らしていた葉月は、十年後、同じ場所に突如精悍な姿で現れた光貴と再会。 その一年後、行方不明の間の記憶がない彼の世話係に指名され、罪悪感から断れず引き受けることに。 彼女を四六時中放そうとしない光貴の要望は次第に熱を帯び、彼に抗えない葉月は、守らなくてはならない一線を踏み越え――。 神隠しから生還した御曹司×罪の意識を抱き続ける幼馴染、立場の違いを超えた愛の契約。 【目次】 序 一章 神隠し 二章 流血 三章 残暑 四章 指切りげんまん 五章 結婚 六章 嵐
  • 死ぬほど結婚嫌がってた殿下が初夜で愛に目覚めたようです
    4.8
    ――君って、なんでこんなに可愛いんだろ……? 父の借金を肩代わりしてもらうため、 前王の遺児アレクセイと結婚したルリーシェ。 だがこのアレクセイ、幼い頃に家族を殺された心の傷が癒えず、 復讐相手を殺し回っていると噂される、いわくつきの“悲劇の王子様”なのだった。 前髪で顔を隠したままの夫との初夜、突然心中を迫られたルリーシェは、 殺されてたまるかと反撃し、めちゃくちゃに殴り掛かる。 これは完全に離婚だ……と思った翌日、 絶世の美貌を晒したアレクセイが、なぜか妙に懐いてきて!? 他人を寄せつけない美貌の殿下×逆境に負けない没落令嬢、 波乱の初夜から始まる新婚生活の行方は――!? 【目次】 プロローグ 第一章 私の夫がめちゃくちゃすぎる 第二章 妻は司令官ではない 第三章 夫の躾も本番です エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • ヤンデレ王子は変わり者令嬢を決して逃がさない
    4.6
    「僕の頭の中は、君のことだけだよ。十年前からずっと」 辺境伯令嬢ジゼルは社交界に興味がなく、生き物を育てることが好きな変わり者。彼女の唯一の友達は金色トカゲのレミー。ある日、辺境伯家に突然アルフォンス王太子が来訪し、とんでもないことを言い出した。トカゲのレミーが実は第二王子レオナルドが魔法の力で変身した姿なのだと――。トカゲのレミーは美麗な王子レオナルドへと変貌しジゼルに求婚! ジゼルは十年も騙されていたことに怒り拒絶するが、粘着質のレオナルドが諦めるわけもなく……。 特異な魔法を操る粘着王子×生物学者を目指す小動物系令嬢、執着一途な拗らせ初恋ロマンス! 【目次】 プロローグ 第一章 親友の正体 第二章 ジゼルとレミーとレオナルド 第三章 謝罪と弁解、そして執念 第四章 身勝手な好意 第五章 暴走する心 第六章 新たな関係 第七章 彼の思惑 第八章 夕焼けの涙 第九章 二人の父親 第十章 それぞれの決意 第十一章 あなたのためなら 第十二章 偏執的で一途な愛の行方 エピローグ あとがき
  • 咎人の花
    4.3
    貴女に憎まれたい。 この世の誰よりも強く、深く。 幼い頃大怪我を負ったせいで屋敷に軟禁されていたアレクシアは、ある夜、家族を殺されてしまう。 血濡れの刃を手に殺戮現場に佇む男は、淡い恋心を抱いていたセオドアだった。 十年前、彼女の父に濡れ衣を着せられたセオドアの両親は処刑され、 彼は生きるために裏社会に身を投じたと知ったアレクシアは愕然とする。 セオドアが彼女の家族を殺めたのは依頼された仕事でしかなく彼個人の復讐は果たされていないと、 アレクシアの身体を強引に暴いて純潔を奪い――。 冷酷な暗殺者×生き残った令嬢。 嵐の夜に引き裂かれた幼い恋は、血塗れ囚われ堕ちていく――。 【目次】 プロローグ 1 惨劇の夜 2 花は堕ちる 3 深淵の楽園 4 罪人の独白 5 手を伸ばした先に エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 貴公子の贄姫
    4.6
    ――潰しましょう、あなたのためならいくらでも。 亡き母が平民だったために、王女でありながら父や乳母たちから虐げられているブランシュ。 けれど、乳母の息子で侯爵家の嫡男アルマンだけは、いつもブランシュを助けてくれていた。 優しい彼に恋心を抱くブランシュだったが、乳母が火事で亡くなったすぐ後に、 アルマンはその死を悼む様子もなく、突然キスをしてきて……!?  真意がわからず混乱するブランシュをよそに、 アルマンは彼女をさらなる官能の深みへ堕とそうとするのだが……。 壊れた貴公子×薄幸の王女、凶悪な純愛に囚われて……。 【目次】 プロローグ 第一章 毒虫と花 第二章 花開く恋 第三章 祈り紐をなくした日 第四章 求め合う心 第五章 愛の時間 第六章 王女の目覚め 第七章 全てを赦した日 エピローグ あとがき
  • 敵しかいない政略結婚のはずが、夫に密かに溺愛されてます!?
    4.3
    「誤解させてすまない。今夜たっぷりわからせてあげよう。」 長く続いた戦争が終わり、和平の象徴として元敵国の王に嫁ぐことになったアンナリーザ。 しかし自分は、夫となったカーティスにとって、親類を殺した仇の娘。 きっと憎まれているに違いない。 案の定、王宮中の人たちから無視をされ、もちろんカーティスの視線も氷のよう。 こんな四面楚歌な状況で一体どうすれば……と頭を抱えつつ、 和平のためにと奮起するアンナリーザだが――。 迎えた初夜、寝室を訪れたカーティスは、 昼間とは別人のようにどろどろに甘やかしてきて……!? 生真面目な腹黒陛下×苦境にめげないポジティブ令嬢、 『逆仮面夫婦』の行きつく先は……?
  • 二百年後に転生したら、昔の恋人にそっくりな魔導士に偏愛されました
    4.5
    「ようやくだ…ようやく、君と一つになれる」 幼い頃から何度も見る夢の中の少年「イヴァン」。ミーリアは彼が前世の恋人だと確信していた。 女癖の悪い王の庶子として美しくも冷遇されてきたミーリアにとって、いつか彼に会いたいという希望だけが唯一の生きる理由だった。 ある日、異母姉フラヴィアに救われ侍女となった彼女は、姉の嫁ぎ先ウルティム王国で、イヴァンとそっくりの魔導士アレクシスに出会う。 前世を確かめるまでもなく二人は惹かれ合い結婚し、待ち望んだ濃密な初夜を迎えるが――!? 謎めいた最恐魔導士×前世の夢を見る侍女、運命のあなたともう一度恋をする。 【目次】 序章 第一章 純愛を始めよう 第二章 新婚生活をしよう 第三章 初めての夜を過ごそう 第四章 すべてはそこから始まった 第五章 蜜月の檻に閉じこめよう 第六章 火あぶりと願望 第七章 君だけを幸せにしよう 最終章 アレクシス・ノルディス あとがき
  • 絶倫御曹司の執愛は甘くて淫ら
    3.0
    君が好きだから抱きたいだけだ かつて政略結婚をさせられそうになった凪紗。 結婚式当日に相手が失踪し未遂に終わったが、それを機に自身も実家から逃げ出した。 六年後、ジュエリー店で働く彼女は占いをきっかけに婚活を決意、 その矢先に財閥の御曹司壱弥に出会う。 ある事情で彼のマンションに仮住まいすることになった凪紗は、 セクハラ客を追い払った壱弥に告白される。 気持ちを確かめ合い、甘く濃密に朝までなんども愛されるが、 彼女に近づく不穏な陰が――!? スパダリ絶倫御曹司×実家のしがらみから抜け出したいOL、 囲い込まれた運命の恋
  • 政略結婚した年の差夫は、私を愛しすぎる変態でした
    3.7
    ずっと、待っていた。もう我慢しない。 十一歳で親子ほども年の離れた次期侯爵トレバーと結婚した男爵令嬢ルイーザ。家族を守るための政略結婚だからと覚悟するも彼は一切手を出さず、幼い彼女を飾り立てては愛妻だと自慢し周囲にドン引かれる始末。ルイーザは悟る。夫はそういう嗜好を持つ変態なのだと。それでも次第に彼の誠実さや包容力に惹かれてしまい、同時に大人になれば捨てられるのではと不安も抱く。そして成人後、思わずその葛藤をぶつけた時、彼が初めてベッドに誘ってきて――? 少女に心を救われた次期侯爵×変態には塩対応の男爵令嬢、超年の差婚ラブコメディ! 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 エピローグ あとがき
  • 或る毒師の求婚
    4.1
    隣国へ嫁ぐ直前、原因不明の病に倒れ、昏睡状態に陥った王女アレシア。 そこに現れたのは医師で伯爵のジャン・ルカだった。 彼によりアレシアの病は少しずつ改善していくが、 門外不出という彼の治療はなぜかひどく淫らなものだった。 ふたりきりの部屋で組み敷かれ、“毒素を抜く”ための淫靡な行為は繰り返される。 無垢なアレシアは彼を信じて治療を受け入れ、やがて恋をするようになるのだが、 ジャン・ルカにはある目的があって……。 謎の病に苦しむ王女×得体の知れない妖艶な医師、淫らな治療は執愛の罠!?
  • ストーカー騎士の誠実な求婚
    4.3
    下町のパン屋で働くエリーは、 ある日、何者かに殴られて意識を失ってしまう。 目を覚ますと、そこは、 平民で構成された治安組織・衛士隊の控室で、 目の前には衛士とおぼしきグレイがいた。 紳士的な彼にひと目惚れしたエリーは、 それから何度もグレイと遭遇。 彼に運命を感じていた。 ふたりの距離はやや強引に縮まり、 熱い一夜を過ごすのだが……。 実は、彼が騎士であり、 このところずっとエリーにつきまとっていたと知らされて――!? 一途すぎる騎士×しっかり者の町娘、愛しい女性は陰からそっと見守ります!? 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 9章 終章 あとがき
  • ストーカー魔術師の最愛 毎日求婚されてもお断りです
    3.5
    君を守ってあげられるよう、君の全てを把握しているよ。 犯罪組織に攫われそうになったユリアーネは、 麗しき最強魔術師ヘルブラントに助けられた。 初対面の彼に求婚されたユリアーネは困惑するも 彼がいきなり姿を消したため、求婚はうやむやに……。 数年後、難関試験を突破したユリアーネは、 ヘルブラントが団長を務める魔術師団の事務補佐官になった。 恩返しするため仕事に邁進しているユリアーネに ヘルブラントはなぜか毎日求婚してくるようになって??  淡い想いを抱きつつも分不相応と断り続けていたが、 ある事件をきっかけに彼と身体をつなげてしまい……。 駄々っ子魔術師×魔力なし平民事務官、 身分差に阻まれる両片想いのゆくえは――?
  • 寡黙な近衛隊長は雄弁に愛を囁く
    4.4
    頭上に天使の輪が見えます……さては翼も隠してらっしゃるのでは? 父王に虐げられ、城の北翼で近衛隊と暮らすギゼラ。 隊長のエリアスは無口だが、厚い忠誠心から主君賛美を滔々と語りだす癖がある。 その饒舌さに隊員達とあきれる毎日は幸せだった。 しかしある日、ギゼラに政略結婚の王命が下るとエリアスの様子に変化が。 「一度でいい。あなたに触れさせてください」 思いつめた眼差しを拒み切れず――。一夜が明け、目を覚ますとエリアスは姿を消していた。 そして彼を探す中で、ギゼラはある衝撃的な真実を知り……。 忠誠が重い過保護な騎士×孤独な王女、 互いを想いすぎてすれ違う二人が結ばれるまで――。 【目次】 contents プロローグ 005 第一章 034 第二章 070 第三章 153 第四章 199 第五章 244 第六章 280 エピローグ 321 あとがき 328 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 堅物王太子は愛しい婚約者に手を出せない
    3.3
    君の言葉を借りるなら…… 『今、ここでまぐわいたい』のだが 辺境伯の父から自分が十二歳年上の王太子ローデヴェイクの婚約者だと聞かされたティルザは憤慨していた。 幼い頃に誘拐されたティルザを助けてくれた騎士を想っているからだ。 婚約破棄するため初顔合わせの舞踏会へと臨んだが、ローデヴェイクこそが初恋の人だと判明!  舞い上がったティルザは「すぐにまぐわい、子作りしましょう!」とぐいぐい迫るも、 ローデヴェイクに素っ頓狂な言動をすることで婚約を回避したいのだと誤解されてしまい……。 隠れ野獣のお堅い王太子×箱入り辺境伯令嬢、初恋を拗らせた年の差恋愛の行方は――!? 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました
    4.0
    君には僕だけがいればいいんだ。 縁談がなぜか次々と白紙になり、すっかり嫁き遅れ状態の伯爵令嬢ジュディス。 社交界では息をひそめて過ごしていたのに、第三王子フレデリックから突然のプロポーズが! 単なる子供時代の遊び相手の私にどうして――? 混乱のまま婚約は進み、気づけば彼の寝室のベッドの上。 幼い頃の面影をのぞかせつつ力強くリードしてくれる彼に心惹かれていくジュディスだったが、知らずにいた十三年間のフレデリックの独占欲が次第に明らかになり……。 策士な駄々っ子(?)年下王子×なぜか結婚できない生真面目令嬢、 王子の独占欲は想像以上の激しさで…… 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 蜘蛛の見る夢
    4.4
    お前を殺して、俺も死のうか。 目覚めると見知らぬ洋館にいた尚子。 そこへ、女物の着物を着た美しい青年・皓紀が現れる。 彼は巨大企業の御曹司で、尚子の主人であるらしい。 さらに、尚子はバルコニーからの転落事故により、1年間昏睡状態だったのだという。 記憶と違う現実に混乱しつつも皓紀に仕える尚子。 彼の尋常でない仕打ちと館の異様な空気に、尚子の精神は蝕まれ搦め捕られてゆく。 彼の狂った愛に身体をも征服される日々の中、尚子はやがて1年前の真実を思い出し――。
  • 政敵の王子と結婚しましたが、推しなので愛は望みません!
    4.4
    俺を幸せにしてくれるんじゃないのか? かつて自分を救ってくれた騎士を崇拝し、 恩返しをすることを夢見ていたアイリーン。 だが突然、兄を名乗る貴族が現れ、政略結婚をさせられることに。 お相手はなんと、あの恩人の騎士クライヴだった!?  しかも彼は第二王子で、父の政敵であるという。 この結婚がクライヴを陥れるためのものだと知ったアイリーンは、 密かに彼を守ることを決意する。 一方、アイリーンを警戒していたクライヴは、 彼女の突飛な言動や自分への献身に次第にほだされていき……? 不遇の第二王子×夫(推し)を守りたい元平民令嬢、 謀略を越えてたどり着く政略結婚の結末は――? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 終章 あとがき
  • 追放聖女にヤンデレ皇帝の執愛は重すぎる
    3.7
    俺をあなたの道具にしてください 五年前、多くの濡れ衣を着せられ帝都を追われた皇女リーゼロッテは、その混乱の最中に精霊の加護を得た。 そんな彼女の前に帝国の使者が現れ、瘴気に覆われた各地の浄化を依頼される。 帝国で待っていた皇帝ルカは、かつてリーゼロッテの護衛騎士だった。 当時秘めた恋心を抱いていた彼女に、ルカは再会したとたんにキスをする。 その後結婚を提案され、利用しようとしているはずと反発する彼女に対し、処女かどうかを確かめると言い出して――? 自己肯定感の低い敏腕皇帝×濡れ衣を着せられた純真な聖女、 こじらせ愛のヒーリング・ラブロマンス 【目次】 一章 「追放聖女の帰還」 二章 「皇帝の求婚」 三章 「浄化の旅」 四章 「道具のように」 五章 「ルカ・クラウスという男」 六章 「本当の気持ち」 七章 「最後の浄化」 八章 「過去との再会」 九章 「心のままに」 エピローグ 「星降る夜に」 あとがき
  • 軍服の渇愛
    4.0
    俺はあなたに飢えている。 伯爵令嬢エルティシアの思い人は、国の英雄で堅物な軍人グレイシス。振り向いて欲しくて必死だが、子ども扱いされるばかりで取り合ってもらえない。だがある日、年の離れた貴族に嫁ぐよう父親に言い渡されてしまい…。思いつめた彼女は、真夜中、屋敷を抜け出し彼のもとへ向かう。しかしそこにはなぜか、媚薬を飲まされ苦悶する彼の姿が!「俺を鎮めてください、その身体で」果てのない彼の欲望を受け止めようとするエルティシアだったが――!?
  • 死に戻ったら、夫が魔王になって溺愛してきます
    3.8
    ――拒まないで。悲しすぎて国を滅ぼしてしまうから。 敗戦国の王女として敵国に嫁いだマージョリー。 夫となったのは、魔導術が上手く使えず周囲から蔑まれている第五王子のギードだった。 膨大な魔力を持ちながら他人を傷つけることを何より恐れる彼。 マージョリーは、そんな優しい彼との暮らしに幸せを感じていた。 だが、慈しみ合って迎えた初夜、彼に突然、剣で身体を貫かれ――!? 目を覚ますとなぜか結婚前に時間が巻き戻っていた!! しかもまだ会う時期でないはずのギードが“魔王”になって迫ってきて……。 最強魔王になっていた最弱王子×夫に殺され(?)死に戻った王女、 今世は死亡フラグを回避! するはずが、元夫から逃げられません!? 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 死神騎士は最愛を希う
    4.8
    貴女を害した全てに、俺が引導を渡そう。 王妃の命で毒を飲まされている王女リリアナは、 隣国に遊学させられた幼馴染のデュランと箒星を眺めた幸福な一夜の記憶だけを支えに生きてきた。 しかし、毒で心身共に衰弱している彼女は国王暗殺の嫌疑をかけられてしまう。 デュランは狂おしいほど恋い焦がれていたリリアナを救い出し、彼女を陥れた者たちに報復するため動き出す。 デュランに山間の別荘へ匿われたリリアナは彼と甘く触れ合うことで、 麻痺した感情と身体の感覚を取り戻していくが――。 隻眼の騎士×毒に蝕まれた王女、卑劣な謀略に踏みにじられた初恋の行方は……? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 死に戻ってようやく冷徹フェチ公爵様の溺愛に気づきました
    3.0
    「これを着て○○して欲しいんだ」 実家で使用人扱いされていた男爵令嬢クロエは公爵のアーロンに求婚され、夢心地で婚姻を結ぶ。けれど初夜にメイド服を渡され、クロエはここでも虐げられるのかと絶望し、離縁することになってしまう。別れの日、クロエを乗せた馬車が谷に転落――気づくと初夜の日に死に戻っていた!? 今度こそ幸せな結婚生活を目指すクロエは、夫の望みを知りメイド服に袖を通す。蕩けるほど甘い眼差しを向けられ愛される悦びを知るも、夫にはまだ秘密があって!? メイド服フェチな謎多き公爵×薄幸の男爵令嬢、二度目の人生では旦那様の愛がダダ漏れで!?
  • 狂犬従者は愛されたい
    4.4
    ――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。 圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。 その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、 ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。 感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。 守らねばと思うライネリアだったが、 それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた! 一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。 「愛の押し売りに来ました」 獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!? 年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!? 【目次】 序章 第一章 青 第二章 碧 第三章 緋 第四章 黒 第五章 白 第六章 紫 終章 あとがき
  • 引きこもり侯爵のメイド花嫁
    4.1
    ――もっと構って、俺を見て! 思いがけず、辺境の侯爵邸でメイドとして働くことになったアイラ。 屋敷の主人は、顔が見えないほど伸び放題の髪に、 貴族らしからぬラフな格好をした、変わり者の若き侯爵ルーカスだった。 普段は領地に引きこもり、社交界にも顔を出さない彼。 人嫌いで誰とも結婚するつもりはないと渋っていたが、 アイラに気づいた途端、態度が一変!  突然、結婚するとまで言い出して――!?  戸惑うアイラをよそに結婚話は強引に進み、初夜を迎えることになるのだが……? 人嫌いの変わり者侯爵×世話焼き没落令嬢、身代わり花嫁の溺愛新婚生活! 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 終章 あとがき
  • あなたが世界を壊すまで
    4.3
    「君のためなら世界を滅ぼしたっていい」 修道女クラウディアは侵略されて滅んだ国の王女。 敗戦を理由に殺された家族の骸が晒され、 自国民に石打たれ辱められている姿を見た彼女は憎しみと絶望から 『神の愛し子』であるクルトを堕落させ、世界を滅ぼそうと試みる。 淡々と祈祷をこなす彼に取り入り 『暴食』『怠惰』といくつもの罪を犯させたものの、 世界が滅びる様子はない。 焦ったクラウディアはクルトを『色欲』に溺れさせようとするが、 思わぬ学習能力の高さを発揮した彼に逆に熱く翻弄されて──。 神の子×亡国の王女、疑似楽園で望むは世界の崩壊──。
  • 冷徹伯爵の愛玩人形
    4.3
    罪悪感に苛まれても、君を逃がしてはあげられない 八歳の時に伯爵家の養女になったシェリルは、養父の急逝に安堵していた。 十年もの間、着せ替え人形として弄ばれていたのだ。 葬儀のため四年ぶりに帰省した義兄ウォルターは、 かつての優しい彼とは違いシェリルを冷たくあしらう。 唯一の心の支えだった彼に、養父との関係は知られていた。 しかもシェリルが父を誘惑していたと信じるウォルターは、 今度は自分の愛人になるよう迫る。 抗えないシェリルは、真実を言えないまま倒錯した快楽に溺れ、 二人の不埒な関係は加速し――。 生真面目な若き伯爵×弄ばれた美しき義妹、 いびつに絡まる手枷にとらわれた純愛。
  • お義兄様の籠の鳥
    4.2
    ――待っておいで、君はもうすぐ私のものになる。 田舎の修道院で貧しくも清らかに育ったアンジェは、 突然、義兄と名乗るヘデン侯爵クリストファーに引き取られる。 神々しいまでに美しい義兄に溺愛されるうちに 徐々に心惹かれていくアンジェ。 だが、血が繋がらないとはいえ世間では近親婚は禁忌。 思い悩み距離を置こうとする彼女を、クリストファーは激しくかき抱く。 「君が好きなんだ。この憐れな義兄を助けてくれ……」 執拗に愛撫され何度も彼を受け入れるうちに、 アンジェの倫理観もやがて崩れ去り――。 完全無欠の若き侯爵×純真無垢な義妹、背徳と策略が少女をからめとる――。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 恋が僕を壊しても
    4.4
    ――君のためなら、命も誇りもすべてを捨てる。 悪神の呪いと恐れられる致死率の高い疫病――リゴウ熱。 その治療剤の製造者であるイナは、森の奥で王太子リィギスと出会う。 過酷な環境で育てられたイナと、 生来の容姿ゆえに『呪いの王子』と忌避されているリィギス。 孤独な二人は惹かれあい、儚い逢瀬で恋を育んでいく。 「可愛い、全部可愛い、僕のイナ……」 誠実で優しいリィギスに甘く情熱的に抱かれ、 深い愛と快楽に溺れていくイナ。 けれど彼女には、リィギスには言えない残酷な秘密があって……!? 清廉潔白な“呪いの王子”×死期が迫る少女、絶望で歪んだ純愛の行方は……? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 エピローグ あとがき
  • 復讐の甘い檻
    4.6
    ――愛するわけではない。これは復讐の手段だ。 ルヴォー家の令嬢アイディーリアは、 政敵であるフォンタナ家の嫡子シルヴィオと惹かれあい、 ひそかに愛を育んでいた。 だが、ルヴォー家の陰謀によりフォンタナ家は粛清され、 シルヴィオも行方不明になってしまう。 それから五年、 罪の意識に苛まれる彼女の前に、 隣国の大公となったシルヴィオが現れる。 「おまえに許されるのは、俺の慈悲を乞うことだけだ」 愉悦の笑みを浮かべる彼に純潔を奪われたアイディーリアは、 それから毎夜、熱い欲望を穿たれて――。 復讐を誓う大公×贖罪に囚われた令嬢、引き裂かれた恋人たちは再び惹かれあう―― 【目次】 プロローグ 一章 惨劇の日 二章 再会がもたらす受難 三章 不道徳な蜜月 四章 裏切り 五章 苦悩と真実 六章 疵を癒やす エピローグ あとがき
  • 風車の恋歌
    4.5
    商人の娘・芹は、若君の乳母を務める母に呼ばれ、城へおもむくことに。 だがそこで芹に与えられた役目は、若君・知澄の側女となることだった。 母からの突然の命令に愕然とする芹。 知澄はそんな芹を、ある誤解からひどく詰り、乱暴に抱いてしまう。 互いの事情を知らぬまますれ違う二人。 それでも、知澄を慕う芹は、彼の歪んだ欲望を受けとめ続けていた。 一方知澄も、芹に対する激情は恋だと認め始めるが、 その矢先、二人は引き離されて……。
  • 放蕩貴族の結婚
    4.2
    とある事情から、仮面をつけて人目を避けるように暮らしていたジョアンナ。 だが父が亡くなり、遺言に従い結婚することに。 相手は、遊び人として有名な公爵家の嫡男ディレストだった。 困惑するジョアンナだが、家のために受け入れる。 一方ディレストは、結婚式でも仮面を取らず、そっけないジョアンナに苛立ちを覚えていた。 式の後、すぐに領地へ戻ろうとする彼女に、初夜を要求する彼。 巧みな愛撫でジョアンナを翻弄し、彼女の感情を引きだそうとするが……。 女好きの貴公子×仮面の令嬢、結婚から始まる恋の攻防戦!?
  • 狡猾な被虐愛
    4.3
    ――ああ、姫様……俺なんかに、こんなご褒美を……っ 子爵令嬢の小早川環は、 父の借金のせいで没落し、遊郭に売られてしまう。 初客として現れたのは、かつての下男で、 初恋相手でもある相馬圭吾だった。 今や実業家として成功した彼は、大金を支払い環を身請けする。 だがそれは、妻や愛人にするためではなく、 環にふさわしい伴侶を見つけるためだという。 昔のように「姫様」と呼び、嬉々として下僕のようにふるまう相馬。 縮まぬ距離に傷つく環だが、 深夜の浴室で、己に向けられる変質的な欲望を目の当たりにし――!? 卑屈な忠犬実業家×素直になれない没落令嬢、罪と悔恨で歪んだ主従愛 ! 【目次】 序章 一 屈辱の再会 二 母の呪縛 三 拝跪する恋情 四 狂いだす歯車 五 浅薄な目論見 六 ねじれる想い 七 崩壊 終章 あとがき
  • されど、騎士は愛にふれたい。
    4.3
    貴女のすべてが、あまりにも尊すぎる。 王妃の治療係として離宮に幽閉されている王女エレナは、 近衛騎士のリュシアンに恋心を抱いていた。 けれど聖女の務めがある限り、それは叶わぬ願い。 せめて、幼い頃のトラウマで女性にふれられないという彼の役に立ちたいと、 エレナは自らの身体に毛布をまとい、 ふれてもらうことによる克服を提案するが……。 布越しのふれあいにより二人の距離が縮まっていた矢先、 エレナが国王から実兄と番えと命じられてしまい――? 潔癖症の不能(?)騎士×鳥籠聖女、布の下で育まれる穢れなき初恋。 【目次】 プロローグ シーツは少し早かった 第一章 鳥籠聖女と不能騎士 第二章 まずは毛布から 第三章 最後の治療 第四章 交配の夜 第五章 二度目の恋 第六章 対峙の夜 第七章 遮るものなく エピローグ ずっと、ふれていて あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 寡黙な庭師の一途な眼差し
    4.0
    ――あなたを幸せにしたい、そのためだけに生きている。 数年前、最愛の母を火事で亡くしたレーアは、 義母や義妹に蔑まれながらも、屋敷の離れでひとり慎ましく暮らしていた。 そんなレーアの心の支えは庭師見習いのシーグ。 口数は少ないが、いつも優しく見守ってくれている彼に淡い恋心を抱いていた。 だが突然、レーアの結婚が決まってしまう。 貴族と庭師、どうせ叶わぬ恋だったのだと諦めようとするレーアだが……。 「あなたを誰にも渡したくない」 深夜、寝室に忍んできたシーグに熱い眼差しを向けられて――!? 一途な天然ストーカー×植物好きの純朴な令嬢、寡黙な庭師の裏の顔は隠密貴族!? 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 第十一章 第十二章 あとがき
  • 鬼の戀
    4.1
    もう…戻れない。 生まれた時からずっと見ている。それだけでよかった。触れられなくても、本当の姿を見せられなくても。会わなければ、きっといつまでも一緒にいられるのだから。なのにお前は来てしまった。この鬼を祀る呪われた村に。血と罪に塗れたおぞましい欲望の供物になるとも知らず……! ああ今日も狂気に染まる。もう戻れない。お前を喰らってしまいたい――! 地獄の果ては極楽か、さらなる地獄か。さだめに抗う優しい鬼の純愛怪奇譚。
  • 復讐者は花嫁に跪く
    4.3
    侯爵令嬢でありながら身分を隠し、葡萄畑の復興に尽力するカティアは、 隣国の伯爵ジルベールと出会う。 すぐさま惹かれあうふたり。 けれど彼は、カティアがベルキア家の娘と知った途端、姿を消してしまう。 以来、ジルベールへの想いを引きずるカティアだが、 王太子に見初められ、家のために婚約することに。 そんななか、彼女の前に再びジルベールが現れる。 ベルキア家を憎む彼は、策を弄してカティアを自分の妻にし、 欲望のまま抱きつぶすのだが……。 復讐に生きる伯爵×仇の娘、憎しみを癒やす一途な愛!
  • 恋縛婚
    4.4
    亡き姉の想い人で、自分も密かに憧れていた年上の幼なじみ、 ローレンスに求婚されたブリジット。 けれど彼女はその求婚を断ってしまう。 姉の遺書ともとれる手紙に、 “ローレンスに弄ばれて捨てられた” と書かれていたからだ。 しかし、彼に無理やり指輪を嵌められた途端、 彼への怒りや不信感が消え、愛おしさばかりが募るようになる。 「素晴らしい効き目だな」 苦々しく笑うローレンスに激しく抱かれ、純潔を奪われたブリジットは、 彼と結婚することになるのだが……。 亡き姉の想い人×想いを封じた令嬢、“呪いの指輪”に縛られた恋。
  • ゆりかごの秘めごと
    2.8
    この腕の中で啼いていろ。 家が破産し、親に売られた伯爵令嬢のリリーは、彼女を買った若き実業家レオンハルトから愛人になるよう命じられ、純潔を奪われてしまう。しかし昼夜を分かたず繰り返される交合は、従順な人形として育てられたリリーに変化をもたらしていく。普段は鋭いレオンハルトの眼差しが情欲に濡れることに喜びを覚え、彼の不器用な優しさに惹かれていくリリー。ところが、二人の甘い生活は、とある人物によって引き裂かれ――!?
  • 俺様御曹司は諦めない
    4.6
    ホテルのバーでひとり飲みをしていた瑠衣子は、 大人の色気が漂う男、静に声をかけられる。 酔った勢いで誘いにのる瑠衣子。 だが、身体を繋げることにトラウマがある彼女は 「自分には指一本触れないで」という条件を出し、 その夜は男を悦ばせるだけで終わらせた。 それから10日後。 一夜限りと割り切っていた瑠衣子の前に、あの夜の男、静が現れた!  なんと彼は勤め先の新しい専務で、「瑠衣子にしか欲情しなくなった」と、 突然プロポーズまでしてきて――!? 俺様紳士な御曹司×御曹司嫌いな意地っ張りOL、プロポーズをめぐる攻防戦!?
  • 愛に堕ちた軍神
    4.4
    ――この愛を貫き通す覚悟を決められよ。 軍神伝説の残るゴラド王国の王太子ラウルのもとへ 嫁ぐことになった前法皇の娘アディス。 異母兄に父を殺されたアディスは、 復讐のためラウルを利用しようとするが……。 「あなたは俺の妻だ。今日から、聖戦が終わるその日まで」 謎めいた言葉とともに昼夜問わず激しく求められ、抗うことができない。 欲望のまま貪られて身も心もラウルに溺れていく。 しかし異教徒との聖戦が迫る中で、 いにしえの軍神伝説に縛られた彼の血の宿命を知ってしまい――!? 宿命に囚われた王太子×人質同然の花嫁、呪われた盟約を打ち破る恋。 【目次】 第一章 神童と軍神 第二章 花嫁は復讐を胸に抱いて 第三章 血と雨の記憶 第四章 恋を知らない二人 第五章 二人の選択 第六章 この雪がとけるまで 第七章 私の人生、私の命 最終章 聖戦 エピローグ あとがき
  • 押しかけ騎士は我慢しない
    値引きあり
    3.8
    僕を放っておかないでよ。 食堂「黒屋」の四代目主人アデリナは、酔っ払いに絡まれていたところを、貴族の青年ディートハルトに助けられる。 アデリナよりも六つ年下の彼は、大人びた見た目とは裏腹に、子どもみたいにあまえたがり。 そしてなぜかアデリナを気に入り「黒屋」の用心棒になると言い、勝手に居候を決めてしまう。 彼の強引な愛撫と逞しい身体に溺れていくアデリナ。いつしか彼が隣にいることが当たり前になっていた。 だがそんな矢先、ディートハルトは姿を消してしまい……!?
  • 監禁
    3.8
    とつぜんの事故で両親を失ったシャーリー。残った家族は、甘えたがりの双子の弟ラルフただひとり。亡き両親のかわりに弟を守ろうと決意するシャーリーだったが、彼に恋人ができたという噂を耳にして、ひどく動揺してしまう。許されないとわかっているのに、彼への想いは膨らんでいき、ついには淫らな夢に囚われるようになるのだが…。これは本当に夢?それとも―。『虜囚』と同じ物語を姉のシャーリー視点で描く、sideA。
  • 虜囚
    4.2
    両親のとつぜんの死により、公爵位を継いだラルフ。清らかな心を持つ姉シャーリーに異常な執着心を抱いていた彼は、両親に邪魔されないふたりだけの日々を満喫していた。シャーリーとラルフには血の繋がりはない。いつか彼女にその真実を告げて結婚し、ずっとふたりで生きていくと決めていた。それなのに、シャーリーに恋人ができたと知らされて―。『監禁』と同じ物語を弟のラルフ視点で描く、sideB。
  • 氷の略奪者
    3.0
    兄さんには渡さない。 親の決めた婚約者からたびたび凌辱されていた子爵令嬢ヴィクトリア。公爵である彼から実家へ資金援助を受けているヴィクトリアは、誰にも相談できないまま、彼の淫らな命令に従い、何年も尽くしてきた。「彼は愛し方を知らないだけ」そう自分に言い聞かせて耐えるが、ある日、彼の弟マティアスから「洗脳を解いてあげる」と突然キスをされ、心が揺らぐ。優しいマティアスの強引な愛情に癒やされていくヴィクトリアだったが……。
  • 旦那さまの異常な愛情
    3.8
    側室としての十年間、王から一度も愛されず、忘れ去られた存在としてひっそり暮らしていたジャニス。後宮解散の際に次の嫁ぎ先を告げられるのだが…なんとお相手は、十歳年下の才気溢れる青年子爵マリスだった。公爵家嫡男で社交界の寵児である彼がなぜ私と――?裏があるに違いないと訝しむが、問うたびに押し倒されてうやむやにされてしまう。そんなある日、マリスと王が過去にとある取引きをしていたことを知り――。
  • みせもの淫戯
    4.3
    貴女を絶対に、救ってみせる。 困窮する実家を救うため、子爵令嬢の小夜子は新興の商家・東雲家の長男と結婚することに。だが迎えた初夜、夫から「別の男に抱かれるのを見せろ」と命じられ、義弟となった甲斐に純潔を散らされてしまう。夫の目の前で甲斐に繰り返し身体を開かれ、淫らに弄ばれる日々。しかし閨以外での甲斐は、不器用ながらも小夜子をいたわってくれて……。夜とは違う甲斐の優しい一面を知るたびに、彼に惹かれる気持ちは大きくなっていき――。
  • 断罪者は恋に惑う
    4.3
    逃がさない。俺の……俺だけの……聖域だ。 義兄の罠に嵌り投獄されたアンジェロ。 憎悪を胸に牢獄で十二年間を耐え抜き脱獄に成功したが、 逃亡中の怪我で死にかけてしまう。 そんな彼を救ったのはダイクロイック・アイを持つ少女アリーナだった。 六年後、アンジェロはファルコと名を変えマフィアの首領に、 アリーナは派手な衣装を身に纏う踊り子になっていた。 姉のため薬を求めるアリーナを ドラッグで身を持ち崩したと誤解したファルコは、 絶望と怒りから彼女の純潔を奪い蹂躙してしまうが──。 死神と異名を持つマフィアの首領×清廉な踊り子、激しい憎悪に囚われ見失った愛の行く末は──!? 【目次】 プロローグ 1 パレルモの踊り子 2 シチリアマフィアの暴君 3 愛人はテアトロに祈る 4 天使は堕ちゆく 5 死神は聖女に焦がれる 6 運命の歯車はかくも回りき 7 聖女は死神に恋をする エピローグ あとがき
  • サキュバスは愛欲にたゆたう
    3.4
    無自覚か、この小悪魔め。 女侯爵のキャサリンは、喘息の発作に苦しんでいたところを、ラスと名乗る『何でも屋』に助けられる。60歳以上も年上の夫に初夜の床で突然死なれたせいで、男の精を奪う夢魔『サキュバス』と呼ばれているキャサリンだが、実はまだ処女。恋も知らない彼女は、ラスの優しさに触れて好意を抱くようになり……。湯治のために訪れた温泉で出くわした彼に、甘い言葉と愛撫で蕩かされ、純潔を捧げるキャサリン。だがその後、ラスの正体と思惑を知って――!?
  • 執愛の鎖
    3.6
    兄であるサディアス王子に密かな恋心を抱くアシュリーは、他国の王子との結婚を間近に控え、憂鬱な日々を過ごしていた。そんなある日のこと。 サディアスから、王家に伝わる秘密の儀式を知らされる。それは、初夜を不安に思う花嫁のために、王族の者が閨事の手ほどきをするというもので…。 兄を信じ、言われるがまま純潔を捧げるアシュリー。しかしそこにはサディアスの仄暗い思惑が潜んでいて――。
  • 匣庭の恋人
    3.0
    ずっと君に触れたかった。 十八年ごとに島を襲う謎の病。それは、かつて島で恋人を殺された男の呪いと言われている。織江は、その呪いを鎮めるための生贄として育てられた。だが儀式の直前、祭司の家の長男・君彦によって連れ去られる。彼は、次から次へと女に手を出す性質ゆえに、祭司の資格を剥奪されたと噂されていた。織江はその彼に小屋に閉じ込められ、乱暴に純潔を奪われるのだが……。「ぼくを憎め」と言いながら、切なそうに何度も身体を重ねてくる彼の真意は?
  • 愛が欲しくば、猫を崇めよ
    3.9
    「ああ、可愛いな……食べてしまいたい」 壊滅的に男運が悪く男性不信気味のコティ。 ある日、占い師を助けたお礼におまじないを施され、ひょんなことから猫に変身してしまう。 雨にも降られ困っているところをコティにいつも殺意漲る顔を向けてくる騎士ヴォルフガングに拾われる。 モフモフの身体を撫で回されたあげく騎士団宿舎に猫のまま連れてこられ、 しかも全裸の彼と一緒のベッドで寝ることに!? 真夜中に人の姿に戻ったコティは一糸まとわぬ姿をヴォルフガングに見られてしまい……。 猫好き強面最強騎士×男運が悪い少女、猫が導く(?)恋の行方は――? 【目次】 プロローグ 1 女、猫になる 2 騎士、猫を拾う 3 女、再び猫になる 4 騎士、猫に逃げられる 5 汝、猫を崇めよ エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 愛執の鳥籠
    4.1
    「死ぬ時は俺も一緒ですよ――俺だけの姫さま」 王配である父の不貞によって生まれた第二王女シルフィアは 黒髪赤目という容姿のせいで『ばけもの』と蔑まれていた。 離宮でひっそりと暮らす彼女にとって、幼い頃から側にいる護衛騎士オルテウスだけが心の拠り所。 だが彼と鈴蘭を愛でる穏やかな日々はシルフィアの輿入れが決まったときから狂い始め――。 ある日、女王暗殺を父と共謀した咎人としてシルフィアは投獄されてしまう。 救出してくれたはずのオルテウスに強引に身体を暴かれ貫かれて……。 仮面の元護衛騎士×ばけもの王女、誰にも触れさせない監禁愛。 【目次】 序章 暗冥に差す光  一章 罪咎の証  二章 主従の契り  三章 禍の傷痕  四章 あなただけの騎士  五章 悲哀の囚人  六章 わたしだけの騎士  七章 呪われたばけもの  終章 唯一無二の相手  あとがき  【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 愛に堕ちた軍神 ~特別番外編 冬になるまでに~
    4.3
    執着系乙女ノベルのソーニャ文庫に、 【甘い日常】をテーマにした番外編シリーズ、 『ソーニャ文庫Sweet Days』が登場! 甘美でHでラブラブな二人の日常をお楽しみください! 『聖戦』が終わり一年と少し。 平穏を取り戻したゴラドには長い冬が訪れ始めていた。 王城の森を歩いていたアディスとラウルは、みぞれに降られてしまい小屋へと逃げ込む。 子供を望めなくなったことに負い目を感じていたアディスだったが、ラウルはかまわず触れてきて――。 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫 愛に堕ちた軍神 番外編 溺愛 ティーンズラブ
  • 愛に蝕まれた獣は、執恋の腕で番を抱く
    4.7
    お前の罪ごと、貪っていたい。 獣性の廃嫡王子×奉仕する公爵令嬢、 荒々しい欲望と繊細な恋心が交わる運命。 幼い頃、第一王子ジルベールの婚約者となった公爵令嬢レティシア。光り輝くような彼に気後れしながら遊んでいた森で、レティシアは猛毒を持つ獣に襲われる。彼女を鋭い爪から庇ったジルベールは、獣の毒に侵されたせいで死んだ者として扱われることになってしまう。 十一年後、レティシアは離宮で暮らすジルベールの世話をしながら、彼の「獣性」をその身で鎮めることに、切ない喜びを感じていた。ある日、ふたりだけの閉じた世界に変化が投じられて……。 【目次】 序章 出会い 第一章 呪われた王子 第二章 番  第三章 仮面舞踏会  第四章 変化  第五章 いびつな執着  終章 約束の果て あとがき
  • 愛の種
    2.8
    他国から神聖視される飛鳥族の姫として大事に育てられてきた沙良は、病気の弟の治療を条件に大国ガーディアルの王であるシルフィードと結婚する。年上の優しい彼を兄のように慕う沙良だったが、国での彼は、冷血な王として臣下や民たちから恐れられていた。そのうえ沙良の血筋を利用しようとしていると聞かされて……。沙良の不安を打ち消すように、愛の言葉を囁くシルフィード。彼の愛撫に蕩かされていく沙良だったが――。
  • 愛よりも深く
    3.0
    罪の鎖でおまえを縛ろう。 とある高貴な男を誘惑するよう命じられた、奴隷のアデル。教育係となったのは、苛烈なまなざしを持つ、ひどく寡黙な男。愛しているわけではない、愛されているわけでもない。わかっているのに、彼の愛撫は情熱的で、アデルはその快楽に処女の身体のまま溺れていく。「かわいいやつだ、愛しいアデル」偽りの微笑み、偽りの言葉。なにより彼は決して最後まで抱くことはない。それでもアデルは予感していた。もう、この男からは逃れられないのだと……。
  • 愛を乞う異形
    4.5
    ある日を境に人が異形に見えるようになったブランシュ。 誰にも言えず、ずっと屋敷にこもっていたが、突然、結婚することに。 相手は冷酷非道と噂の次期辺境伯シルヴァン。 彼のことも化け物にしか見えないブランシュは、目を合わすこともできず怯えるばかり。 そして迎えた初夜。苛立つシルヴァンに強引に抱かれるが、その手つきはどこか優しく情熱的で……。 何度も身体を重ね、同じ時を過ごすうち、ブランシュは姿形よりも大切なものに気がついて――。 “冷酷非道”な次期辺境伯×人が化け物に見える妻、絶望からの真実の愛!
  • 愛を忘れたなんて許さないと言われましても。偏執魔道士との蜜月なんてまったく記憶にございません!
    -
    「記憶はなくても身体は覚えているかもしれないな」 ある日目覚めたら上司である天才魔道士クレイシスとベッドの上にいたデリア。 超魔法オタクで非常識、秘書兼助手の私に面倒ばかりかけるこんな男となぜ!? クレイシス曰く、自分たちは二ヶ月後に結婚する仲らしい。 その上デリアは“ 来月” 何者かに殺されてしまい、彼が古代魔法で時間を戻したという。 とはいえデリアにそれらの記憶はない。 真相を見極めるべく奔走するも、 体には愛の記憶が残っているようで彼に触れられるたびに反応してしまい――? 魔法しか興味のない天才魔道士×生真面目で融通の利かない秘書兼助手、 死に戻りから始まるラブコメディ!
  • 悪魔な夫と恋の魔法
    3.6
    リズベスは、侯爵家の嫡男ロデリックのことが怖くてたまらなかった。 自慢の親友だと思っていたのに、“おぞましい仕打ち”をしてきたからだ。 彼は悪魔だわ! そう思い、怪しげなおまじないで身を守ろうとする毎日。 けれど、彼の策略にまんまとはまり、結婚することに! 恐怖に怯えるリズベスだったが、彼は素敵な笑顔を向けてくる。 そして迎えた初夜、淫らなキスと巧みな愛撫で蕩かされていくリズベス。 しかしその後、あの“おぞましい仕打ち”が待っていて──!? 完璧な貴公子×ひきこもり令嬢、一途で過保護な独占愛!
  • 悪魔の献身
    3.7
    私のすべてはあなたのために。 財産を失い、下街の孤児院で働いていたハリエットは、初対面のはずの侯爵、セス・マスグレーヴの容貌を見て言葉を失った。見間違えるはずが無い。彼は三年前、ハリエットの前から突然姿を消し、行方知れずになっていた婚約者、ヴィンセントその人だ。なぜ名前が違うの? 爵位はどうやって…? 戸惑うハリエットをベッドに縛りつけ、熱い眼差しを向けてくるヴィンセント。彼を信じきれない心とは裏腹に、執拗な愛撫で身体は蕩かされていくのだが――!?
  • 甘いおしおきを君に
    3.6
    とある事情から、幼馴染みであるルーファスの妻となった花屋の娘ユーリ。都会で医術を学び立派な医者となって戻ってきた彼がなぜ私と結婚を!? 「あなたはただ、私の欲を満たしてくれればそれでいい」そう言い放ち、ところ構わず毎日のようにユーリを貪るルーファス。彼にとって私は体だけの存在? 現状に胸を痛めながらも彼の役に立ちたいと奮闘するユーリだが、ある日、彼から禁じられていたことをしてしまって……

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