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貴女のすべてが、あまりにも尊すぎる。
王妃の治療係として離宮に幽閉されている王女エレナは、
近衛騎士のリュシアンに恋心を抱いていた。
けれど聖女の務めがある限り、それは叶わぬ願い。
せめて、幼い頃のトラウマで女性にふれられないという彼の役に立ちたいと、
エレナは自らの身体に毛布をまとい、
ふれてもらうことによる克服を提案するが……。
布越しのふれあいにより二人の距離が縮まっていた矢先、
エレナが国王から実兄と番えと命じられてしまい――?
潔癖症の不能(?)騎士×鳥籠聖女、布の下で育まれる穢れなき初恋。
【目次】
プロローグ シーツは少し早かった
第一章 鳥籠聖女と不能騎士
第二章 まずは毛布から
第三章 最後の治療
第四章 交配の夜
第五章 二度目の恋
第六章 対峙の夜
第七章 遮るものなく
エピローグ ずっと、ふれていて
あとがき
【関連ワード】
ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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良かったー
良いお話でした。ジレジレもイライラもすることがなくて読後感も良かったです!ヒロインもヒーローも好感が持てました!エッチシーンの挿し絵が少なかったですが絵は綺麗でした。
布?
初めは布?と疑問を感じながら読み進めていきましたが、読んでいくうちになるほどと思い、途中笑ってしまうシーンもありすらすら読めました。
ソーニャということもあり、どんな歪んだストーリーになるかとドキドキしましたが、ヒロインの明るい性格や兄の気遣い、ヒーローの一途さでほっこりし読み終わることができました。
ソーニャでは読み終わってもすっきりしない話も何度が経験しましたがこのお話では幸せになってよかったです。
触れられない葛藤が良い
聖女と騎士のラブストーリーながら、騎士の特化したヘタレぶりと意外と積極的な聖女にほっこりしました。
ふたりを取り巻く環境は確かにソーニャ文庫らしさがあります。ちょっと温めな歪み具合(笑)
そのギャップも結構好きでした。
甘酸っぱいラブストーリーを備えた作品は、レーベル初心者でも受け入れやすいかもです。
Posted by ブクログ
リュシアンのトラウマの方向性にびっくり。
トラウマというか性癖というか。
そんな彼の全てを理解せずとも救ったエレナ、本当に聖女だ。
治療と称して毛布の上から、シーツの上からの触れ合いのシーンはコミカルでもあり、コメディな作品なのかなと和んでいたら、そうはならないこのレーベル。
邪悪な存在が身近に。
父王がもうとにかく吐き気を催す邪悪。
この王を倒さない限りは、主役二人にも、そしてエレナの兄にも未来はなかった。
ここで最後の剣を振るったのがリュシアンではなくエレナの兄だったことに、彼の成長を感じられた。
びくびくしていたのに、立派になって。
主役二人のキューピッド役でもあったし、彼も立派なメインキャラである。
その父王を完全に弑しての終わりでなかったのは、作者さまの優しさかなと思いつつ、でも「殺しの罪」を背負わずに望む未来を掴めたという点で読後感のよいラストだったと思う。
リュシアンも諸々克服できたし。
幸せなラストで本当によかった。
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