TL - ソーニャ文庫一覧

  • 一途な貴公子は死神令嬢を逃がさない
    NEW
    4.3
    ──いくら拒まれようと、おまえと結婚する。 母の死をきっかけに公爵家に引き取られたルチア。 不義の子として冷遇される彼女は、 公爵家に仕える伯爵家の三男シオンを心の支えにしていた。 しかしルチアは彼の長兄との結婚を命じられている。 許されない恋と知りつつ、シオンへの想いをなかなか捨てられないルチアだったが、 ある時、その長兄が急死し、程なくして婚約した次兄まで急死。 さらに、シオンと婚約することになり、彼の死を恐れたルチアは、 婚約を拒否し、公爵家を去ろうとするが……。 ぶっきらぼうな貴公子ד呪われた”令嬢、悪意に打ち勝つひたむきな恋。 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 狂獣騎士は救国の聖女を溺愛で蕩かせたい
    NEW
    4.4
    俺だけのものに、 なってくれますか? 殺戮しか知らない男×純潔の姫騎士、 戦場で芽生えた愛は、平和の世で乱れ咲く。 帝国の皇女ジークリンデは、三百年以上続く戦争の最前線へ旗振り役として遣わされた。そこで出会った、戦うだけの獣のような兵士にバルドメロという名前を与え、彼に人間らしい感情を抱かせるような交流を深めていく。やがて平和の世が訪れたが、実の父である皇帝は彼女に辺境守の任務を与え遠ざける。そこでの暮らしの中、『救国の聖女』ではない自分の在り方に不安を覚えるジークリンデを、バルドメロの情愛が甘く包んでいくのだが……。 【目次】 プロローグ すべてはあなたから始まった 第一章 旅立ち 第二章 新生活  第三章 忠犬の恋路は前途多難 第四章 月夜の下で、あなたに誓う 第五章 蜜月に、可愛い珍客 第六章 狂獣の手綱 第七章 帰還と和解 エピローグ 雪夜とグリューワイン あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 三年後離婚するはずが、なぜか溺愛されてます
    4.3
    ――もしかして、私の妻は天使かな? 『呪われた侯爵』と敬遠されるアーヴィングと結婚したハリエット。 けれど初夜の床で、「これは形だけの結婚です。だから君を抱くことはない」と言い放たれ、 三年後には離婚するとまで言われて大混乱!  なのにその後は、ドレスを山ほど買ってくれたり、突然「可愛い」と言ってきたりと好意的。 そんな彼に惹かれつつも、向けられている気持ちはペットを慈しむようなものだと、ハリエットは自分を戒める。 だがある夜、彼がいきなり押し倒してきて――!? 人嫌いなワケあり侯爵×不遇に負けない没落令嬢、甘々なのにすれ違う“契約結婚”の行方は……? 【目次】 序章 第一章 いわくつきの結婚 第二章 初夜 第三章 侯爵夫妻のとある一日 第四章 嵐到来 第五章 忘れえぬ夜 第六章 忘れてしまった朝 第七章 さあ、逃げよう。 第八章 よし、殺そう。 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 変態侯爵の理想の奥様 ~特別番外編 仮面の夜~
    4.8
    執着系乙女ノベルのソーニャ文庫に、 【甘い日常】をテーマにした番外編シリーズ、 『ソーニャ文庫Sweet Days』が登場! 甘美でHでラブラブな二人の日常をお楽しみください! 結婚後、四人の子宝に恵まれたアンジェリーナとデミオン。 お互いそれなりに歳をとり、夫婦の営みも減ってくるだろうと思いきや、デミオンの閨でのねちっこさは相変わらず。 そんなある日、二人はあることがきっかけで喧嘩をしてしまうのだが……。 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫 変態侯爵の理想の奥様 番外編 溺愛 ティーンズラブ
  • 腹黒従者の恋の策略
    4.5
    辺境伯に任ぜられた王女ミルドレッドは、王都を離れる前夜、 自身の護衛騎士で騎士団長でもあるライアンの部屋へ向かう。 王都に残る彼と会える最後のこの夜、 酔いに任せて初恋の彼に抱いてもらうためだった。 自分を抱けと命じるミルドレッドに固まるライアン。 しかしすぐに、「……いいのですか」と恍惚とした表情で抱きしめてきて……。 情熱的に抱かれ、切なくも幸せな一夜を過ごすミルドレッド。 けれど1年後、ライアンが辺境伯領に押しかけてきて――!? 腹黒な忠犬×薄幸の女辺境伯、甘く淫らな主従関係!?
  • 狂奪婚
    4.3
    ――君を取り戻す、そのためだけに生きてきた。 幼い頃、『白い結婚』を前提に、 公国の第二公子ガイウスと政略結婚した皇女ルイーザは、 政治問題が片づき故国に戻されても、彼を一途に想い続けていた。 だがそれから十二年、彼が結婚したという話を聞かされる。 失意の中、ルイーザも政略結婚で別の国に嫁ぐことになるが、 輿入れの途中で何者かに攫われてしまう。 目を覚ますと、そこには成長したガイウスがいた。 彼はうっとりとした眼差しを向け、ルイーザに愛を囁くと、 当然のように身体を重ねてきて――!? 執愛公主×一途な皇女、政略に翻弄された初恋の行方は……? 【目次】 序章 別離 第一章 出戻りの皇女 第二章 たった一つの 第三章 恋情 第四章 愛情と逃亡 第五章 戦 終章 船上で笑う 番外編 手形 あとがき
  • 騎士は悔恨に泣く
    4.4
    父に命じられ、平民出身の騎士ユアンと結婚したトリシア。 彼をずっと密かに慕っていたトリシアは内心喜ぶが、 一見紳士的で優しげなユアンが実は非常に野心家で、 この結婚を出世のために受けたことを知っていた。 そして、平民を平気で殺す“血塗れ姫”と噂されるトリシアを嫌悪していることも……。 彼のため、「子ども以外は望まない」と告げるトリシアだが、 ユアンは彼女に軽蔑の眼差しを向けると、剥き出しの欲望をぶつけてきて――。 貴族を憎む野心家の騎士×心を持たない“血塗れ姫”、誤解から始まる運命の恋。
  • 結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました
    4.1
    君には僕だけがいればいいんだ。 縁談がなぜか次々と白紙になり、すっかり嫁き遅れ状態の伯爵令嬢ジュディス。 社交界では息をひそめて過ごしていたのに、第三王子フレデリックから突然のプロポーズが! 単なる子供時代の遊び相手の私にどうして――? 混乱のまま婚約は進み、気づけば彼の寝室のベッドの上。 幼い頃の面影をのぞかせつつ力強くリードしてくれる彼に心惹かれていくジュディスだったが、知らずにいた十三年間のフレデリックの独占欲が次第に明らかになり……。 策士な駄々っ子(?)年下王子×なぜか結婚できない生真面目令嬢、 王子の独占欲は想像以上の激しさで…… 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 孤独な女王と黒い狼
    4.6
    ――酷いお方だ。俺の想いは必要ないと? 妖精のような可憐な外見とは裏腹に、豪胆で自由奔放な女王シャーロット。 彼女は変装をして偽名を使い、城下町である情報を集めていた。 そこで辺境伯の嫡子アルバートと出会う。 彼は継母に父親殺害未遂の濡れ衣を着せられ、故郷を追放されていた。 互いに素性を隠しつつ、惹かれていく二人。 やがて、切なくも甘い一夜を共にする。 けれど、女王が自由に結婚できるはずもない。 シャーロットはアルバートの幸せを願い、身を引こうとするのだが……。 不遇の貴公子×孤高の女王、絶対的な身分差に阻まれた恋の行方は――!? 【目次】 『神々の歌』 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
  • 余命いくばくもないので悪女になって王子様に嫌われたいです
    4.4
    ――君が逝ったらすぐにあとを追うからね。 不治の病におかされ、何年も闘病生活を送っているアリス。 幼い頃から変わらず愛してくれているカイルダールを解放したいと、 婚約破棄を勧めてみるも、まったく聞く耳をもってくれない。 困ったアリスは、「悪女になって嫌われれば、悲しませずに別れられるのでは?」と思いつく。 しかし、純真なアリスの意地悪はまったく伝わらず、逆に喜ばれる始末。 そんな中、アリスは男性の身体のとてつもない秘密を知り、 カイルダールに無邪気に迫ってしまい……!? 愛が重すぎる王子×悪女になりたい令嬢、 嫌われるつもりが、王子様の闇が深刻になりました!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 死ぬほど結婚嫌がってた殿下が初夜で愛に目覚めたようです
    4.8
    ――君って、なんでこんなに可愛いんだろ……? 父の借金を肩代わりしてもらうため、 前王の遺児アレクセイと結婚したルリーシェ。 だがこのアレクセイ、幼い頃に家族を殺された心の傷が癒えず、 復讐相手を殺し回っていると噂される、いわくつきの“悲劇の王子様”なのだった。 前髪で顔を隠したままの夫との初夜、突然心中を迫られたルリーシェは、 殺されてたまるかと反撃し、めちゃくちゃに殴り掛かる。 これは完全に離婚だ……と思った翌日、 絶世の美貌を晒したアレクセイが、なぜか妙に懐いてきて!? 他人を寄せつけない美貌の殿下×逆境に負けない没落令嬢、 波乱の初夜から始まる新婚生活の行方は――!? 【目次】 プロローグ 第一章 私の夫がめちゃくちゃすぎる 第二章 妻は司令官ではない 第三章 夫の躾も本番です エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 断罪の微笑
    4.1
    双子の妹マレイカの身代わりとして焼け落ちる城に一人残った王女ライラ。そんな彼女の前に、反乱軍の将で、かつてこの国に捕虜として囚われていた亡国の王子カリーファが現れる。過去、マレイカに虐げられた彼は、恥辱の恨みを晴らすため、別人と知らぬままライラに呪詛を施し薄暗い地下室で陵辱し続ける。しかしある日、ライラこそが過去の凄惨な日々を支えてくれた初恋の人だったと知り―。謀略に歪まされた純愛の行方は……
  • 凶王は復讐の踊り子に愛を知る
    3.8
    おまえのぬくもりで、俺を滅ぼしてくれ 巫女であるラスティンは殺された仲間の復讐のため、踊り子に身をやつし凶王ガスタインの愛妾となる。夜毎寝所で好機を得るも、繰り返し与えられる快感に翻弄されてしまっていた。何度目かの夜、寝物語で王の過去と民を思う胸中を知ったラスティンは、憎悪の念に反し、冷血の字の如く冷たい肌の彼にぬくもりを与えたいという思いを抱く。手を握り身を寄せてくる愛妾に幸福を覚える王。彼はいつしか「彼女に自分を滅ぼして欲しい」と願うようになり――。 死を望む不死身の王×王を救える唯一の巫女、王を愛する巫女が下す審判は―― 【目次】 一章  二章  三章  四章  五章  六章  七章  八章  九章  あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 人形女王の婿取り事情~愛されているとは思ってもいませんでした。
    4.3
    王配ではなくあなたの夫になりたいのです。 女王ディアナは若いゆえに王として実権を持てず『人形女王』と嘲られ侮られていた。 王配ニコラウスと一度も閨を共にしたことがないまま、 彼は横領事件を起こして亡くなってしまう。 最大級の天災に見舞われた国を導いていかなくてはならない状況で、 ディアナは周囲に再婚を求められ……。 そんな彼女の元に、かつて王配になることを厭うて隣国へ留学したはずの 元婚約者ハインツが現れ、再婚相手に自分を選んでほしいと言い出して――。 慇懃無礼な伯爵令息×孤独な女王、身分差ゆえのすれ違い両片思いの行方は――。
  • 寡黙な近衛隊長は雄弁に愛を囁く
    4.4
    頭上に天使の輪が見えます……さては翼も隠してらっしゃるのでは? 父王に虐げられ、城の北翼で近衛隊と暮らすギゼラ。 隊長のエリアスは無口だが、厚い忠誠心から主君賛美を滔々と語りだす癖がある。 その饒舌さに隊員達とあきれる毎日は幸せだった。 しかしある日、ギゼラに政略結婚の王命が下るとエリアスの様子に変化が。 「一度でいい。あなたに触れさせてください」 思いつめた眼差しを拒み切れず――。一夜が明け、目を覚ますとエリアスは姿を消していた。 そして彼を探す中で、ギゼラはある衝撃的な真実を知り……。 忠誠が重い過保護な騎士×孤独な王女、 互いを想いすぎてすれ違う二人が結ばれるまで――。 【目次】 contents プロローグ 005 第一章 034 第二章 070 第三章 153 第四章 199 第五章 244 第六章 280 エピローグ 321 あとがき 328 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 人は獣の恋を知る
    4.8
    ――僕の「王妃」はここにいる。 若き国王アンドレアスは、異国の王女と政略結婚することに。 だが輿入れの直前、王女は姿を消し、身代わりの娘リーラを寄こされる。 無垢で無防備な彼女に庇護欲を掻き立てられ、 つい世話を焼いてしまうアンドレアス。 腹を探りあわなくていいリーラとの生活は、彼に安らぎを与えていた。 だがある日、王女発見の報せが入る。 国へ戻ろうとするリーラにアンドレアスは、国王の仮面を脱ぎ捨て、 一人の男として欲望をぶつけるが……。 本音を見せない孤高の王×他人の心に敏感な偽の花嫁、たった一度の我が儘な恋。 【目次】 プロローグ 第一章 身代わりの花嫁 第二章 王様はやや過保護 第三章 新婚休暇 第四章 反転 第五章 王の愛 第六章 誰よりも愛された偽妃 エピローグ あとがき
  • 死神騎士は最愛を希う
    4.7
    貴女を害した全てに、俺が引導を渡そう。 王妃の命で毒を飲まされている王女リリアナは、 隣国に遊学させられた幼馴染のデュランと箒星を眺めた幸福な一夜の記憶だけを支えに生きてきた。 しかし、毒で心身共に衰弱している彼女は国王暗殺の嫌疑をかけられてしまう。 デュランは狂おしいほど恋い焦がれていたリリアナを救い出し、彼女を陥れた者たちに報復するため動き出す。 デュランに山間の別荘へ匿われたリリアナは彼と甘く触れ合うことで、 麻痺した感情と身体の感覚を取り戻していくが――。 隻眼の騎士×毒に蝕まれた王女、卑劣な謀略に踏みにじられた初恋の行方は……? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • あなたが世界を壊すまで
    4.2
    「君のためなら世界を滅ぼしたっていい」 修道女クラウディアは侵略されて滅んだ国の王女。 敗戦を理由に殺された家族の骸が晒され、 自国民に石打たれ辱められている姿を見た彼女は憎しみと絶望から 『神の愛し子』であるクルトを堕落させ、世界を滅ぼそうと試みる。 淡々と祈祷をこなす彼に取り入り 『暴食』『怠惰』といくつもの罪を犯させたものの、 世界が滅びる様子はない。 焦ったクラウディアはクルトを『色欲』に溺れさせようとするが、 思わぬ学習能力の高さを発揮した彼に逆に熱く翻弄されて──。 神の子×亡国の王女、疑似楽園で望むは世界の崩壊──。
  • 前前前世から私の命を狙っていたストーカー王子が、なぜか今世で溺愛してきます。
    4.6
    どうしたら、僕を愛してくれる…? 士官学校に通うアシュリーは、 次期国王で完璧王子様と名高いヴィクトルを恐れている。 三つ前の前世まで死に際の記憶がある彼女は 王子と同じ顔の男に三度も殺されたのだ。 死を回避するため目立たぬように送る学生生活の中 彼女との距離をどんどんつめようとするヴィクトル。 ある日、アシュリーの「神官になる」という発言を聞いた彼は その意思を変えさせるため体に触れる。 抗う気持ちとはうらはらに アシュリーの全身を甘い陶酔が包み込んで――。 ヤンデレ王子×生贄聖女、 生まれ変わるたび、私は貴方に殺される。
  • 愛に蝕まれた獣は、執恋の腕で番を抱く
    4.7
    お前の罪ごと、貪っていたい。 獣性の廃嫡王子×奉仕する公爵令嬢、 荒々しい欲望と繊細な恋心が交わる運命。 幼い頃、第一王子ジルベールの婚約者となった公爵令嬢レティシア。光り輝くような彼に気後れしながら遊んでいた森で、レティシアは猛毒を持つ獣に襲われる。彼女を鋭い爪から庇ったジルベールは、獣の毒に侵されたせいで死んだ者として扱われることになってしまう。 十一年後、レティシアは離宮で暮らすジルベールの世話をしながら、彼の「獣性」をその身で鎮めることに、切ない喜びを感じていた。ある日、ふたりだけの閉じた世界に変化が投じられて……。 【目次】 序章 出会い 第一章 呪われた王子 第二章 番  第三章 仮面舞踏会  第四章 変化  第五章 いびつな執着  終章 約束の果て あとがき
  • 変態侯爵の理想の奥様
    4.5
    早く…早く子供がつくりたい! 端正な顔つきに堂々たる立ち姿、領民たちからの信望もあつい、男盛りの侯爵・デミオンの妻に選ばれた、子爵令嬢アンジェリーナ。田舎貴族で若くもない私をなぜ…? 訝りながら迎えた初夜だが、声が嗄れるほど執拗に求められ、その情熱にほだされていく。しかし翌日、領地の子供たちにうっとりとした眼差しを向ける侯爵に遭遇し…。そこで明かされた驚きの秘密。侯爵が今まで独り身だった理由――それは彼の偏った嗜好のせいだった!
  • 人は獣の恋を知らない
    4.6
    婚約式の場で大怪我をして 政略の駒になれなくなったフェリシアは、 王である兄の計らいにより、 彼の腹心でフェリシアの初恋の人、 オーウェンと結婚することになる。 けれど彼の献身ぶりは夫というより従者のようで、 夫婦の営みもないまま。 不本意な結婚を強いてしまったと心を痛め、 彼から離れようとするフェリシアだったが……。 「今から貴女の夫として振る舞わせていただきます」 オーウェンは箍が外れたかのように フェリシアに欲望をぶつけてきて――!? 忠実なる兄の側近×薄幸の王妹、理性に隠した獰猛な執愛!
  • この結婚は間違いでした
    3.6
    ――金もドレスも家も与えた。あなたが泣くのはなぜなんだ。 父の借金のカタに、 実業家ルーシャスに“妻”として買われた侯爵令嬢のオクタヴィア。 『金の亡者』と貴族たちに嫌悪されているルーシャスだが、 過去、彼に助けられて密かに恋をしていたオクタヴィアは、この結婚を喜んでいた。 彼が自分と結婚したのは社交界で人脈を得るため。 そう思いつつも、オクタヴィアはこの結婚をより良いものにしようと決意する。 しかし彼は、贅沢品を大量に与えた後、 初夜の翌日からまったく屋敷に帰って来なくなって……? 言葉の足りない大富豪×箱入り令嬢、両片思いのすれ違い結婚生活の行方は……? 【目次】 序章 初恋 第一章 買われた花嫁 第二章 守銭奴の住処 第三章 夫の愛人 第四章 薔薇を育てる男 第五章 切望の種 第六章 この結婚は間違いでした 第七章 花 終章 薔薇の花束をあなたに あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 夜叉王様は貢ぎ物花嫁を溺愛したい
    5.0
    「そなたは俺を困らせる天才だな」 幽鬼の国を統べる月華は『夜叉王』と呼ばれ、恐れられている。 そんな彼の元へ同盟を結ぶための“貢ぎ物花嫁”として、イーシン国の美姫・春蘭が贈られてきた。 悪鬼とも化け物とも噂される彼を春蘭は恐れず、ただ無邪気に花が綻ぶような笑みを向けてくる。 自分のような男なんかに……と怯むが彼女を突き放すこともできない。 実は二人ともある理由からお互いの為人を知る機会があり、 密かに想いを募らせているのだが、初心すぎてなかなか進展しなくて……。 人間嫌いの王×傾国の美姫、初心な恋を育む中華風ロマンス。
  • 贖罪結婚
    4.1
    ――やっと捕まえた、僕だけの蝶。 約六年前、国王の独断により父を反逆罪で処刑され、 すべてを失ったクラウディア。 修道院で慎ましく暮らしていたが、父の冤罪が認められ、運命が大きく変わる。 国王の愚行を止められなかった償いとして、王弟アルヴィンとの結婚が決まったのだ。 初恋相手である彼に、真綿に包まれるように大事にされ、淫らに愛される日々。 彼は贖罪をしているだけ。 そう思いつつも、クラウディアは彼との情事に溺れていく。 だがその裏で、彼女を狙う動きがあって――!? 腹黒な王弟殿下×冤罪で家族を失った令嬢、六年越しの執着愛! 【目次】 プロローグ アイリスと蝶 第1章 クラウディアの王子様 第2章 冤罪 第3章 再会とそれぞれの思惑 第4章 王家と贖罪 第5章 不穏な影 第6章 真の黒幕、真の罪人 エピローグ そして蝶は囚われる あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • されど、騎士は愛にふれたい。
    4.2
    貴女のすべてが、あまりにも尊すぎる。 王妃の治療係として離宮に幽閉されている王女エレナは、 近衛騎士のリュシアンに恋心を抱いていた。 けれど聖女の務めがある限り、それは叶わぬ願い。 せめて、幼い頃のトラウマで女性にふれられないという彼の役に立ちたいと、 エレナは自らの身体に毛布をまとい、 ふれてもらうことによる克服を提案するが……。 布越しのふれあいにより二人の距離が縮まっていた矢先、 エレナが国王から実兄と番えと命じられてしまい――? 潔癖症の不能(?)騎士×鳥籠聖女、布の下で育まれる穢れなき初恋。 【目次】 プロローグ シーツは少し早かった 第一章 鳥籠聖女と不能騎士 第二章 まずは毛布から 第三章 最後の治療 第四章 交配の夜 第五章 二度目の恋 第六章 対峙の夜 第七章 遮るものなく エピローグ ずっと、ふれていて あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 楽園の略奪者
    4.5
    1巻814円 (税込)
    ――おまえと俺は、離れてはいけない。 閉ざされた世界で生きるミースは、 ある日、ヨナシュという冷たい目をした男に攫われる。 人違いでの誘拐だったが、悪意を知らないミースにとっては、未知と出会う冒険の旅となっていた。 一方ヨナシュは、人質の人懐こさを怪訝に思いつつも無下にはできず、逃亡の旅を続けてしまう。 特殊な環境で育ったふたりは、芽生えた想いの名を知らぬまま、 心を通わせ、次第に離れられなくなってゆく。 だが、その旅は許されるものではなく、国を揺るがす事態に発展し……? 女嫌いの略奪者×謎を秘めた無垢な娘、恋を知らぬふたりの不器用な愛の行方は……? 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫 ティーンズラブ
  • ソーニャ文庫アンソロジー 騎士の恋
    4.7
    ソーニャ文庫初のアンソロジー! 仮初の結婚、両片思い、身分差…… 逞しくも美しい騎士に、一途に激しく愛される。 人気作家陣による、極上騎士の独占愛! 4編収録! ◆「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜)◆ 姉の婚約者を密かに思い続けていた第四王女は、姉が他の男と密会しているところを見てしまい――!? ◆博愛騎士の激愛(秋野真珠)◆ 失恋して自暴自棄になった侍女は、誰にでも愛想のいいナンパな騎士に、あるお願いをするが……? ◆わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと)◆ 女王の命令に従い、憧れの騎士と結婚した侍女。だがこの結婚は仮初のものと思っていて……。 ◆わたしの黒騎士(荷鴣)◆ 国を滅ぼされ処刑される前夜、薄幸の姫は、戦場で行方知れずになった優しい騎士との幸せだった日々を思い浮かべ――。 カバーイラスト:yoco 【目次】 「残念姫」は騎士団長の腕の中(富樫聖夜) 博愛騎士の激愛(秋野真珠) わたくしは形だけの妻ですから(春日部こみと) わたしの黒騎士(荷鴣)
  • 森の隠者と聖帝の花嫁
    4.5
    ――お前はバカだ。もう、逃がしてやれない。 不可思議な痣のせいで不吉な王女と忌避されて育ったアリーシェ。 “神の子”とされる聖帝の妃候補となるが、 嫉妬した義母から命を狙われ、“魔の森”へと逃げのびる。 人を喰う獣が跋扈すると恐れられるその森で助けてくれたのは、 人間離れした美貌を持つ森の管理者グラムだった。 アリーシェは、ぶっきらぼうながらも世話焼きで優しい彼に惹かれてゆき、 このまま穏やかな生活が続くことを願う。 だがあることがきっかけで、彼に抱かれる必要が出てきて……!? 謎を秘めた寡黙な隠者×虐げられた王女、“神の庭”で育む運命の恋。 【目次】 プロローグ 神の森に住む少女 第1章 痣のある王女 第2章 神の森の隠者 第3章 森の隠者は選定する 第4章 忍び寄る影 第5章 水面下の攻防 第6章 聖帝と神の花嫁 エピローグ 神の花嫁は聖帝の腕の中で花開く あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 寡黙な夫の溺愛願望
    4.6
    数字フェチのエレノアは、伯爵家当主であるジェイクに嫁ぎ、彼が営む貿易会社の経理担当として、仕事だけで結びついた夫婦生活を送っていた。だがある日、無口な夫が突然、熱烈な愛の言葉を吐き出し始めた! どうやら《魔女の気まぐれ》という呪いが発動し、本音がダダ漏れになっているらしい。気持ちが悪いほどの愛妻賛美に若干引きつつ、赤裸々な欲望を吐露されて、甘く激しい一夜を過ごすエレノア。しかし、夫の執着愛は予想を超える重たさで――!?
  • 偽りの護衛は聖女に堕ちる
    4.1
    ――穢して、俺だけのものにしたい。 政治的な思惑で「聖女」に祭り上げられ、王太子妃候補となったローレン。 彼女はある日、命を狙ってきた刺客に短剣を突き刺したショックで心を閉ざしてしまう。 だが、護衛のシリウスだけはローレンに寄り添い、快楽という癒やしを与えてくれた。 ローレンは彼と淫蕩に溺れるたびに、聖女の呪縛から解き放たれて、生きる喜びを知っていく。 もう「聖女」には戻れないほどに。 けれど、王太子との婚約が正式に決まったことで、シリウスとの関係に変化が生じ……!? 本心の見えない冷徹な護衛×利用される聖女、 密令のために近づいた男は、少女の愛に溺れて――!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 純愛の業火
    4.7
    1巻836円 (税込)
    ――きみが悪魔なら、ぼくはさらに悪い悪魔だ。 罪のない者が毎日のように処刑され、見世物にされる狂った国で、 生きづらさを感じていた第七王女アリーセ。 彼女の心の支えは、拾った子犬のバーデと前王の息子ルトヘルだけ。 女性の扱いに慣れている様子の彼は、初対面の時から押しが強いけれど、 “地味でみすぼらしい”アリーセにも優しくしてくれる。 そんなルトヘルに恋心を抱くようになるが、 ある時、彼から国を出ることを提案される。 さらには互いを信じあうために身体を繋げようと寝台に誘われて……? 妖しい美貌を持つ貴公子×虐げられた王女、地獄のような世界で貫く純愛の結末は? 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 十一章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • その傷痕に愛を乞う
    4.7
    きみは誰よりも美しい。 田舎で暮らすセラフィーナは、療養に訪れていた王子・エリオットと物語のような恋をし、デビュタントで踊る約束を交わす。夢心地の日々だったが、ある日二人の逢瀬に猛犬が。彼を庇い醜い傷を負ってしまうセラフィーナ。治療の間に約束の日は過ぎ、傷物と見限ってか彼は姿を見せなくなった。悲しみに暮れていると突然、エリオットに攫われ監禁される。昏い目をした彼から醜い傷への賛美と快楽を何度も教え込まれ、セラフィーナの理性はやがて崩れていき…… 手段を選ばぬ知略の王子×健気な令嬢、 歪な世界の愛の行方は――。 【目次】 第一章 白日夢 第二章 楽園追放 第三章 瀕死の白鳥 第四章 夢の囚われ人 第五章 残酷な愛 第六章 繭ごもり 第七章 蠱惑の絆 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 騎士の殉愛
    3.9
    ――あとどれだけ捧げれば、君を取り返せるだろう。 兄の起こした反乱により領地を追われ、 40歳も年上の公爵と政略結婚をしたマリカ。 だが夫と夫婦関係はなく、いずれ“仮父”を呼ぶと告げられていた。 仮父とは、子供をつくれない夫の代わりに妻に子種を分けてくれる男のこと。 嫌悪感を抱くマリカだが、仮父として現れたのは、 かつての婚約者で初恋の人アデルだった。 愛しい男の熱に溺れ、マリカはつい彼への恋心を漏らしてしまう。 そんな彼女にアデルは「一緒に地獄に堕ちよう」と、不穏な言葉を告げてきて……。 最凶騎士×薄幸の公爵夫人、すべてをなげうつ狂愛に翻弄されて……。 【目次】 プロローグ 第一章 翠海の悪戯娘 第二章 偉大なる公爵の道具 第三章 再会 第四章 愛する覚悟 第五章 春呼びの風 第六章 悪戯娘がくれたもの エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫 騎士 政略結婚 初恋 ティーンズラブ
  • 初恋の爪痕
    4.3
    傷つけたいのはおまえだけ。 幼い頃、一度の出会いで互いに淡い恋心を抱いたユリアネとゲルハルト。だが成長し侯爵位を継いだゲルハルトは、ユリアネが初恋の少女だと気づかぬまま“ある因縁”によって彼女に恨みを抱いていた。その彼に突然さらわれ、城に監禁されたユリアネ。ゲルハルトを慕い続けていた彼女は、彼の鬱屈した欲望を受けとめ、淫らな仕打ちに耐え続ける。一方、何度快楽を教えても清らかさを失わないユリアネに、頑なだったゲルハルトの心は揺らぎ始め……?
  • 堕ちる花嫁と二人の夫
    4.2
    ――ずっとこうして、二人で可愛がってあげよう。 幼馴染であり、侯爵家の嫡男でもあるエラルドに嫁いだルチア。 穏やかな結婚生活を送っていたが、 エラルドは医師として戦地へ赴き帰らぬ人となってしまう。 壊れそうなルチアを支えたのは、亡き夫の異母弟であるグレンだった。 積年の恋心をぶつけられ、エラルドの遺言も見せられたルチアは、 茫然自失のままグレンの荒々しい愛を受け入れる。 だがそこへ、死んだはずのエラルドが戻ってくる。 どこか変わってしまった彼に、驚きの提案をされて――? 柔和で策士な兄と不愛想で一途な弟。“二人の夫”の愛欲に、純真な令嬢は翻弄されて……。 【目次】 プロローグ 一度目の結婚 打ち砕かれた希望 暴かれる本心 二度目の結婚 背徳の蜜夜 獣の理 堕ちた天使 エピローグ あとがき
  • 竜を宿す騎士は執愛のままに巫女を奪う
    4.3
    「ずっと追っていた。その愛を得るために――」 『胸の痣と先見の力を持つ娘は十八で死ぬ』 遠い昔そんな呪いを竜より受けた領主家の娘アメリア。 彼女はいつ呪いが発動するか知れない中、前向きに解呪法を探る日々を送っていた。 心の支えは護衛騎士のテオ。 彼もまたアメリアを深く愛していたが、時折聞こえる邪悪な声に悩んでいた。 彼女に愛を与え、絶望させて殺せ――。 それが己の前世である竜の声だと気づいた時、彼は彼女に愛を囁き積年の想いを遂げる。 内なる闇に染まり始めた彼の真意は――。 前世の闇に囚われた騎士×呪いに抗う太陽の乙女、 愛と共に死と絶望を求める〝竜の呪い〟の正体は…。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • お義兄様の籠の鳥
    4.2
    ――待っておいで、君はもうすぐ私のものになる。 田舎の修道院で貧しくも清らかに育ったアンジェは、 突然、義兄と名乗るヘデン侯爵クリストファーに引き取られる。 神々しいまでに美しい義兄に溺愛されるうちに 徐々に心惹かれていくアンジェ。 だが、血が繋がらないとはいえ世間では近親婚は禁忌。 思い悩み距離を置こうとする彼女を、クリストファーは激しくかき抱く。 「君が好きなんだ。この憐れな義兄を助けてくれ……」 執拗に愛撫され何度も彼を受け入れるうちに、 アンジェの倫理観もやがて崩れ去り――。 完全無欠の若き侯爵×純真無垢な義妹、背徳と策略が少女をからめとる――。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 狂犬従者は愛されたい
    4.2
    ――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。 圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。 その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、 ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。 感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。 守らねばと思うライネリアだったが、 それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた! 一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。 「愛の押し売りに来ました」 獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!? 年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!? 【目次】 序章 第一章 青 第二章 碧 第三章 緋 第四章 黒 第五章 白 第六章 紫 終章 あとがき
  • 引きこもり侯爵のメイド花嫁
    4.1
    ――もっと構って、俺を見て! 思いがけず、辺境の侯爵邸でメイドとして働くことになったアイラ。 屋敷の主人は、顔が見えないほど伸び放題の髪に、 貴族らしからぬラフな格好をした、変わり者の若き侯爵ルーカスだった。 普段は領地に引きこもり、社交界にも顔を出さない彼。 人嫌いで誰とも結婚するつもりはないと渋っていたが、 アイラに気づいた途端、態度が一変!  突然、結婚するとまで言い出して――!?  戸惑うアイラをよそに結婚話は強引に進み、初夜を迎えることになるのだが……? 人嫌いの変わり者侯爵×世話焼き没落令嬢、身代わり花嫁の溺愛新婚生活! 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 終章 あとがき
  • 竜王の恋
    4.1
    目を覚ますと、セレスティーンは見知らぬ寝台にいた。 彼女の前に現れたのは、人間離れした美貌の男ガルシア。 彼は、神話の生き物とされる竜――それも竜王であると言う。 さらには、セレスティーンを“番”と呼び、 「竜族は番の精を糧とする」と、突然、濃厚なキスを仕掛けてきて――!? 家族のもとへ帰りたいのに、竜王の城は迷宮のように複雑で、逃げることができない。 セレスティーンは、ガルシアに毎夜激しく貪られ、快楽を植えつけられるのだが……。 愛を知らない竜族の王×竜王から逃げたい番の娘、無自覚な独占愛!
  • 聖王猊下の箱入り花嫁
    4.2
    この身体を誰かに触れさせたのですか? 枢機卿が起こした事件の責を負い、 還俗して第四皇女ルイーゼと婚姻することになった聖王ライナルト。 しかし、感情が昂って“聖力”を暴走させたトラウマを抱える彼は ルイーゼに怪我をさせないため“白い結婚”を申し入れる。 了承したルイーゼだったが、実は“聖力”を“精力”と勘違いしていて……。 精力絶倫という、人には言い難い悩みを打ち明けてくれたと 思い込んだルイーゼが導き出した答えは、 ライナルトを縛って閨事を遂行することだった――!? トラウマ持ちの元聖王×天然皇女、白い結婚を貫くはずが――? 【目次】 序章 第一章 婚姻 第二章 初夜 第三章 夫婦 第四章 心の傷 第五章 子作り 第六章 襲撃 第七章 真実 終章 あとがき
  • 復讐するまで帰りません! 健康で文化的な最低限度の執愛
    4.3
    ――俺は諦めない。 絶望を味わわせてやる。 金貸しの両親を亡くして以来、裕福な暮らしから一転貧乏生活のロニエ。 そこへ謎の美青年ジャックが「恩返しをさせてくれ」とぐいぐい入り込んできた!  汚部屋をいきなり掃除するジャックにロニエはドン引きしまくり。 けれど美味しい食事にほだされ丸め込まれて、ジャックと同居することに。 しかし、ジャックの目的は恩返しをすることでも、家政夫をすることでもなく、 ロニエを徹底的に誑かし惚れさせてから最下級の奴隷とすることで……? 容姿端麗な謎の貴公子×ものぐさ翻訳家、相互不理解こじらせリベンジラブコメディ。 【目次】 プロローグ 第一章 自分の不幸は砂利の味 第二章 牛と豚と人 第三章 棒を濡れた穴に出し入れするやつな~んだ 第四章 あの白い尾が翻し 第五章 金と縁 エピローグ あとがき
  • 最愛の花
    4.6
    1~2巻165~682円 (税込)
    病弱な公女ソフィアと、周囲から忌み嫌われていた従騎士ドラーク。追いやられた“廃宮”で出会った二人は、やがて惹かれあっていく。だがある日突然、引き離されることに。「必ず戻る。それからは二度と離れない」そう誓うドラークだったが、六年後に再会した彼は、有能な騎士となり、ソフィアの妹の夫となっていた。それなのに、彼は強引にソフィアを組み敷き、欲望を放ってきて……。「あなたは何も知らなくていい」と告げ、ソフィアを抱き潰すドラークの真意は!?
  • ストーカー騎士の誠実な求婚
    4.3
    下町のパン屋で働くエリーは、 ある日、何者かに殴られて意識を失ってしまう。 目を覚ますと、そこは、 平民で構成された治安組織・衛士隊の控室で、 目の前には衛士とおぼしきグレイがいた。 紳士的な彼にひと目惚れしたエリーは、 それから何度もグレイと遭遇。 彼に運命を感じていた。 ふたりの距離はやや強引に縮まり、 熱い一夜を過ごすのだが……。 実は、彼が騎士であり、 このところずっとエリーにつきまとっていたと知らされて――!? 一途すぎる騎士×しっかり者の町娘、愛しい女性は陰からそっと見守ります!? 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 9章 終章 あとがき
  • 俺様騎士の不埒な求婚
    4.4
    ――満月の夜だぞ。夜這いするのは当然だろう? 恋愛関係になかったとはいえ、二度も婚約破棄をされたヴィクトーリア。 元婚約者の結婚式でやけ酒をし、厄介な男と情熱的すぎる一夜を共にしてしまう。 常に女性たちに囲まれている女たらしの騎士・レオナルトだ。 一夜の過ちで忘れるつもりだったのに、彼は翌日屋敷に押しかけ、結婚を迫ってくる。 彼の執拗かつ奇抜なアプローチに振り回されつつも、 その想いの強さにほだされていくヴィクトーリアだが……。 彼が彼女に近づいたのはある理由があって――!? 傍若無人な俺様騎士×恋を知らない令嬢、運命の“プリンセス”は絶対に逃がさない!! 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 終章 あとがき
  • 復讐の甘い檻
    4.6
    ――愛するわけではない。これは復讐の手段だ。 ルヴォー家の令嬢アイディーリアは、 政敵であるフォンタナ家の嫡子シルヴィオと惹かれあい、 ひそかに愛を育んでいた。 だが、ルヴォー家の陰謀によりフォンタナ家は粛清され、 シルヴィオも行方不明になってしまう。 それから五年、 罪の意識に苛まれる彼女の前に、 隣国の大公となったシルヴィオが現れる。 「おまえに許されるのは、俺の慈悲を乞うことだけだ」 愉悦の笑みを浮かべる彼に純潔を奪われたアイディーリアは、 それから毎夜、熱い欲望を穿たれて――。 復讐を誓う大公×贖罪に囚われた令嬢、引き裂かれた恋人たちは再び惹かれあう―― 【目次】 プロローグ 一章 惨劇の日 二章 再会がもたらす受難 三章 不道徳な蜜月 四章 裏切り 五章 苦悩と真実 六章 疵を癒やす エピローグ あとがき
  • 悪人の恋
    4.6
    ――俺からあなたを取り上げないでくれ…… 家族を惨殺され、復讐の鬼と化した亡国の王子ルシアノ。 悪の限りを尽くし、ついには敵国の女王アラナのもとにたどり着く。 だが彼女は命乞いをするどころか、自身の死を願っていた。 興を削がれたルシアノは、強引にアラナを抱き、苦しませようとする。 しかし、ともに過ごすうち、憎しみは執着へと変わり、彼女との未来を望むようになり……。 彼女を生かすのは復讐のため。 そう言い訳をしつつアラナに溺れるルシアノだが、彼女は依然として死を望んでいて……。 復讐に狂う王子×死にたがりの女王、凄惨な過去に囚われたふたりの行く末は――!? 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 終章 あとがき
  • 純愛の隷従
    4.0
    難病にかかった恩人の薬を得るのと引き換えに、 国王ルフィノの閨房指南役を引き受けたユリア。 かつてルフィノ専属の世話役だった彼女は、 6年前、ある出来事がきっかけで、彼の前から突然姿を消していた。 以来ルフィノは、女性にまったく興味を示さないのだという。 だが再会した彼は、欲望も露わにユリアの無垢な身体を貪り、快楽を刻み込む。 ユリアに捨てられたと誤解している彼は、 辛辣な言葉で彼女を貶めると、塔の一室に監禁し、執拗に嬲り続け――!? 愛に飢えた“氷の王”×罪に苦しむ元世話役、すれ違う想いの行く先は……?
  • 咎人の花
    4.3
    貴女に憎まれたい。 この世の誰よりも強く、深く。 幼い頃大怪我を負ったせいで屋敷に軟禁されていたアレクシアは、ある夜、家族を殺されてしまう。 血濡れの刃を手に殺戮現場に佇む男は、淡い恋心を抱いていたセオドアだった。 十年前、彼女の父に濡れ衣を着せられたセオドアの両親は処刑され、 彼は生きるために裏社会に身を投じたと知ったアレクシアは愕然とする。 セオドアが彼女の家族を殺めたのは依頼された仕事でしかなく彼個人の復讐は果たされていないと、 アレクシアの身体を強引に暴いて純潔を奪い――。 冷酷な暗殺者×生き残った令嬢。 嵐の夜に引き裂かれた幼い恋は、血塗れ囚われ堕ちていく――。 【目次】 プロローグ 1 惨劇の夜 2 花は堕ちる 3 深淵の楽園 4 罪人の独白 5 手を伸ばした先に エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 最凶悪魔の蜜愛ご奉仕計画
    4.4
    私は貴女の従者であり、犬であり、奴隷です! 前世で恋仲だった悪魔サマエルと死に別れたリリス。 生まれ変わって再び恋を……と約束し、三百年を経て無事に再会!!  今世こそ彼と共に幸せに……と思っているのに、恋が始まらない。 サマエルは彼女を崇め奉り甘やかすけれど、リリスが欲する愛だけはくれない。 あげく「私を下僕としてこき使ってくださいませ!」と切望してくる始末。 どうにか身体を重ねて蜜度の濃い一夜を共にできたのに、 サマエルはリリスに従属する魔法を自分にかけていて――。 下僕志願の最凶悪魔×前世の記憶持ち転生令嬢、 私は貴方の恋人になりたいのですけど!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 エピローグ あとがき
  • 年下暴君の傲慢な溺愛
    3.8
    結婚間近で突然、婚約破棄をされたリゼ。 親の決めた相手だったが、誠実な彼に好意を寄せていたリゼはショックを受け、 部屋に閉じこもるようになる。 そんなある日、四歳年下の美少年ロキが養子としてやってきた。 聡明で、どこか高貴な印象のある彼。 けれどリゼの前では甘えん坊でかわいらしい。 ロキのおかげで笑顔を取り戻していくリゼだったが、 ある秘密を知ってしまったことで彼は豹変! 不敵に笑う彼に押し倒され、無理やり純潔を奪われて――!? 年下の腹黒暴君×高潔な箱入り令嬢、一途で傲慢な執着愛!
  • 放蕩貴族の結婚
    4.2
    とある事情から、仮面をつけて人目を避けるように暮らしていたジョアンナ。 だが父が亡くなり、遺言に従い結婚することに。 相手は、遊び人として有名な公爵家の嫡男ディレストだった。 困惑するジョアンナだが、家のために受け入れる。 一方ディレストは、結婚式でも仮面を取らず、そっけないジョアンナに苛立ちを覚えていた。 式の後、すぐに領地へ戻ろうとする彼女に、初夜を要求する彼。 巧みな愛撫でジョアンナを翻弄し、彼女の感情を引きだそうとするが……。 女好きの貴公子×仮面の令嬢、結婚から始まる恋の攻防戦!?
  • 魔術師と鳥籠の花嫁
    3.5
    家族を守るため、望まぬ結婚を決意したリリアナ。だが、式を3日後に控えた彼女の前に、突然、淡い初恋の相手ラーフィンが現れる。国一番の魔術師で、一度しか会ったことのない彼がなぜここに? ラーフィンは、戸惑うリリアナに微笑みかけると、そのまま連れ去り、屋敷に閉じ込める。さらには、無理やり純潔を奪うと、何度も執拗に抱き、欲望を注いできて……。リリアナは、優しかった彼の変貌と狂気じみた執着に慄くが、やがて彼の孤独と心の傷を知り――!?
  • 寡黙な皇帝陛下の無邪気な寵愛
    4.6
    余に卑猥な夢を見せてほしい。 夢を操る力を持つターシャは、 いやらしい夢を希望する客に応えていたせいで 『淫夢の魔女』と呼ばれていた。 不本意な呼び名が原因で拉致され、 皆に恐れられている皇帝バルトに「卑猥な夢」を所望されてしまう。 しかも淫夢で皇帝のモノを奮い勃たせなければ処刑!?  さっそく夢を操るが、性欲どころか感情の起伏もないバルトは 淫夢を見ることができない。 そんな彼がようやく見た夢には、 なぜか淫らな下着をつけた“ターシャだらけ”のハーレムが現れて……。 有能で“不能”な美貌の皇帝×淫夢の魔女、淫らな夢で世継ぎ問題を解決!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 背徳の恋の旋律
    3.9
    ――俺は欲しくない。欲しがってはいけない。 家族のため、親子ほど歳の離れた伯爵に嫁いだナーシャは、 夫とは夫婦関係がないばかりか 王太子の愛妾として差し出されてしまう。 物のように扱われ、自分の存在を虚ろに感じるが、 国王の庶子ギュンターとの出会いがナーシャを変えていく。 一方ギュンターは、 夫のいる身でありながら、王太子の愛妾になったナーシャを苦々しく思っていた。 だが、ナーシャの純朴さを知るにつれ、惹かれる気持ちを抑えきれず、 ついには背徳の一夜を過ごしてしまい――!? 恋愛に潔癖な軍人×薄幸の伯爵夫人、不貞を憎む男は背徳の愛に溺れて……。 【目次】 プロローグ 第一章 不幸な結婚 第二章 涙のわけ 第三章 葛藤 第四章 初夜 第五章 非情 第六章 誓いのキスと旅立ち エピローグ あとがき
  • 軍服の花嫁
    4.1
    側室の役目を果たしてもらおう。 子爵令嬢のレイスリーネは、素性を偽り、女性部隊の軍人として充実した日々を過ごしていた。そんな彼女に、国王イライアスから特別な命令が下される。それは、イライアスの側室として妃の離宮に入り、前国王の側室を殺した犯人を探れというものだった。期間限定の名ばかりの側室と思い引き受けるも、彼に夜伽を命じられ、なかば強引に純潔を奪われてしまう。尊敬していた国王の仕打ちに失望するレイスリーネだが、彼の本当の気持ちを知って――!?
  • 恋縛婚
    4.5
    亡き姉の想い人で、自分も密かに憧れていた年上の幼なじみ、 ローレンスに求婚されたブリジット。 けれど彼女はその求婚を断ってしまう。 姉の遺書ともとれる手紙に、 “ローレンスに弄ばれて捨てられた” と書かれていたからだ。 しかし、彼に無理やり指輪を嵌められた途端、 彼への怒りや不信感が消え、愛おしさばかりが募るようになる。 「素晴らしい効き目だな」 苦々しく笑うローレンスに激しく抱かれ、純潔を奪われたブリジットは、 彼と結婚することになるのだが……。 亡き姉の想い人×想いを封じた令嬢、“呪いの指輪”に縛られた恋。
  • 呪われ騎士は乙女の視線に射貫かれたい
    4.1
    「君のその眼差しを俺にくれ!」 騎士ヴェインは邪竜を倒して救国の英雄となったが 呪いのせいで禍々しい痣が顔に刻まれてしまう。 人々に忌避されるようになったヴェインを絵描きの令嬢ノアは少しも怖がらず、 彼の姿絵を描くために真剣でまっすぐな視線を向けてくる。 そんな彼女の視線にヴェインは「君の目に射貫かれると身体が興奮してたまらない!」と一目惚れ! ある事情で自己評価が低いノアは「ありえない」と冷静に対応するのだが、 それがよりいっそう彼を煽ってしまい……!? 竜殺しの英雄×絵描きの令嬢――見たい少女と見られたい男の“見つめ愛”。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 貴公子の贄姫
    4.5
    ――潰しましょう、あなたのためならいくらでも。 亡き母が平民だったために、王女でありながら父や乳母たちから虐げられているブランシュ。 けれど、乳母の息子で侯爵家の嫡男アルマンだけは、いつもブランシュを助けてくれていた。 優しい彼に恋心を抱くブランシュだったが、乳母が火事で亡くなったすぐ後に、 アルマンはその死を悼む様子もなく、突然キスをしてきて……!?  真意がわからず混乱するブランシュをよそに、 アルマンは彼女をさらなる官能の深みへ堕とそうとするのだが……。 壊れた貴公子×薄幸の王女、凶悪な純愛に囚われて……。 【目次】 プロローグ 第一章 毒虫と花 第二章 花開く恋 第三章 祈り紐をなくした日 第四章 求め合う心 第五章 愛の時間 第六章 王女の目覚め 第七章 全てを赦した日 エピローグ あとがき
  • 年下御曹司の執愛
    4.4
    とろとろに甘やかして、ぐずぐずになるまで愛してあげる。 祖母との生活のためにバイトを掛け持ちしている津田朱里。 ある日、浪費家の両親に人身売買オークションに出され、見知らぬ青年に助けられる。 極上の美貌を持つ青年は朱里が高校生の頃に勤めていた杠葉家の御曹司・冬季哉で!?  媚薬を飲まされていた朱里は冬季哉に触れられ、初めて経験する快楽に翻弄されてしまう。 翌朝「嫌いにならないで!」と冬季哉に土下座されたあげく側にいてと懇願され、 朱里を守るためだと軟禁されて……。 一途な年下御曹司×アラサー清純派美女、溺れるほど極甘な愛を刻み込む独占欲――。 【目次】 第一章「再会」 第二章「結婚するって決まってるんだ」 第三章「冬季哉という男」 第四章「君の理想になりたい」 第五章「七夕の夜」 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 貴公子の甘い檻
    3.9
    先妻の娘であるシンシアは、 継母たちに疎まれ、常に孤独を感じていた。 そんな彼女の心の支えは、 優しく励ましてくれる婚約者、侯爵家の嫡男ユーディアス。 しかし突然、婚約を破棄されてしまう。 悲しみに暮れ、王都を離れて引きこもるシンシア。 だがそれから2年後、苛立ちを露わにしたユーディアスに 「どうして婚約を破棄しようとした?」と詰め寄られ――!? 彼は戸惑うシンシアを組み敷き、無理やり純潔を奪うと、 執拗に己を刻み込んできて……。 腹黒な貴公子×薄幸の令嬢、逃れられない執着愛!
  • 愛を乞う異形
    4.6
    ある日を境に人が異形に見えるようになったブランシュ。 誰にも言えず、ずっと屋敷にこもっていたが、突然、結婚することに。 相手は冷酷非道と噂の次期辺境伯シルヴァン。 彼のことも化け物にしか見えないブランシュは、目を合わすこともできず怯えるばかり。 そして迎えた初夜。苛立つシルヴァンに強引に抱かれるが、その手つきはどこか優しく情熱的で……。 何度も身体を重ね、同じ時を過ごすうち、ブランシュは姿形よりも大切なものに気がついて――。 “冷酷非道”な次期辺境伯×人が化け物に見える妻、絶望からの真実の愛!
  • 軍服の渇愛
    3.9
    俺はあなたに飢えている。 伯爵令嬢エルティシアの思い人は、国の英雄で堅物な軍人グレイシス。振り向いて欲しくて必死だが、子ども扱いされるばかりで取り合ってもらえない。だがある日、年の離れた貴族に嫁ぐよう父親に言い渡されてしまい…。思いつめた彼女は、真夜中、屋敷を抜け出し彼のもとへ向かう。しかしそこにはなぜか、媚薬を飲まされ苦悶する彼の姿が!「俺を鎮めてください、その身体で」果てのない彼の欲望を受け止めようとするエルティシアだったが――!?
  • 魔女は紳士の腕の中
    3.6
    ――君が魔女なら、僕は喜んで堕落する。 幼い弟を庇い、継母からの虐待を一身に受けるクリスティナは、 不貞を働く継母と司祭に嵌められ、 魔女として地下牢に囚われてしまう。 だがそこへ、初恋の人・イシュトヴァーンが現れる。 かつて突然、連絡を絶った彼。 7年ぶりの再会に、 クリスティナは継母たちの罠ではないかと訝しみ、 彼を拒絶するのだが――。 「君の身体を確かめて、魔女じゃないことを証明してあげる」 妖艶に微笑むイシュトヴァーンに牢から連れ出され、 強引に純潔を奪われて……!? 誠実な伯爵令息×囚われた令嬢、失われた初恋の行方は――!? 【目次】 プロローグ 1 魔女と契約 2 魔女に再会 3 魔女を誘拐 4 魔女は虜囚 5 魔女へ恋文 6 魔女の受難 エピローグ あとがき
  • 凶愛に啼く獣
    4.3
    いやらしくて、綺麗で――穢したくなる 第一王子の妃候補に選ばれた嵐の夜。 伯爵令嬢エステルは義兄ジェラルドへの秘めた想いを遂げ身籠ってしまう。 侍女の策略でジェラルドから見放され、 激高した養父によって急遽、老富豪へ嫁がされて五年。 未亡人となり莫大な遺産を得たエステルは悪女と呼ばれるようになっていた。 そんなエステルの前に軍服を纏ったジェラルドが現れる。 ある事件の容疑者として地下倉庫に監禁されたエステルは ジェラルドに清純な身体を執拗に嬲られ――。 傲岸不遜な軍人×貞淑な“悪女”、理性が灼き切れるほど獰猛な執愛。 【目次】 序章 消えた一夜 第一章 悪女エステル 第二章 狂犬ジェラルド 第三章 現実からの逃走 第四章 狂犬の悔恨 第五章 野犬の献身 第六章 悪魔と狂犬 終章 クローバーに願うことは あとがき
  • 堅物騎士は恋に落ちる
    4.3
    父から結婚相手を見つけるよう命じられたクリスタ。 どうしても結婚したくない彼女は、男に手酷く振られて、立ち直れないことにすればいいと思いつく。 ターゲットは社交界で一番人気の騎士ゲープハルト。 彼に一目惚れしたと見せかけて、彼の嫌がることを繰り返し、嫌われることに成功する。 それなのに、なぜか結婚することに!? 生真面目で優しい彼を本気で好きになっていた彼女は、苛立ちを露にした彼に激しく抱かれ、過去の行いを後悔するのだが……。
  • 軍服の衝動
    4.4
    ごめんね、今から君を奪うよ。 夜会で媚薬を盛られた侯爵令嬢のライザは、危ういところで別の男性に助けられ、そのまま一夜をともにしてしまう。媚薬の影響でその「恩人」が誰なのか思い出せないライザだったが、彼との夜が情熱的で幸せだった感覚は残っていた。そんなある日、王妃候補にライザの名が内々にあがる。候補から外れたい彼女は「恩人」を探して恋人のふりをしてもらうことを思いつき、軍の情報局の局長フェリクスに協力を求めるのだが、彼はある条件を出してきて――。
  • 女装王子の初恋
    4.6
    おまえの前では男でいたい。 憧れの王女アリシアのお世話係になった貧乏貴族の令嬢コリス。初対面から冷たくされて意気消沈するものの、持ち前の雑草根性でめげずに役目をこなしていた。だがそんな中、アリシアが男であると知ってしまう。彼の女装は趣味ではなく、複雑な事情がある様子。彼の孤独と不器用な優しさに触れ、愛しさを覚えるコリス。一方アリシアも、明るくまっすぐなコリスに安らぎを感じていた。やがて二人は、たどたどしくも熱い一夜を過ごすのだが……。
  • ためらいの代償
    3.7
    愛という名の甘美な罰。 身寄りのないマリアは、国でも指折りの資産家であるハインツのもとへ嫁ぐことに。二十歳以上も年の離れた彼に快楽を教え込まれ、甘やかされ、妻として精一杯尽くすマリア。しかし、ハインツの息子マクシミリアンが初恋の青年だとわかり……。許されない想いを押し隠すマリアだったが、やがてハインツに気づかれてしまう。夫からの淫らなお仕置き、息子からの情熱的な求愛。二人の独占欲に絡めとられたマリアは、身動きがとれなくなって――?
  • 旦那さまの異常な愛情
    3.9
    側室としての十年間、王から一度も愛されず、忘れ去られた存在としてひっそり暮らしていたジャニス。後宮解散の際に次の嫁ぎ先を告げられるのだが…なんとお相手は、十歳年下の才気溢れる青年子爵マリスだった。公爵家嫡男で社交界の寵児である彼がなぜ私と――?裏があるに違いないと訝しむが、問うたびに押し倒されてうやむやにされてしまう。そんなある日、マリスと王が過去にとある取引きをしていたことを知り――。
  • 水底の花嫁
    4.3
    今度こそ、結ばれよう。 事故で記憶を失ったニアは、優しい老夫婦に助けられ、貧しくも穏やかに暮らしていた。だがある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。戸惑いつつも夫婦として暮らすなか、離れていた時間を埋めるように愛を注ぐアレクセイに、心も身体も満たされていく。しかし、その想いに応えたいセシリアが記憶を取り戻そうとすると、彼は「今のままでいい」と苦しげな表情を浮かべて――?
  • 冷徹辺境伯の監禁愛
    2.7
    君はこれから俺に飼われるんだ 寡黙で冷徹な辺境伯ハロルド。 整った美貌と長身のせいで威圧感がある彼を恐れる使用人が多い中、 メイドのアイリーンだけはハロルドに敬意を向けていた。 そんなハロルドから突然求婚されてアイリーンは困惑するが、 彼のまっすぐな愛に心揺さぶられてしまう。 しかし想いを受け入れるには身分差がありすぎる。 身を引く決意をしたアイリーンを、 ハロルドは塔に閉じ込め媚薬を飲ませて純潔を強引に奪い、 ペットとして側にいるよう命じて――。 寡黙な辺境伯×純真なメイド、まっすぐな愛は執着へと変貌して――。 【目次】 プロローグ 第一章 求婚 第二章 身分 第三章 凶行 第四章 かりそめの日々 第五章 初恋 第六章 激情 第七章 二人の想い エピローグ あとがき
  • 蜜獄愛
    3.9
    ――君が憎い。私をただの男にした君が……。 姉の元夫レヴィアスに恋をしていたセルレイナは、罪の意識に苛まれていた。 姉が彼を捨てて平民と駆け落ちするのを止められなかったばかりか、 姉がいなくなった夜、泥酔していた彼と結ばれてしまったからだ。 だがそれから一年後、セルレイナは戦地から凱旋したレヴィアスに スパイ容疑で監禁されてしまう。 彼は、「検査」と称して彼女の身体を淫らに嬲り翻弄するが、 その冷徹な眼差しの奥には、あの夜と同じ、情欲の炎が滲んでいて……。 若き将軍×罪に囚われた令嬢、理性を壊す執着愛! 【目次】 プロローグ 彼女の過ち 第1章 王女の家庭教師 第2章 罪の夜と再会 第3章 姉からの手紙 第4章 囚われて 第5章 不穏な足音 第6章 取り戻したもの エピローグ 本当に罪深いのは あとがき
  • 妖精王は愛を喰らう
    3.7
    ――ああ……、これが愛の味か。 “妖精色”と呼ばれる珍しい色の目を持つ王女シャーリーは、 父王に命じられ隣国へ嫁ぐことに。 だが途中、迷い込んだ先で妖精王と名乗る美貌の男と出会う。 彼は目が合った途端、「不味い!」と言い放ち不機嫌になるが、 シャーリーを自分の花嫁だと言い、強引に結婚式をあげてしまう。 意地悪な言動でシャーリーを振り回す一方、 閨では丁寧に快楽を刻み込む彼。 その不器用な優しさに触れ、彼に惹かれていくシャーリーだが、 ひとつ気がかりなことがあって……。 オレ様世話焼き妖精王×幽閉王女、異種間溺愛新婚生活!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 緊縛の檻
    4.1
    母親のために高級娼館に身を売ったマリオン。 彼女を買ったのは、美貌の若手実業家アレクサンダーだった。 決してマリオンを抱かないと告げる彼との微妙な関係は、 緊縛ショーに招かれたことで大きく変わっていく。 アレクサンダーは過去の悲劇が心の傷となり、 女を縛らないと抱けなくなっていたのだ。 マリオンに激しく欲情しながらも、 愛する人を縛る罪悪感に苛まれるアレクサンダー。 マリオンは縛めの快楽に溺れながらも深い愛で彼を包もうとするが……。 愛を恐れる大富豪×愛で包みたい没落令嬢、二人を結ぶ禁断の情火
  • 復讐婚
    3.9
    田舎町で慎ましく暮らすオリヴィアの前に 突然現れた、元婚約者ブラッドフォード。 かつて彼がオリヴィアに近づいたのは、オリヴィアの父親に復讐するためだった。 「君は用済みだ」とオリヴィアの手を振り払った彼。 ショックを受けたオリヴィアはブラッドフォードの前から姿を消した。 それから3年――。 再会した彼はひどく憔悴して見えた。 困惑するオリヴィアだが、ブラッドフォードはオリヴィアと強引に結婚すると、 昼夜を問わず執拗に快楽を刻み込んできて……。 復讐に囚われた海運王×一途な娘、歪な結婚生活の行方は……!?
  • 魅惑の王子の無自覚な溺愛
    3.6
    うっかり者の伯爵令嬢リリアナは、何かにつけて間が悪く、 第二王子のデイモンが女性を押し倒している場面に遭遇してしまう。 だがそこで突然、彼に猫耳の髪飾りをつけられ、いたく気に入られ……? 以来、日に何度も彼と会うようになり、いつの間にか結婚することに。 戸惑いつつも、甘く蕩けるような初夜に溺れるリリアナ。 はしたない自分を知られたくなくて夫婦の営みを控えたいと相談するが、 デイモンは奇抜な方法でリリアナを誘惑してきて……!? 猫耳好き(?)の残念王子×ドジッ子令嬢、甘美で奇妙な新婚生活!?
  • 愛が欲しくば、猫を崇めよ
    3.9
    「ああ、可愛いな……食べてしまいたい」 壊滅的に男運が悪く男性不信気味のコティ。 ある日、占い師を助けたお礼におまじないを施され、ひょんなことから猫に変身してしまう。 雨にも降られ困っているところをコティにいつも殺意漲る顔を向けてくる騎士ヴォルフガングに拾われる。 モフモフの身体を撫で回されたあげく騎士団宿舎に猫のまま連れてこられ、 しかも全裸の彼と一緒のベッドで寝ることに!? 真夜中に人の姿に戻ったコティは一糸まとわぬ姿をヴォルフガングに見られてしまい……。 猫好き強面最強騎士×男運が悪い少女、猫が導く(?)恋の行方は――? 【目次】 プロローグ 1 女、猫になる 2 騎士、猫を拾う 3 女、再び猫になる 4 騎士、猫に逃げられる 5 汝、猫を崇めよ エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 残酷王の不器用な溺愛
    4.3
    1~2巻110~704円 (税込)
    血も涙もない残酷王と恐れられるグラントに嫁ぐことになったヒスイ。 周囲から哀れみの目を向けられるが、 彼はヒスイの初恋の相手。この結婚を心から喜んでいた。 けれど、ドキドキしつつ迎えた初夜、彼から「さっさとすませよう」と言われてしまう。 がっかりするヒスイだが、忙しい彼の手を煩わせないようにしなくてはと、 彼が持っていた媚薬を一気飲み! それを見てなぜかひどく動揺するグラント。 強面な外見とは裏腹に、彼の愛撫はひどく優しくて……。 強面な残酷王×一途な王女、両片思いの結婚生活!?
  • 毒皇子の求婚
    3.3
    ――大丈夫。邪魔者は、すべて俺が取り除くよ。 父が大罪を犯したために両親を処刑されたエルナは、 得意の薬づくりで民を助けながら、 修道院でつつましく暮らしていた。 だがある日、自分のつくった薬のせいで、 皇太子ユリアンの具合が悪くなってしまう。 彼はエルナにとって、元婚約者の弟で、大切な幼なじみ。 責任を感じるエルナにユリアンは、 自分が回復するまで専属の薬師になるよう命じるのだが……。 「俺と結婚してくれ」 深夜、寝室に忍んできた彼に、 まっすぐな言葉で求婚されて熱烈に求められ――!? 腹黒策士な皇太子×健気な令嬢、“無邪気な幼なじみ”の仮面に隠した獰猛な執着愛! 【目次】 序章 一章 都への召喚 二章 皇太子の求婚 三章 薬酒の誘い 四章 愛の証明 五章 真実の姿 終章 あとがき
  • 愛執の鳥籠
    4.1
    「死ぬ時は俺も一緒ですよ――俺だけの姫さま」 王配である父の不貞によって生まれた第二王女シルフィアは 黒髪赤目という容姿のせいで『ばけもの』と蔑まれていた。 離宮でひっそりと暮らす彼女にとって、幼い頃から側にいる護衛騎士オルテウスだけが心の拠り所。 だが彼と鈴蘭を愛でる穏やかな日々はシルフィアの輿入れが決まったときから狂い始め――。 ある日、女王暗殺を父と共謀した咎人としてシルフィアは投獄されてしまう。 救出してくれたはずのオルテウスに強引に身体を暴かれ貫かれて……。 仮面の元護衛騎士×ばけもの王女、誰にも触れさせない監禁愛。 【目次】 序章 暗冥に差す光  一章 罪咎の証  二章 主従の契り  三章 禍の傷痕  四章 あなただけの騎士  五章 悲哀の囚人  六章 わたしだけの騎士  七章 呪われたばけもの  終章 唯一無二の相手  あとがき  【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 復讐の獣は愛に焦がれる
    4.3
    俺はお前を、愛するつもりはなかった。 実の父に幽閉され抜け殻のように生きてきた令嬢アリアは、 輿入れの途中で豹型獣人エルガーに攫われ、 彼と、彼の弟によって純潔を奪われてしまう。 一度は激しい憎しみを抱くものの、 かつて自分の父がエルガーに与えた壮絶な仕打ちを知り動揺する。 彼は自分と同じ、いやそれ以上の“過去の痛み”を持つ人――。 それを悟ったアリアは己の憎しみを忘れ、エルガーに寄り添いたいと願う。 その純粋な想いはやがて彼の復讐心も溶かし始め……。 復讐に生きる豹型獣人×攫われた花嫁、憎しみから生まれた愛の行方は……? 【目次】 プロローグ 第一章 狩られた花嫁 第二章 傲慢な獣たち 第三章 過去に降る涙 第四章 発情の季節 第五章 萌芽薫る 第六章 雪涙 第七章 愛おしき未来へ エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 狂王の情愛
    4.6
    大国ブラーゼンで人質としての日々を過ごす小国の王女ティアリス。 身分の低い母を持つ彼女は、祖国でもブラーゼンでも冷遇されていた。 だがある日、ブラーゼンの第四王子セヴィオスに出会う。 似た境遇の二人は惹かれあい、愛しあうようになるのだが、 セヴィオスの愛はやがて排他的な狂愛に変わっていく。 彼の異常な愛に気づかず、王となった彼のために身を引こうとするティアリスは、 静かに微笑む彼に強引に組み敷かれ、何度も欲望を注がれて……。 一途で歪な聖なる王×薄幸の王女、常軌を逸した献身愛!
  • 鍵のあいた鳥籠
    3.2
    かわいそうに、こんな僕に囚われて。 男爵令嬢ミレイアには、幼い頃から兄のように慕う存在があった。それは九歳年上の侯爵家嫡男エイドリック。しかし二年前、その彼に無理やり純潔を奪われてからというもの、彼女は男性に対して恐怖心を抱くようになっていた。人を避け、屋敷に閉じこもる日々……。そんな中、留学していた彼が領地に戻ってきた。何事もなかったかのようにふるまう彼に困惑するミレイア。だが二人きりになった途端、彼は「兄」の仮面を脱ぎ捨てて――。
  • 侯爵様と私の攻防
    3.7
    姉の誕生パーティの夜、とつぜん夜這いをされた伯爵令嬢のアデリシア。相手はなんと、容姿端麗、文武両道、若くして侯爵位を継いだジェイラント!?これは何かの間違いに違いない! そもそも、浮き名が絶えない侯爵様なんて絶対に嫌!なんとか逃れようとするアデリシアだが、ジェイラントは執拗に迫ってきて―。
  • 償いの調べ
    3.7
    壊して、めちゃめちゃにして、そばにとどめて、従属させたい―。伯爵令嬢シルフィスは、辺境伯アルベルトに仄暗い劣情を叩きつけられる。彼はシルフィスの初恋の人。そして、亡き姉の婚約者だった人。姉の死の原因を作った罪に苛まれ、修道院に身を寄せ償いの日々を送っていたシルフィスの前にアルベルトは突然現れた。シルフィスを連れ去りその純潔を奪い、「償いに、私の子を孕め」と執拗に己を刻み込む彼の目的は…?
  • 背徳の恋鎖
    3.9
    俺は君にしか欲情しない。 幼い頃に火事で家族を亡くしたアリーシャは、血の繋がらない叔父のクレイに育てられ、溺愛されてきた。紳士的で容姿端麗な彼。だが、その結婚生活は破綻続きなことが、アリーシャには気がかりだった。そんなある日、アリーシャは叔父の秘密を知ってしまう。実は、彼は女性に欲情できず、それが原因で離婚を繰り返していたのだ。大切な叔父を救いたいと願うアリーシャだが、彼の巧みな言葉に乗せられて淫らな「治療」の手伝いをすることになり……。
  • 狂騎士の最愛
    4.6
    ――ぼくはただ、きみと幸せになりたいだけだ。 白い容姿を理由に、忌み嫌われていた孤独な村娘のジアは、 隣国の少年ルスランと恋をして、 幼いながらも結婚を誓い合っていた。 だが、戦争によりふたりは離れ離れになってしまう。 数年後、ルスランはジアを探すため、 貴族でありながら王の暗殺部隊となり、 彼女の暮らす国に潜入を果たす。 そこで思いもしない再会をしたふたりは、 会えずにいた歳月を取り戻すかのように愛を交わし、 互いのぬくもりに溺れていく。 しかし再び、別離の危機が訪れて――!? 暗殺隊の騎士×鳩に愛される村娘、すべてを敵に回す一途な愛! 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 終章 あとがき
  • 軍人は愛の獣
    4.0
    ――お傍に置いてください、この先もずっと……。 ある日突然、国王の愛妾となるよう命じられたジゼル。 けれど彼女には想い人がいた。 兄の命の恩人である軍人ウォレスだ。 元奴隷という生い立ちのせいか、 ジゼルを女神と崇め、下僕のようにふるまう彼。 縮まない距離に落ち込みつつも、 ジゼルは彼と過ごす日々に幸せを感じていた。 だが王命には逆らえない。 悲痛な想いで彼を諦めようとするジゼルだが……。 深夜、部屋に忍んできた彼に縋るように見つめられ、 罪と知りつつ彼と一夜を共にしてしまい――!? 元奴隷の軍人×国王の愛妾、背徳の主従愛! 【目次】 プロローグ 1章 2章 3章 4章 5章 6章 エピローグ あとがき
  • 王太子殿下のつれない子猫
    3.3
    相変わらず柔らかい 私の腕からするする逃げる 国内貴族のみを尊ぶ“血統主義”。そんな思想がはびこる国で、異国の血を引く伯爵令嬢ゾーイは父親の権力ゆえに社交界の中心にいた。本当は皆に見下されていると知りながら……。そんな中、事あるごとに彼女に求愛してくる王太子アーノルド。こん.な私と結婚しては初恋相手である彼が不幸になる。そう考え他の男性と婚約を決めた直後、アーノルドは突然ゾーイを攫い監禁。彼女の処女を散らし幾度も快楽を教え込みながら、内なる狂気を吐露し始め――。 血統主義国の王子×異国の血を引く令嬢、 子猫はまどろみのうちに捕まって……。
  • 恋が僕を壊しても
    4.4
    ――君のためなら、命も誇りもすべてを捨てる。 悪神の呪いと恐れられる致死率の高い疫病――リゴウ熱。 その治療剤の製造者であるイナは、森の奥で王太子リィギスと出会う。 過酷な環境で育てられたイナと、 生来の容姿ゆえに『呪いの王子』と忌避されているリィギス。 孤独な二人は惹かれあい、儚い逢瀬で恋を育んでいく。 「可愛い、全部可愛い、僕のイナ……」 誠実で優しいリィギスに甘く情熱的に抱かれ、 深い愛と快楽に溺れていくイナ。 けれど彼女には、リィギスには言えない残酷な秘密があって……!? 清廉潔白な“呪いの王子”×死期が迫る少女、絶望で歪んだ純愛の行方は……? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 エピローグ あとがき
  • 腹黒策士の溺愛ご隠居計画
    4.2
    ――勉強不足の悪い子には実習が必要だろう? 2年間、なぜか離宮に幽閉されていたアシュリー。 落ちこぼれの33番目の皇女とはいえ、どうして自分だけ? 父皇帝に直談判すると、初めて任務を与えられる。 「田舎に引きこもっている宰相候補のレーニエを、帝都に連れ戻せ」というものだ。 レーニエはアシュリーのかつての個人教師で、ずっと会いたかった大好きな人。 喜び勇んで彼の説得に向かうアシュリーだったが……。 にこやかに微笑む彼に突然求婚され、“淫らなお勉強”までさせられて――!? 隠居中の若き宰相候補×みそっかす皇女、天才策士の執愛の罠!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ あとがき
  • 不滅の純愛
    4.7
    ――おれたちは死ぬまでずっと恋をするんだ。 王女トリアは、五年前に亡くした婚約者のフラムを ずっと想い続けていた。 だが、彼の墓所から戻る途中、 得体の知れない男たちに攫われ、 樹海の古城に囚われてしまう。 そこは、古くから続く神隠しの元凶の地であった。 儀式と称し、黒ずくめの男に組み敷かれるトリア。 身体をまさぐられ、必死に抵抗するが、 男は亡くなったはずのフラムだった! 抱かなければおまえは殺される、 とトリアに危険を知らせるフラム。 トリアは彼を信じ、その欲望を受け止めるのだが……!? 孤立無援の王子×一途な王女、淫獄に囚われたふたりの不朽の愛! 【目次】 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 九章 十章 十一章 終章 あとがき
  • 恋獄の獣
    4.4
    俺からお前を奪う人間は、皆殺しだ……。 女王の血を引きながらも、 父が異国人であるために“穢れた王女”と蔑まれるリーシュカ。 最愛の父を殺され、悲しみに暮れる彼女の前に現れたのは、 初恋の男ルドヴィークだった。 獣のような残忍さをのぞかせる一方、 昔と変わらぬ優しさでリーシュカを案じてくれる彼。 女として見られていないと知りつつも、 どうしても惹かれてしまうリーシュカだが……。 「本当はお前を誰にも渡したくない」 あるきっかけで独占欲をあらわにした彼に、甘く激しく求められ――!? 美しき“死の商人”×不遇の王女、一途で凶暴な独占愛! 【目次】 プロローグ 僕がもし大人になれたら 第一章 嵐の訪れ 第二章 異国の男 第三章 乙女の誘惑 第四章 狂乱の宴 第五章 選ぶのは俺だ 第六章 旅立ちの朝 第七章 蘇った花 第八章 恋獄の獣 エピローグ 大人になれた俺たちは あとがき
  • 自己肯定感が高すぎる公爵様が溺愛して放してくれません!
    4.4
    君は俺を好きで好きで、大好きでたまらないんだ! ある事情から伯爵令嬢アマリアの身代わりとして、他国の大学を受験したユーネ。 無事に首席合格したものの、なぜかトゼ公爵であるセヴェステルに付きまとわれて!?  目立たず学業に邁進したいのに、「彼女は自分に惚れている!」と思い込んだ彼は 斜め上の超ポジティブ思考でグイグイ迫ってくる。 そのせいで周囲の令嬢たちから妬まれて、嫌がらせをされるはめに。 圧が強くてうっとうしい彼から逃げたいユーネだが、甘く熱い想いに翻弄されて……。 美貌の公爵×身代わり令嬢、超ポジティブ思考の彼に甘く囲い込まれて……。 【目次】 contents 序章 005 第一章 027 第二章 069 第三章 150 第四章 192 第五章 249 終章 299 あとがき 307 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 堕ちた聖職者は花を手折る
    4.1
    どれだけ僕を嫌い憎んでも 君の全てを手に入れる。 神殿の下働きをしているユスティネは、 幼い頃に王太子の座を追われ聖職者となったレオリウスの世話係に突然任命される。 美しく高貴な人に仕えることに最初は臆していたものの、 穏やかなレオリウスの人柄に触れ、 ユスティネはいつしか心惹かれるようになっていた。 だが、あることをきっかけに変貌したレオリウスに純潔を奪われてしまう。 レオリウスはユスティネを神殿奥深くに監禁し、 子を孕むまで陵辱し続けるつもりだったが……。 王位継承権を簒奪された聖職者×世話係の乙女、 逃れられぬ運命に翻弄された想いの行方は──。 【目次】 序幕 1 宝物の時間 2 夜の川 3 王太子の帰還 4 日陰に咲く花 5 誓い 終幕 あとがき
  • 冥闇の花嫁
    3.9
    もう逃がしてはあげられない――。 呉服店に奉公している雪子は、同じ奉公人の蓮治に切ない恋心を抱いていた。 蓮治は雪子を妹のように可愛がってくれるが、 彼の目に大人の女性として映らないことがもどかしく恋心は募っていくばかり。 毎夜、悍ましい夢に悩まされるようになった雪子は不眠で体調を崩してしまう。 日中も夢に似た不穏な気配を感じて怯える雪子を支えてくれたのは蓮治だった。 あるきっかけから共寝するようになった二人は、淫らなふれあいを求めるようになり……。 陰のある青年×純真な少女、深く重い恋情を秘めた大正ロマンス。 【目次】 序章 第一章 桜月夜 第二章 逢瀬 第三章 夜更けの秘め事 第四章 契り 第五章 祝言 終章 あとがき
  • 悪魔な夫と恋の魔法
    3.6
    リズベスは、侯爵家の嫡男ロデリックのことが怖くてたまらなかった。 自慢の親友だと思っていたのに、“おぞましい仕打ち”をしてきたからだ。 彼は悪魔だわ! そう思い、怪しげなおまじないで身を守ろうとする毎日。 けれど、彼の策略にまんまとはまり、結婚することに! 恐怖に怯えるリズベスだったが、彼は素敵な笑顔を向けてくる。 そして迎えた初夜、淫らなキスと巧みな愛撫で蕩かされていくリズベス。 しかしその後、あの“おぞましい仕打ち”が待っていて──!? 完璧な貴公子×ひきこもり令嬢、一途で過保護な独占愛!
  • 蜘蛛の見る夢
    4.4
    お前を殺して、俺も死のうか。 目覚めると見知らぬ洋館にいた尚子。 そこへ、女物の着物を着た美しい青年・皓紀が現れる。 彼は巨大企業の御曹司で、尚子の主人であるらしい。 さらに、尚子はバルコニーからの転落事故により、1年間昏睡状態だったのだという。 記憶と違う現実に混乱しつつも皓紀に仕える尚子。 彼の尋常でない仕打ちと館の異様な空気に、尚子の精神は蝕まれ搦め捕られてゆく。 彼の狂った愛に身体をも征服される日々の中、尚子はやがて1年前の真実を思い出し――。

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