恋が僕を壊しても

栢野すばる / 鈴ノ助

――君のためなら、命も誇りもすべてを捨てる。

悪神の呪いと恐れられる致死率の高い疫病――リゴウ熱。
その治療剤の製造者であるイナは、森の奥で王太子リィギスと出会う。
過酷な環境で育てられたイナと、
生来の容姿ゆえに『呪いの王子』と忌避されているリィギス。
孤独な二人は惹かれあい、儚い逢瀬で恋を育んでいく。
「可愛い、全部可愛い、僕のイナ……」
誠実で優しいリィギスに甘く情熱的に抱かれ、
深い愛と快楽に溺れていくイナ。
けれど彼女には、リィギスには言えない残酷な秘密があって……!?

清廉潔白な“呪いの王子”×死期が迫る少女、絶望で歪んだ純愛の行方は……？


【目次】
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
エピローグ
あとがき

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: イースト・プレス
• 掲載誌・レーベル: ソーニャ文庫
• 電子版発売日: 2019年09月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[匿名 · ★★★★★]

リゴウ達のエピソードが切ない

主役二人もだが、リゴウ達のエピソードがより切なかった。何百年も側にいるのに見えない感じられないなんて、リゴウが望んだからと自殺もできず、ずっと一人きりで生きているなんて切ない。

[:( ;´꒳`;) · ★★★★☆]

まあまあ

青が不吉とされる国で生まれた王太子と、神殿に被検体にされた少女の話
少女が20歳まで生きられないってしって絶望した王太子が壊れるところが良かった。少女が息吹き返して秒で軌道修正されるけど笑
壊れた美青年が好きな人は好き。あとヤンデレ好きな人も好きだと思う
パンチにはかけた作品かな。全体的に暗い。私は好き

[ころころ · ★★★★★]

歪んだ愛は美しい

作家さん買いですが、こんなにもソーニャ文庫のコピーが似合う作品ってあるかなと思うような中盤でした。

怖かったわーリィギスの壊れぶりが。

バルシャとロロが私の最推しですが、主人公カップルも大変よかったです。
イナが幸せになれて本当によかった…！
ていうか出産できて本当によかった！
医学すげーな！と思いつつ読みました。

とにかくロロがかわいかった。うちの愛犬にもぜひめっちゃ長生きしてほしいです。

＃泣ける ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[S · ★★☆☆☆]

ファンタジー

ファンタジーが苦手な方には向かない話だと思います。
リゴウ熱なる呪いのような疫病とか、異能のものとか世界観に最後まではまれなくて、かなり飛ばし読みしてしまいました。