田舎町で慎ましく暮らすオリヴィアの前に
突然現れた、元婚約者ブラッドフォード。
かつて彼がオリヴィアに近づいたのは、オリヴィアの父親に復讐するためだった。
「君は用済みだ」とオリヴィアの手を振り払った彼。
ショックを受けたオリヴィアはブラッドフォードの前から姿を消した。
それから3年――。
再会した彼はひどく憔悴して見えた。
困惑するオリヴィアだが、ブラッドフォードはオリヴィアと強引に結婚すると、
昼夜を問わず執拗に快楽を刻み込んできて……。
復讐に囚われた海運王×一途な娘、歪な結婚生活の行方は……!?
暗と明の対比
匿名 2020年08月02日
ヒーローとヒロインのお互いを思いながらも、本心を告げることができずに、愛ゆえに苦しみ、お互いを苦しめる様子が、切なくて、そして、めちゃくちゃもどかしかったです。
特にヒーローのヒロインに対する思いは歪んでしまっているとは言え、一途で、素敵でした。
愛情をベースにしていても、その表し方が違...続きを読む
この作者の作品は何点か読んでいて、他のレーベルのものも読了してますが中でもソーニャさんでの作品は秀逸だと思います。すこぶる歪んでいて、それでいて泣けてくる。ヒーローの執着もヒロインの健気さもすれ違いも含め良作だと思います。