あらすじ
田舎町で慎ましく暮らすオリヴィアの前に
突然現れた、元婚約者ブラッドフォード。
かつて彼がオリヴィアに近づいたのは、オリヴィアの父親に復讐するためだった。
「君は用済みだ」とオリヴィアの手を振り払った彼。
ショックを受けたオリヴィアはブラッドフォードの前から姿を消した。
それから3年――。
再会した彼はひどく憔悴して見えた。
困惑するオリヴィアだが、ブラッドフォードはオリヴィアと強引に結婚すると、
昼夜を問わず執拗に快楽を刻み込んできて……。
復讐に囚われた海運王×一途な娘、歪な結婚生活の行方は……!?
感情タグBEST3
結構好きです。
ヒーローの執着が歪んでます。
仕草は優しいくせに、酷い言葉ばかりを投げつける。
まぁ、過去の事情があるから簡単に自分の心に素直になることは出来ないだろうけど。
侍女が頑張ってくれたおかげで2人の距離が近づいて、やっと、ってところでヒロインの怪我。
ちょっとベタ展開な気もしますが、個人的にはヒーローがヒロインのために泣くのは好きなので良しです。
匿名
暗と明の対比
ヒーローとヒロインのお互いを思いながらも、本心を告げることができずに、愛ゆえに苦しみ、お互いを苦しめる様子が、切なくて、そして、めちゃくちゃもどかしかったです。
特にヒーローのヒロインに対する思いは歪んでしまっているとは言え、一途で、素敵でした。
愛情をベースにしていても、その表し方が違う暗と明の対比に思わず唸ってしまいました。好きな作家さんで、何冊か読みましたが、この作品も素晴らしかったです。
秀逸
この作者の作品は何点か読んでいて、他のレーベルのものも読了してますが中でもソーニャさんでの作品は秀逸だと思います。すこぶる歪んでいて、それでいて泣けてくる。ヒーローの執着もヒロインの健気さもすれ違いも含め良作だと思います。
紙書籍
評価が高いので期待しすぎたのか、普通でした。
前半、良かったです。
幸せだった頃の思い出と、現在との対比が、涙を誘います。
2人で別荘地へ行くきっかけがなんとも微妙。
その辺りから、だんだん退屈に…
Rシーンもお腹いっぱい。
お話の流れ的に、あの回数は有りですが、一つ一つが長すぎて眠いw
たまには仄めかして、さっさと次の展開へ進めてもよかったのでは。
でも、TLだからなぁ。
ラスト、幸せそうですが、実は共依存、という落ちは良かったです。