「覚える」と「わかる」 ──知の仕組みとその可能性

「覚える」と「わかる」 ──知の仕組みとその可能性

770円 (税込)

3pt

3.8

「理解する」とはどういうことか? 空気を読む際、私たちの頭と感覚は何をどう察知しているのか? 丸暗記、身体で覚える、まねるといった学習の基本から直観、批判的思考、知の可能性までを探っていく。

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「覚える」と「わかる」 ──知の仕組みとその可能性 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    非常に勉強になる一冊だった。
    人間がどうやって学んでいくのか、知識を得られるのかが詳細に説明されている。
    また、人間の脳の進化を利用した研究によって、AIの進歩など驚愕の可能性が示されていて、興味深い内容だった。
    覚えること、わかることに対する自分の捉え方が変わった気がします。

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    Posted by ブクログ 2023年07月09日

    人間の知能について考察が、いろんな視点から展開される.気になったフレーズを書き留めておく.(p83) 直観は候補の絞り込みを行うことによって、私たちの物事の理解におおいに貢献するのである.(p143) 理性の適切な情動に裏打ちされてはじめて、証拠や推論はきちんと吟味されるのである.第5章の「機会がひ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月12日

    哲学的な知の考察。人間の心の働きや知の仕組みなどが、心理学とは異なる用語で表現されている。「知ると分かる」「科学技術の善用と悪用」「正しく恐れる」などについての記述が面白かった。特に「知的徳」については、これを獲得していくために人は学ぶ必要があるのだなと感じた。徳を高めていきたい。

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    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    信原幸弘『「覚える」と「わかる」 知の仕組みとその可能性』。気になってたので読んでみた。3章くらいまではなるほどの嵐でおもしろかった。4章の徳のことや5章のこれからの心のことは「初歩的な(プリマー)」レーベルなので浅め。ただそれでも、4章や5章の導入部で述べられる「現状の心はどんな感じか」という記述...続きを読む

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