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「国会議員や芸能人はゴムのマスクをかぶったゴム人間ばかり」「トランプ大統領率いる光の銀河連合が闇の政府と戦っている」etc.こんなトンデモ話、いったい誰が信じるのか。普通の人ならそう考えるが、SNS上では想像を超えるほど多くの人々が妄説を発信し続けている。かつての怪しげな新興宗教と違い、実体を伴わないからこそ恐ろしい、ネット世界のデマ、陰謀論、カルトの脅威を徹底分析。
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Posted by ブクログ
スマホ教の危険性や特徴が客観的に書かれていた。 今の時代、インターネットの危険性や使用する際の心得みたいな授業があるらしい。私たちの時代にはもちろんそんな授業はなかった。 リアルな世界で築けなかった関係がネットの世界では簡単に形成されてしまう。 ネットは便利だけど、あくまでも手段にとどめて リアルな...続きを読む世界での自分を充実させることが重要だと思った。
本書で大切なことは、陰謀論者でもその他でも、 「最初はだれもが同じ人間だった」という点。 そんな人間が、「おや?」という 違和感を持つ存在になるに至る道筋がりそう。 机上で考えるだけになってしまい、 現実の中で行動しながら思考しないことへの自省。 確証バイアスや人の情報処理の特性など。 誰もがもつこ...続きを読むれらの認知面の自覚が大切ではないかと思う。 行動しない、 つまり差し迫った現実と向き合わずにいると、 答えのない問題に捉われすぎる。 人は答えを見つけたがる生き物だから、 この答えをネット空間の中に見出そうとする。 そうしたら、 スピリチュアルや陰謀論などの 「物語」と出会ってしまう。 点と点がつながった「物語」を発見すると、 人は高揚感を覚える。 そうすると、現実社会の人との壁が生じ、 より同質な仲間が集う場所への依存を高める。 これが、スマホによって加速されるのが現代。 ゆえにスマホ教。 自分は映画の解釈などが好きだが、 もしかしたらこれも、 陰謀論的な思考パターンと同じなのかもしれない。 聞いていれば納得する論理展開がなされる 様々な映画評論だが、 その前提となるもの(公理)は、 はたして正しいものだろうか。 なんとなく違和感を覚える解釈も多数あるのだが、 この違和感を冷静に読み解き、 ゆがんだ物語性に捉われないようにしていきたい。 面白い解釈を絶対視せずに、 「そういうこともありうる」 と自覚しておくことが大切なのかもしれない。 だからこそ、まだバランスがとれているうちに、 自分の解釈などを言語化し、 様々な立場の人に見ていただくことが必要だと思う。 時にぶつかることもあるかもしれないけど。 恥ずかしい思いをすることもあるかもしれないけど。
んー、スマホ教なのもわかるけど、宗教との結びつきはちょっと極論というか結びつける点が甘いように感じたかな。
スマホとスピリチュアルの本。 スマホが普及し、SNS が一般化して誰でもつながることができるようになった。 ただし、その弊害としてフェイク情報やデマ、個人批判などが蔓延し、人生に悪影響を及ぼすような事例も発生している。 米大統領選挙でのQアノンの存在、安倍元首相暗殺、オウム真理教などの例を考察しな...続きを読むがら、著者が命名した「スマホ教」について考察する。 スマホが社会に与える影響は大きくて、それがないと生活できない人もいる。人との繋がりもSNS頼みで、その中には思想的なサイトがあり、自分の思想を裏付ける情報にだけ依存して、反論を受け付けないスマホ教信者が増えてきた。これは社会にとって厄介な存在で、そうならないためにはどうすべきかを説く。 デマ・陰謀論・カルトは、今に始まったことではないが、SNSの普及で拡散するスピードが速くなっている。自分の思考の傾向を認識し、溢れる情報に対して真偽を判断する知識や感覚が必要だと思う。
この著者の本は、今回が2冊目。 タイトルがずばり内容を示しており、共通するキーワードとして「スマホ教」の存在が出てくる。オウムなども引き合いに出しつつ、そういった勧誘する組織とスマホ教の違いを出して説明することで、増加するスマホ教についての理解も深まったと思う。 特に、寂しさから入ってしまうという...続きを読む流れはなかな根が深く、簡単には解決できないなと感じた。
まずまず。 スマホ、ネット社会になり、今までの常識が通用しなくなっている。他人ごとではないと危機感を持った。 平和で、安定している現在の日本では、人生の目標が分かりにくく、生きにくいのは納得。 どうして対策をとったらいいかはわからない。特に、知人がスマホ教に入ってしまった場合、有効な対策はないように...続きを読む思える。
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デマ・陰謀論・カルト―スマホ教という宗教―(新潮新書)
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物江潤
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