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「すべて中韓の陰謀だ」「いや諸悪の根源は現政権だ」――無知に気付かず、自らの正義を疑わず、対話を拒否し、ひたすら他者を攻撃する。ネット上で日常的な光景となった罵り合いの主役が、ネトウヨとパヨクだ。時に世論をも動かす彼らの影響は、今や中高生にまで及びつつある。眩暈(めまい)のするようなおかしな論理や、無尽蔵のエネルギーはどこから生まれるのか。行動原理や心理を読み解き、建設的な議論への道を探る。
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Posted by ブクログ
「ネトウヨ」「パヨク」と呼ばれる彼らのSNS上での大立ち回りに辟易してしまい何か良い心の持って行き方の手立てはないかとこちらを読み始めました。著者のフィールドワークに基づいた考察が豊富で素直に読み進める事ができました。沢山の例が出てきますが結局は「対話のできない人」は放っておくのが良いのかな、という...続きを読むのが感想です。 自分は「ユーモアと素敵なレトリック」で議論できるよう努めたいと思いました。
友人から虎ノ門ニュースを勧められて以来、彼らのマインドがどうにも受け入れがたく、そういった気持ちをネットで書いてみると「パヨク」認定されることがあって、自分は何者なのかと思い読んでみた。 本書に書かれてある通り、私に対して「パヨク」認定してきた人たちは対話不能だと感じた。ネトウヨにとって相手を「パ...続きを読むヨク」と罵ることは何よりの攻撃あり防御であり、これは逆もしかりなのだろう。そこにはなんの論理もなく、むしろ小学生が言い合いになって相手を「バーカ」と罵る状況によく似ている。 現実ではあまり「ネトウヨ」も「パヨク」も聞かず、しかしネット内ではこの言葉は頻繁に見られる。それも感情的なシチュエーションで使われる。 対話が重要だとは思いつつ、ネットの中での対話は難しく、現実世界で「ネトウヨ」「パヨク」と使う人間が私の周りでは皆無だ。そもそも「ネトウヨ」も「パヨク」も互いにそれが良くない言葉だとわかっているので現実で使わないのだろうから、正体がつかめない以上、その溝を埋めていくのは難しいように思われる。
ネトウヨとパヨクを分析、深堀したものではない。 ネトウヨとパヨクを対話のできない人として定義 対話ができないとはどういうことか を論じた本。 論理的な対話は トウールミンの議論モデル ①事実②理由付け(論拠)③主張 から成り立つ。 結論ありきの議論は理由付けがきちんとされていないので、対話にな...続きを読むらない。 本人が正義と思っていることで人の意見を聞かないことがある。 対話とは他の意見をロジカルに聞き、自分の主張もあくまで仮定といして、建設的に意見をアップデイトしていくこと。 結論を言い争い、人のロジックを聞かないことは対話になっていない。 ネットだけではなく、実社会の会社の打ち合わせなども、意外と対話になっていないのではないだろうか。 また、極端な主張でも、ネットに居場所ができて島世界を作れる現状を説明。 Twitterのように短い言葉で断言するSNSは、ロジックの組み立てではなく、断言と感情的な共感から成り立つから、ロジカルな対話のようなものは必要とせず、世界を作れる。
主にネット上で「ネトウヨ」「パヨク」と呼ばれている対話不能な人々に対するフィールドワークと社会学的分析の著述です。 個人的に印象に残った部分は、彼らの言論が若年層(中高生)に悪影響を及ぼす危険性を指摘しているところです。 正直に言うと、学校教育ではその性質上、それに十分に対応することが難しいと感じま...続きを読むしたが、やはりcritical thinkingを普段からあらゆる場面で実践することが大切であると考えます。 「自分の主張は本当に正しいのか」 「その意見の根拠は十分であるか」 「なぜそのように言えるのか」 私も自戒することを忘れずに生徒たちと接していこうと思います。
ネトウヨとパヨクは議論できない人々であることがよくわかった。帯にある通りなんだ。 ネトウヨやパヨクはどこにでもいる。ゲームの世界にも沢山いる。
ネットを見ていると嫌でも?耳に飛び込んでくるネトウヨ、パヨク。それらについて触れた本というのがまず新鮮だった。中身を読んでいても分かるな・・・と思うことが多い。医療の世界などでも話の通じない人というのは見かけるが、そういう人達と重なってくるように感じた。 そして、著者が自分のやっている塾で聞いている...続きを読む話というのが、凄くリアル。何の疑いもなく偏見を持って大人になるというのはかなり怖いし、下手すると今以上にリスクコミュニケーションが難しくなるかもしれない。
ネトウヨであろうとパヨクであろうと一番いけないのはそれのみに固持する思考だと思われるがどうか。 ある一人の人物がおりネトウヨから持ち上げられパヨクからは攻撃される、またその逆でもよいが、その考え方は一つであり立場が違えば変化するという認識を持てないのが一番腹がたつ。 人は常に右に左にぶれな...続きを読むがら生活している。それに合わせて皆が右や左にぶれながら生活するのが一番まっとうな世の中だと思うのだが、今のこの時代それを表に出すことができない何故なのだろう。 その答えがこの本の中に存在した。
「ネトウヨ」はネット右翼、「パヨク」とはその反対の立場の人を批判的にとらえた表現です──本書の2ページ目にこう書かれている。ネトウヨはともかく、パヨクの語源がわからない。ググると、某電脳アイドルが引っかかってきた。く、くだらん! まあ、どちらも概念はわかった。そして本書はこの「対話のできない相手」と...続きを読むいかに議論するかという内容だった。①事実→②論拠→③主張という議論のルールは覚えておこうと思った。
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ネトウヨとパヨク(新潮新書)
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物江潤
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