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知勇にすぐれる戸次道雪の娘誾千代と縁づいたことで、立花宗茂の「戦国九州三国志」が始まった――。大友家臣としての島津家との死闘、豊臣秀吉政権下での朝鮮従軍を経て、関ヶ原へ。誾千代との葛藤の中で奮闘し、天下人に「剛勇鎮西一」と恐れられた稀代の猛将の懊悩を精緻に描いた、第十六回中山義秀文学賞受賞作。 【目次】 第一章 鳳雛の籠 第二章 名門の盾 第三章 生の攻防 第四章 新しき枠 第五章 異国の風 第六章 天下騒擾 終 章 失地回復 新装版あとがき 解説 末國善己
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Posted by ブクログ
戦国武将の中では上位の人物。最後の関ヶ原から柳川復帰までが駆け足なのは残念。それまでは良かった。苦労人。
ゲームなどでも人気の戦国武将、立花宗茂の本ということもあり読みやすかったです。 テンポも良く、一気に読むことができるので歴史小説をあまり読んだことない方でも読みやすいと思います。 ひとつだけ気になったのが宗茂の妻・誾千代の扱いですね。 なんだか世間知らずで感じの悪い嫁という印象しか受けない描かれ方...続きを読むだなーと。 私の中では本田小松ばりの女傑ってイメージだったのですが、、 結構な頻度で登場するのですが、こんな扱いをするならあまり出してほしくなかったですね。
誾千代を道化に描く作品、少しはリスペクトして 欲しかったけど、気位だけの女城主に描かれてた 主人公立花宗茂の心情を細かに書いていて読み応 えあるものの、朝鮮の役での短慮な様子だけ納得 がいかない(´・ω・`) 十年前の作品を文庫化に合わせて歴史事実の発見 部分を修正して出したとあとがきにあるけれども...続きを読む 関ヶ原の戦いはアタクシの思っている歴史事実よ りも十年古い内容w
西国無双と呼ばれた人物なため、順風満帆な話かと思って読み始めたが、婿養子故の家中での孤独感なども描かれており、とても波瀾万丈な人生だったのだなと感じ、とても話に引き込まれた。
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新装版 孤闘 立花宗茂
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上田秀人
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