塩田武士の作品一覧
「塩田武士」の「踊りつかれて」「罪の声」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「塩田武士」の「踊りつかれて」「罪の声」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
圧巻…
この言葉以上にこの作品に見合う言葉が見つからない。
素晴らしかった。
30年前に起きた2児同時誘拐の真実を新聞記者・門田が追う中、その関係者の目線からも物語進んでいく。
すでに時効が成立している事件の糸口は『絵』である。
事件被害者の少年が写実画家として話題になったことから、事件は小さいながら進展していく。
そしてその先に、とある写実画家の存在が浮かび上がる。
あぁ、何を語ってもネタバレになってしまいそうで怖い。でもこれらを語ったところで、事件の真実の予想など全ては出来るまい。
それほど深く重厚なストーリーなのである。
それに何度涙を流したことか。
犯罪の果てに得
Posted by ブクログ
ミステリー小説だと思って読み始めると、どうしても登場人物の名前を覚えなきゃという気になってしまいますが、本書は不要でした。序盤から登場人物が多くて萎えそうでしたが、刑事の名前は重要じゃありません。事件の流れがわかれば大丈夫な構成になっています。
塩田さんの作品は、描写が細かく情景が思い浮かべやすいのですが、自分が疎い分野の美術にまつわる話ということもあって、知らない世界を知れ、より厚みを感じました。圧巻!と書かれている方がいらっしゃいましたが、そのとおり。見事でした。
いつもは通勤読書ですが、読書時間をとって読めたのが幸いでした。出てくる土地や美術館にも行ってみたいです。
Posted by ブクログ
また最高の作品に出会ってしまった。この小説を書いた作者の熱量に何度も唸った。入念な取材と下調べに捧げた時間は途方もないものだったはず。
こんなに知識欲を満たしながら愛や倫理観も考えられるところが贅沢だった。
この小説は主人公が複数人いる。そしてほとんどが魅力的だ。特に私は門田と貴彦が好きで、不器用だけど仕事に真面目なところに惹かれる。
ネットの普及で実態が不明確なものが取り上げられる時代に、事実を追い求める門田と写実を作品にしようとする貴彦。最終的にたどり着いた両者の落とし所が綺麗だった。
序盤は神奈川県の地名や警察の専門用語が頻繁に使われて難解に感じる部分もあったが、絶対に最後まで読んで