作品一覧

  • 起点

    起点

    小説・文芸

    3.9
    1巻550円 (税込)
    『罪の声』『存在のすべてを』――エンタメの最前線を走る著者の出発点。 笑いと涙と秘めたる思いがつまった、すべて単行本未収録の文庫オリジナル! 彼らが自分よりうんと大人であることを思い知った――「小さい上司」 人生の天秤は必ず未来へ傾く――「鈍い火」 でも私は未だ、仮縫いの分際なのだ――「仮縫い」 もの書き目指すんやったら、常に人の胸の内に答えを求めろ――「起点」 いつでも、ここから、名著に会える この面白さで550円! STORY IN POCKET
  • 存在のすべてを

    存在のすべてを

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,089円 (税込)
    平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。 当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。 未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。 そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。 第9回渡辺淳一文学賞受賞、2024年度本屋大賞第3位、 「本の雑誌」が選ぶ2023年度ベスト10第1位! 質感なき時代に「実」を見つめる著者渾身の長編小説が遂に文庫化。2027年映画化決定!!
  • 崩壊

    崩壊

    小説・文芸

    3.3
    1巻950円 (税込)
    関西のある地方都市で、ダークな一面も持つ人間と噂される市議会議長が殺害された。所轄のベテラン刑事・本宮宣親は県警捜査一課の若手・平原優子とともに容疑者の手がかりを求め、聞き込みを行う。恨みによる犯行なのか、それとも汚職にまつわる暴力団絡みの事件なのか。捜査が進むなか、本宮は図らずも自身が封印してきた過去と向き合うことになる。「真実」が明らかにされたとき、人は本当に救われるのか――「正義」について問いただす、社会派小説。
  • 踊りつかれて

    踊りつかれて

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,400円 (税込)
    誰かが死ななきゃ分かんないの? 首相暗殺テロが相次いだあの頃、インターネット上にももう一つの爆弾が落とされていた。ブログに突如書き込まれた【宣戦布告】。そこでは、SNSで誹謗中傷をくり返す人々の名前や年齢、住所、職場、学校……あらゆる個人情報が晒された。 ひっそりと、音を立てずに爆発したその爆弾は時を経るごとに威力を増し、やがて83人の人生を次々と壊していった。 言葉が異次元の暴力になるこの時代。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷にあったお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。ほんの少し時を遡れば、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。 彼らを追いつめたもの、それは――。
  • 朱色の化身

    朱色の化身

    小説・文芸

    3.6
    1巻891円 (税込)
    80万部突破『罪の声』を超える圧巻のリアリズム小説! 「聞きたい、彼女の声を」 「知られてはいけない、あの罪を」 ライターの大路亨は、ガンを患う元新聞記者の父から、 辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。 一世を風靡したゲームの開発者として知られた珠緒だったが、突如姿を消していた。 珠緒の元夫や大学の学友、銀行時代の同僚等を通じて取材を重ねる亨は、 彼女の人生に昭和三十一年に起きた福井の大火が大きな影響を及ぼしていることに気づく。 「実在」する情報をもとに丹念に紡いだ社会派ミステリーの到達点。
  • 歪んだ波紋

    歪んだ波紋

    小説・文芸

    3.7
    1巻858円 (税込)
    ニュースという名の「悪意」――。 累計75万部突破『罪の声』の著者、真骨頂の報道小説! 地方紙記者の沢村は、調査報道チームのデスクから一枚の写真を見せられる。 同僚記者が、ひき逃げ事件の犯行車両とスクープしたものだ。 「この車、遺族宅にあるらしい」。 沢村は取材へ急行する。 犯人は家族なのか――(「黒い依頼」)。 「誤報」を通じて現代社会の虚と実に迫る、著者会心の傑作。 NHKドラマ原作 吉川英治文学新人賞受賞作 解説 武田砂鉄(ライター)
  • 【無料お試し版】『デルタの羊』試し読み&雑誌ダ・ヴィンチ<『デルタの羊』刊行記念特別企画>記事付(著者インタビュー/特別対談 作家・塩田武士×声優・速水奨/アニメ関係者の声!)
    無料あり

    【無料お試し版】『デルタの羊』試し読み&雑誌ダ・ヴィンチ<『デルタの羊』刊行記念特別企画>記事付(著者インタビュー/特別対談 作家・塩田武士×声優・速水奨/アニメ関係者の声!)

    小説・文芸

    5.0
    1巻0円 (税込)
    製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”! 「俺たちはあまりに善人だ」 「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」 アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。 しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。 一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。 アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する! ※本電子書籍は『デルタの羊』の第二章までと「ダ・ヴィンチ 2020年12月号」の特集記事を合本にしたものです。
  • 氷の仮面

    氷の仮面

    小説・文芸

    4.3
    1巻924円 (税込)
    「ずっと、好きでした」 泣いて、隠して、あきらめて。それでも女の子になりたかった――。 『罪の声』の著者がたどりついた「本当に人を愛する」ということ。感動の傑作長編。 ******* 「えっ、真壁君、ほんまにするの?」 「目つむれ」 「へっ? あかん、あかん」 後ずさった翔太郎の肩を真壁君が両手でがっしりとつかんだ。 「深呼吸しろ」  言われるがままに大きく息を吸って、長く吐いた。その間、お互い顔を見られなかった。(本文p111-112より) ******* 小学四年の春、同じクラスになった真壁君の顔を見たとき、翔太郎は恋のきらめきと痛みを知った。小さな希望すらも打ち砕かれる人生。仮面の下、ずっと女の子になりたかった――。終章、二十四年後の春に明かされる優しく美しい秘密とは。生きてゆくことの切なさに共感せずにはいられない感動の青春恋愛小説。
  • デルタの羊

    デルタの羊

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”! 「俺たちはあまりに善人だ」 「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」 アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。 しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。 一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。 アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する!
  • 騙し絵の牙

    騙し絵の牙

    小説・文芸

    4.0
    1巻792円 (税込)
    ■累計発行部数17万部突破! ■豪華キャストで2020年6月映画公開! 監督:吉田大八 キャスト:大泉洋、松岡茉優、佐藤浩市ほか ■2018年本屋大賞ランクイン。前代未聞の小説が文庫化。文庫解説は大泉洋。 『罪の声』の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公に「あてがき」。 圧倒されるほどリアルな筆致で出版界の<光と闇>を描く!&「速水=大泉洋」が表紙&扉ページの写真を飾る! 主人公は出版大手の「薫風社」で、カルチャー誌「トリニティ」の編集長を務める速水輝也。 中間管理職でもある40代半ばの彼は、周囲の緊張をほぐす笑顔とユーモア、コミュニケーション能力の持ち主で、同期いわく「天性の人たらし」だ。 ある夜、きな臭い上司・相沢から廃刊の可能性を突きつけられ、黒字化のための新企画を探る。 大物作家の大型連載、映像化、奇抜な企業タイアップ。雑誌と小説を守るべく、アイデアと交渉術で奔走する一方、 巻き込まれていく社内政争、部下の不仲と同期の不穏な動き、妻子と開きつつある距離……。 交錯する画策、邪推、疑惑。 次々に降りかかる試練に翻弄されながらも、それでも速水はひょうひょうとした「笑顔」をみせる。 しかしそれはどこまでが演技で、どこからが素顔なのか?  やがて、図地反転のサプライズが発動する。 出版業界の現状と未来を限りなくリアルに描いた群像小説は、ラストに牙を剥く! 出版界の未来に新たな可能性を投じる「企画」で、各メディアで話題沸騰!  吉田大八監督で2020年6月映画公開。
  • 罪の声

    罪の声

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。「これは、自分の声だ」――京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品からカセットテープとノートを見つける。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。
  • 盤上に散る

    盤上に散る

    小説・文芸

    3.6
    1巻770円 (税込)
    唯一の家族だった母を亡くした明日香は、遺品の中から一通の出されなかった手紙を見つける。宛名は「林鋭生様」。それが将棋の真剣師の名だと知り、明日香は林を捜すことに。ある対局の後、忽然と姿を消したという男と、母との関係は。昭和を生きた男女の切なさと強さを描いた傑作長編。
  • 拳に聞け!

    拳に聞け!

    小説・文芸

    3.9
    1巻660円 (税込)
    芸人になることを諦めた池上省吾は、便利屋でアルバイトをしていた。ある日、古びたボクシングジムの前で佇む女性を見かける。聞くと、ジムに立ち退きを迫っているらしい。一枚かんで金儲けをしようとジムに通うようになる省吾だが、そこでひとりの若いボクサーと出会い、ボクシングに魅力を感じ始める。やがて省吾自身の中であることが……。『罪の声』の著者が、綿密な取材を重ねて描いた意欲作。息を詰めるボクシングシーンや人物の深い心理描写はまさに圧巻!
  • 罪の声 昭和最大の未解決事件(1)
    完結

    罪の声 昭和最大の未解決事件

    少年・青年マンガ

    4.4
    全3巻792円 (税込)
    京都でテーラーを営む曽根俊也。ある日、彼は父の遺品の中から黒革の手帳、そしてカセットテープを発見する。手帳には英文がびっしりと書かれており、さらに「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報が。そしてテープに入っていた幼い子供の声は、31年前に起きた【ギンガ・萬堂事件】で脅迫に使われた録音テープの音声と全く同じだった。――「これは僕の声だ」。 実際に起きた未解決事件に迫るミステリー大作!!
  • 雪の香り

    雪の香り

    小説・文芸

    3.7
    1巻896円 (税込)
    話題作『罪の声』著者による傑作純愛ミステリー 学生時代、冬の日に出会った恋人・雪乃。 12年前に姿を消した彼女を、いま警察が追っている。 新聞記者になった私は密かに調査を開始した。 彼女は何をしたのか。 京都の四季を背景に描かれる若き日の恋と、隠された秘密をめぐる現在の日々。 純愛ミステリーの傑作登場! 解説 ザ・ギース 尾関高文
  • ともにがんばりましょう

    ともにがんばりましょう

    小説・文芸

    3.8
    1巻814円 (税込)
    グリコ森永事件の闇を描いた『罪の声』で大ブレイクの塩田武士が、新聞社を退職して書いた渾身の長編。舞台は新聞社の労働組合。「組合」ってなに?状態の主人公・武井涼は執行委員を押しつけられ、上方新聞労働組合の「七人の侍」と出会った――。仕事とは何か? 誰のため、何のためにはたらくのか? すべてのはたらく人たちへ、勇気を届ける傑作長編!
  • 崩壊

    崩壊

    小説・文芸

    3.6
    1巻770円 (税込)
    雨の夜、市議会議長が殺害された。波山署の本宮は県警捜査一課の若手・平原優子と組み捜査にあたるが、意外な容疑者が浮かび上がる。その影を追ううち、本宮たちは一人の青年の心の闇に出会う――。80年代のバブル経済に呑み込まれた男女と、それを見つめた彼らの子どもたち。ある家族の崩壊と殺人事件を通して、時代を生きる人間を鋭く描き出す、傑作刑事小説。
  • 女神のタクト

    女神のタクト

    小説・文芸

    3.9
    1巻792円 (税込)
    恋も職も失い、傷心旅行で神戸に流れ着いた矢吹明菜、三〇歳。偶然出会ったi-podを器用に操る老人に託されたのは、瀕死のオーケストラの立て直しだった。濃すぎるメンバーとMっ気満点の気弱なマエストロを束ね、凶暴でがむしゃらな"女神"の崖っぷちの挑戦がはじまる。読んだ人すべてに幸福が降り注ぐ笑いと感動の音楽物語。
  • 盤上のアルファ

    盤上のアルファ

    小説・文芸

    3.8
    1巻770円 (税込)
    「おまえは嫌われてる」。神戸新報県警担当記者・秋葉隼介は、たった一言で文化部に左遷され、将棋担当を命じられる。そんな秋葉の家に、突然転がり込んだのは、やけ酒の席で大喧嘩をした同い年の不遜な男・真田信繁だった。背水の陣でプロ棋士を志す男が巻き起こす熱い感動の物語。小説現代長編新人賞受賞作

ユーザーレビュー

  • 存在のすべてを

    Posted by ブクログ

    2児同時誘拐事件の時効後に新聞記者が真相を再調査するお話


    1991年に神奈川県で発生した2児同時誘拐
    子供の一人は保護され、一人は連れ去られたまま
    しかし、その子は3年後に祖父母の家に戻ってきた

    結局、犯人は確保できずに事件は時効を迎えた
    新人の時に事件に携わった新聞記者の門田は、過去の精算のために事件の振り返りのために調査を始める

    祖父母の家に突然現れた内藤亮は、礼儀や言葉遣いなどがしっかりしていて、絵が相当に上手くなっていた
    空白の3年間に彼はどのように過ごしていたのか?
    被害者である彼が真相を語らないのはなぜか?
    事件を調べていくうちに、とあるの画家の存在が見え隠れしてくる



    「罪の声」を読んだことがあるので、冒頭の誘拐事件で嫌な予感がして若干の警戒心を持ちつつ読んだ
    でも、読後感が全く違う
    これは家族愛の物語


    画家という存在、特に写実という分野の解像度がちょっと上がる


    「芸術は完成しない、そこに諦めがあるだけだ」(ゲーテ)
    特に写実の分野ならそれは顕著かもしれない
    売り絵でないのであれば、いくらでも描き足す事ができる
    でも、売るためにサインを入れるというシーンがちょっと切ない

    画壇という分野のグロテスクさ
    芸術は権威からの承認が必要だけれども
    ここまであからさまなものなのか?

    まぁ、書道の業界でも似たような話を聞いたし
    どこの分野でも派閥や権威からの承認というのは一緒なのかもね

    「写実」が芸術の分野として今も尚存在している意味
    写真の普及と共に廃れたと思っていたけれど
    写真とは異なる部分もあるのですね
    写実は写真と違って特定の場所にピントを合わせる必要がない


    「みんなといっしょで、ずっとくらしたい」
    という叶わない願いが切ない

    生みの親より育ての親という言葉
    まさしく家族だったんだなと思う

    子を想って手放す事も親の愛

    瞳もネグレクトな母ではあるけど
    失って初めて大切さに気づいたのか、ハガキは大事に持ってるものね

    野本貴彦の行方がわからないのも
    定住すると兄がどこかから探り当ててやってくるからでは?
    亡くなっているという予測もできるけど、どこかで生きていて欲しい、生きていると思いたい


    門田の「私は人間を書きます」というセリフ
    結局、何を書いたのでしょうね?

    この小説を読んだ時の感想と同じように、愛が感じられる文章のような気がする

    ---------------------
    平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。
    当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。
    未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。
    そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。
    ---------------------

    0
    2026年10月28日
  • 存在のすべてを

    Posted by ブクログ

    存在とは?存在のすべてをなに?
    それが気になって最後まで夢中になって読んだ。
    これはミステリーと言うより切ない愛の物語だった。
    どうかどうか幸せな人生を歩んでいてくれますように、と祈りながら読んだ。
    読み終わってから来年映画化されることを知り、風景や絵画を見たいので映画も観たいな。

    0
    2026年10月28日
  • 存在のすべてを

    Posted by ブクログ

    「存在」の言葉が出てきたときに、揺さぶられた。

    読む前は、本の厚さにたじろぐ気持ちもあったけれど、事件が起き、さまざまな人が登場し
    それぞれに想いがあって。

    ページを進むほどに先がどうなるの、どんな展開が待っているのかと夢中になっていた。

    0
    2026年10月26日
  • 踊りつかれて

    Posted by ブクログ

    メインテーマである、匿名SNSの攻撃性や正義の名の下の断罪についても興味深く読めたが、もうひとつ、美月と瀬尾の不器用な親愛の行方が心に残った。才能に惹かれてはいるんだけど人間としても丸ごと愛情を持っているのに、伝えられない、伝えていない瀬尾。わかっているけど自分自身のことも見てほしかった美月。切なかった。

    0
    2026年10月25日
  • 存在のすべてを

    Posted by ブクログ

    前半こそやや難解でなかなか進まないものの、後半は真相が気になりページを捲る手が止まりませんでした。
    空白の3年間の真相に迫ったとき、思わずうるっとしてしまいます。
    この著者はいつも、すぐに手に入れられる信憑性のない都合のいい情報だけでなく、自分の目で見た確かなものを信じろというメッセージがあるような気がします。
    情報の先には、確かに実在する人がいるんだと、その存在をしっかりと見ろと。


    以下、本文よりー
    「これから世の中がもっと便利になって、楽ちんになる。そうすると、わざわざ行ったり触ったりしなくても、何でも自分の思い通りになると勘違いする人が増えると思うんだ。だからこそ「存在」が大事なんだ。世界から「存在」が失われていくとき、必ず写実の絵が求められる。それは絵の話だけじゃなくて、考え方、生き方の問題だから」

    0
    2026年10月19日

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